森のようちえん
北杜市に「森のようちえん」が立ち上がったとの情報を入手し、取材も兼ねて娘と参加してきました。
「森のようちえん」とは自然環境に触れながらの幼児教育。
一日のほとんどを屋外ですごし、特定の遊具やおもちゃではなく、自然の中から子供自ら遊びを見つけていきます。
大人が与えるのは「遊び方のヒント」。
でもある意味子ども達のほうが遊び上手かも。
北杜市の森のようちえん・ピッコロは、移住組のお母さんや保育士の先生によって立ち上げられました。
自然の多い八ヶ岳といえども意外と自然と触れ合う機会は少ないもの。
地元の親ですら、今の親は遊び方を知らないと批判を受ける時代ですが、こういうことに興味を持つのはやはり移住組です。
週3日、日替わりで3箇所の協力施設に集合、その近辺の森や田園を散策します。
火・・・オオムラサキセンター(長坂)
水・・・自然舎(須玉)
木・・・蔵屋グリーンズ(小淵沢)
今日は自然舎さんの日でした。
10時集合、簡単な自己紹介の後さっそく探検が始まります。
ガールスカウトのリーダーもつとめるボランティアさんが教えてくれる「遊び方のヒント」にしばし夢中。
←たんぽぽの茎をちぎって吹いて音を鳴らす
←たんぽぽおひなさま
←沢で自生クレソンを見つけ生でかじる
←「苦い・・・」微妙な顔。
森林整備ボランティアの人たちが残したほったて小屋を発見!
←ヒミツ基地だ。
縄を結んで電車ごっこ。ふかふかの枯れ草の山道をトコトコと走る。
とっておきの観察道具・多角むしめがね。
←カエルを入れてのぞいてみる。
娘は独り占めしたくて「MOOちゃんがみる!」と大騒ぎ。
かなりヒンシュクだった。「順番」ってそのうちわかってくれるかなあ。
「森のかみさま」に感謝のいのりをささげ、お弁当タイム。
←「あーっ!ありんこがのぼってきたよう!」
丸太に一列に並んで座って先生にご本を読んでもらいます。
初めての参加なので、親子ともちょっと緊張。
娘は終始私にべったりとくっついていました。
カッパツなくせに意外とインドア派の娘にとっては、杉の木の皮をむしったり、本を読んでもらっている時間が一番集中していたようです。
そういう一面ものぞけて、それはそれで発見。
強い日差しで疲れたので、遠回りして甲斐大泉駅の「パノラマの湯」につかって帰ってきました。