母の日のプレゼント
今日は母の日でした。
え?私が対象?ってまだ実感がないのですが、
保育園では母の日プレゼントの製作をさせてくれて、金曜日に持たせてくれています。
一生懸命作ったらしきMooですが、「今日、母の日なんだよねー」とニュースでそんな話題が出たときつぶやくと
「え?そうなの?」と、よくわかっていない様子。
なんで保育園でおかあさんにプレゼントを作ったのか不思議に思わなかったのでしょうか。
まだまだ日付・時間感覚が未発達で、のんびりしたもんです。
「サザエさん」でも今日は母の日ネタでした。
無欲なフネさんに、なにかプレゼントしたいと思いをめぐらすカツオとワカメ。
けなげにも波平さんに「こっそり聞き出して」と頼んでみたりするのですが、具体案はもらえず。
ふと、古い着物でもまだ着られると丁寧につくろうフネさんを見て
「新しい着物をプレゼントしよう!」と思い立ちます。
(フネさんは「いい着物は一生着られるんだよ」と言うのですが)
二人、町の呉服屋さんへ。
ショーウィンドウにあったステキな着物がおかあさんに似合いそうだと思うのですが
なんとお値段1,000,000円。(「えっと・・・ゼロがむっつ・・・!ひゃくまんえん!?」と仰天するワカメ。このあたりおにいちゃんより数字の読みが早いところは心憎い演出でした)
それでもあきらめずに呉服屋さんに「一番安い着物はありますか?」とたずねます。
(安っぽい着物なんかフネさんにあげちゃだめだよ!と思わずツッコミ入れたくなりましたが)
呉服屋さん、ニコニコしながら「はい、ありますよ」と10万円の仕立て上がりの着物を出してきてくれました。
子ども二人だけで専門の呉服屋に入ってきて、一番安くたって到底手がでるケタじゃないことはわかりそうなものだけど、ちゃんと一人前のお客として扱って商品を出してきてくれる。この呉服屋さんもいい人ですね。
しかたなくカツオとワカメはサザエに10万円貸してくれるよう頼みます。
が、「どうするの、そんな大金」とたしなめられたあげく、「お金を借りてまで高価な買い物をしても、かあさんはよろこばないと思うわよ」と諭されます。
サザエもこの二人をバカにするのではなく、ちゃんとわかるように説明してあげているところは、さすが。
結局広場に咲いていた野の花をいっぱい摘み、ブーケにしてあげました。
「こんなにたくさんの花束をもらったのは生まれて初めてだよ」と満面の笑みのフネさんでした。
いいお話です。
さて、Mooのプレゼントは。
母の似顔絵をティッシュボックスに貼り付けたレターラックです。
母の顔は丸くてぱっくり笑っていて、髪もセミロングで、確かに機嫌のいいときの私の顔に似ているかも。
メッセージは自分の好きな言葉を書いたということで、先生は特に文章例を出さなかったそうです。
他の子は「いつもありがとう」とか「おしごとがんばってね」とかそんな言葉があったそうですが
ウチの子は「おかあさんだいすき」。
これは最高の殺し文句ですね。