美女7人八ヶ岳めぐり
兵庫の実家の母が友達を引き連れ、総勢6人で小淵沢にやってきました。
英語サークルの仲間で、今回の旅行はその合宿だとか。みんな60才以上のマダムたちです。
合宿先として八ヶ岳を選んでくれたのは在住者としては嬉しいことだし、この時期はある意味正しい選択ですね。
特に明石と小淵沢とでは、天国と地獄ほど気候が違いますから。
2泊3日で、今日は私も一日おつきあい。
普段住んでいてもなかなか経験できない、観光の視点からわが町を見ました。
宿泊
通称「マグノリアの森」、2000坪の敷地を誇るペンションポリアンナにて。ウチの自宅は標高850mの田園の一画にありますが、ほんの100mあがっただけのこのペンションのお庭に一歩入るとひんやりするほど冷涼な空気が漂っていました。気持ちいいー。夏は森に限るネ。
10:00〜12:00
スパティオ体験工房へ。
これこそ地元にいればまず行かない場所。
工芸作家気分、というのすらおこがましい程度の作業しかしていませんが、ただ買うだけではつまらない、自分でちょっと手を加えて旅の思い出を作るには十分なクラフト体験です。
わがグループは押し花が一番人気で、5人が参加。1人が機織りで、私はステンドグラスを体験しました。ステンドグラスは前からやってみたかったのです。
12:00〜15:00 自然派化粧品会社見学
小淵沢の大手会社のひとつ、「アルソア」の本社とサロンを訪ねました。
会社ですからお店のようにふらりと入っていくことはできませんが、事前の申込があれば、快く社内見学などをさせてもらえます。
この会社はちょっと見ものです。
イタリアの著名な建築家マリオ・ベリーニによる設計のアーティスティックな建物。
受付嬢や美容カウンセラー(インストラクターという)の対応のよさ。
明るい社員食堂でいただく体にやさしい豪華オーガニックランチ。
「水」をテーマに自然な美しさを求めた高品質の商品ラインナップをそれらが支えています。
今回知り合いの社員さんの口ぞえのおかげで、大歓待を受けました。
正直ここまでのおもてなしとは想像もつかず。
洗顔・パックのしかたレクチャー→最新設備による肌診断(オイリー肌とか敏感肌とか)→メイクレクチャー。これをほとんどマンツーマンで対応してくれました。
「今さらお化粧なんかー」と恥ずかしがっていた人たちもだんだん真剣。
ナチュラルメイクで10歳は若返りましたよ!
↑主力製品の黒いせっけん「クイーンシルバー」の泡立て方のレクチャーを受ける。
17:00〜20:00 幽玄な薪能
小淵沢の夏のビッグイベントといえばホースショーとこのお能。
アルソアでメイクしてもらった美しい顔でいそいそと出掛けます。
ひぐらしの「カナカナカナ」がかえって静寂に聞こえるすばらしい野外舞台。
今年はかの野村萬斎さんが出るということもありいつもより席を大幅に増やしての上演でした。
20:30〜22:00
能の後はやっぱり上品な和食をいただきたいもの。
旨い酒をちょっと一杯。
…といえばやはり「山里料理・留羽」でしょう。
既に前々から予約を入れ、留羽御膳を頼んでおきました。
ここのてんぷらと山菜にぎり寿司は絶品。
明石からのお客さまたちは大満足していただけた様子。
ツアコン、お役目大儀?!
でも私も新たな発見の連続でした。