おかみブログ
2009年2月15日

町のお肉屋さん

大正11年以来の、2月の夏日を観測したそうです。
標高850mの我が家周辺でも、日中上着がいらないほどの陽気。
「公園に行きたい」と言うMooに賛同し、
昼ごはんのあと、お散歩に出かけました。
地区の公園の遊具でひとしきり遊び、
またぶらぶらと田んぼの間の道を歩きます。
ついでに駅前のお肉屋さんに来ました。
白菜がたくさんあるし、今日は鍋にするか。
駅前の河西肉店さん。
食材は生協の個人宅配を利用しているので、ついついお肉も生協で頼んでしまうことが多いのですが
ここはやはりいいお肉を扱っています。
お勧めは青森産「けんこう豚」。
柔らかくて甘みがあって、香りもいい。
他にも野菜や乳製品、調味料、カンヅメ、レトルト食品などがあって、ちょっとしたスーパー並、とても重宝します。
今日のお店番はお父さん。(お店にはお父さん、婿さん、通いのおじさんが出ています)
店先でお話をするのも楽しいです。
Mooを連れてくのは久しぶりだったので「おお、もうこんなに(大きく)なっただけ)。」と声をかけてくれました。
「今日は鍋にしたいんですけど」
「おお、ほいじゃこのバラがいいわ。ちょうど今入ったとこだ。
やっぱり鍋はこれくらい脂がのってるのがいいよ」
と、横にいる仕入先担当らしき人に注文をつけながら、
前からある品ではなく、今入荷したばかりのバラ肉を勧めてくれました。
「脂身はおいしいけど、鍋に入れる前にさっと湯通しするといいよ。
健康のためにも。」とワンポイントアドバイス。
お金を払ってふと野菜コーナーに目をやると
丸々と大きくきれいな青森産ニンニクが。
ちょうどきれていたので、これも買い足し。
お父さんいわく
「このニンニクはおいしいよ。
これも今入ったほうを持ってきな。」
スーパーだと古いものから売るのが当たり前なのに対面販売はイシキが違う!
たった600円程度の買い物なのに、ほんと、キョウシュクです!
河西肉
このきれいなピンク色。
言われたとおり湯通ししてから、鍋で煮込みました。(写真は置いてみただけ)
「青森けんこう豚」のバラ肉は、湯通しするとアクだけぬけて、固くなることもなく、脂身の旨みだけが引き立ちます。
ふわふわとろけるような食感と甘みが口の中に広がりました。
買い物のとき、こういう思いをして買った食材は、ありがたみが増し
生き物の命をいただくことに、より感謝できる気がします。