2008年2月13日
海岸寺・雪の石仏
北杜市須玉町津金。
旧佐久往還道の山道途中にある海岸寺。
石仏150体が静謐に並んだ空間が北杜24景のひとつに選ばれました。
今年の冬はここ最近ではめずらしく、雪がとけ切らないうちに次の雪が降ります。
先週の土曜日、雪景色の石仏郡を撮りにいってきました。
屋根をかけてもらって、横一列・数箇所に並んでいます。
個人的な好みでは、もう少しばらばらに並べてほしかった。
こうきれいに並べられると、せっかくの作品がただいっしょくたにされてしまっているようで。
宮城・川崎町の石んこたちみたいに、それぞれがいろんな方向を向いていれば、ひとつひとつをじっくり見ようという気になるのになぁ。
とはいえ、ふと心ひかれたこのお姿。
江戸後期・名石工守屋貞治作。
海岸寺に安置された150体の仏像の大半は守屋氏の作品だそうです。
上品な顔立ちは、200年近く経った現代のセンスにも通じます。
しかしこれは??誰の作ですかね。
屋根をつけてもらってないのが、かわいそうでもあるけど、でもかえってひょうきんさが増して。
↓ランキング応援してね。ひと押しで一票入ります。