おかみブログ
2008年5月22日

電磁派から身を守れ

始まりは1枚のチラシでした。
「やよぶさんち、台所はIHでしょ。こんなこわいチラシが新聞に入ってたのよ」
知り合いに見せてもらったそのチラシにはこんな表題が。
WHOが日本にも電磁派法規制を求めた0.4マイクロテスラとは!?
つまりこれ以上電磁派が強いと人体に悪影響ありとするラインのことだそうで。
家庭内で電磁派を発生させる最たるものはIHクッキングヒーターで、
日本でだけこれだけ普及しているんだそうです。
WHOの推奨する基準値にするには2m離れて使用しなければならないとか。
電磁派過敏症でもない私が、電磁派だらけの生活を送っていて
どこに害があるのかはっきりとは分からないし
たとえ多少の不調や精神上の不安定さがあったとして
それが電磁波のせいだとは言い切れません。
とはいえ、「お宅、お子さん小さいんだし、これから赤ちゃんできるかもしれないんだから」などと
言われるとさすがに無関心ではいられないわけで。
ちなみにその人もIH調理器ですが、なんとなく不安で、ガスに替えようかと思っていた矢先だったとのこと。
とりあえずネットで少々調べたところわかったことは
・電磁派にもいろいろあって、放射能や紫外線からラジオなどの電波などまでさまざま。
・IH調理器は低周波電磁派にあたり、コンロ面で発生し、放射線状に広がる。
・IH調理器の健康被害は、否定できないものの、結局のところ未だ直接の病気は不明。
とりあえず安心料だと思って、防磁エプロンを買うことにしました。
「電磁派99%カット!」などというキャッチコピーは全く信用してはいけない、
あるいはどの種類の電磁派をカットするのか、きちんと把握しておかなければいけない
というのが今回かじった情報です。
少なくとも夫の持っていたPC用の防磁エプロンは、IHには無意味であることがわかりました。
そこで、わざわざ「妊婦用」とあったこちらのメディカル・エイド(株)のエプロンを買いました。
あちこちでリンクがはられていて、なんとなく信用できそうだったから。
現物はこれです。
防磁エプロン1
見てのとおり、エプロンが自立するほど固いものです。
内側はこうなっています。
防磁エプロン2
おなかと胸の2箇所の内ポケットに厚めのアルミフィルムのようなものをセットし装着します。
着心地は正直、悪い。
まるで剣道の胴着のようです。(そこまで固くないけど)
かがむとフィルムが足のつけねにあたって、動きづらいし、フィルムも曲がる。
しかも、このフィルム、曲げる回数が多いほどひび割れが起こりやすいのです。
ひび割れても性能に変りはないとのことですが、ご丁寧に補修テープまでついています。
ちなみに、エプロン生地自体に防磁性能はありません。
この鎧を着て、台所作業をするのはかなり面倒ですが「気は心」。
それでもやっぱり結果を体感できないのは、寂しいですな。