おかみブログ
2008年5月4日

畑あそび始めました

念願だった、畑を借りることにしました。
畑なんぞ、人がやってるのを見て感心して、できた作物だけ「もってく?」の言葉にしっぽをふっていただいてくるばかり。
農機具の使い方はおろか、名前すら知らないものが多い、ド初心者。
それがいきなり50坪もの畑を借りることにしてしまったのですから、怖いものしらずというしかありません。
借りた畑は自宅のすぐ向かい側のところ。
畑遊び1
眼下に棚田をみおろし、富士山の美しいお姿を拝める、とても気持ちのいいところです。
東向き、日当たり抜群。
地主さんは雑種地として売りに出したいそうで、売れるまでの期間限定の借地です。
私たちが買えばいいんだろうけど、お金もないし・・・。
数年つかっていなかったらしく、雑草がびっしり生えていました。
聞きかじりでは、こういう土地のほうが安全な作物が作れるはず。
といっても、植えるのはまずヒマワリです。
BDF(バイオディーゼルフューエル)の会から北杜市の花であるヒマワリを広めようと種を配られました。
自宅の前がヒマワリ畑になるなんて♪
ヒマワリなら少々雑草があろうが、小石が多かろうが、育ってくれると期待。
さらにその種を集めてBDFの会に提供し、油を燃料にしてもらえれば環境保護にも一役買えたことに。
夢はふくらみます。
ところが。
もちろん現実はそう簡単なものではありませんでした。
まず、びっしりはえた雑草の除去。
スコップや草刈釜で根を掘り起こそうとしましたが、その根の強いこと。
奥へ奥へ、縦横無尽にはりめぐらされた根っこに、まず最初の10分で降参してしまいました。
とほうにくれてしゃがみこんでいる私をかわいそうに思った地主さん。
三種の神器のひとつ・トラクターに乗ってきて、畑を全体的にかき回してくれました。
すごいなあ。このときほど、トラクターが輝いて見えたことはありません。
かきまわした草をくまででよけるのも一苦労。
さらに、トラクターをもってしてもとりきれないがんこな根っこも多数あり。
おまけに中途半端に工事用の砂利が撒かれているところも(幸い端のほうだけでしたが)。
こんど助けを求めたのは商店街の金物屋さんです。
4本鍬を買いに行ったついでに、雑草をどうすればいいのか聞きました。
「そりゃまず、石灰まかなきゃ。それをすきこんで、しばらく置いたら草が枯れてくるから、こんどは窒素だ。」
よく聞くけど、聞き流していた土作りの材料。土が酸性だからどうとかこうとか。
ヒマワリでも必要なのか?
教えてもらっといてワルイけど、今回はいろいろ足さず、ある程度の雑草除去と耕すだけにし、
そのままヒマワリの種を植えてしまいました。
さて、結果はどうなるか。
道具も買ってやる気になっているところなので、欲もでてきました。
支柱のいらない(めんどうだから)野菜類も植えてみようかな。
トウモロコシとかズッキーニとか。
まだまだ遊び感覚の、初・畑仕事です。