おかみブログ
2011年2月21日

2月のまちあるき

2月にしては暖かい週末。
先週の雪もほとんど溶けて、まちあるき日和になりました。
今日はかねてよりねらっていた2大イベントを見に行きました。
2月といえば、の「七賢・蔵開き」、そして諏訪のいいものうまいものが集まった「スワいち」。
車で30分ほど離れた白州と富士見・原村でのそれぞれのイベントを、半日でまわろうというのですから、かなり無謀。
まず七賢。
南アルプスの伏流水で仕込んだ、甲斐の名酒です。
以前友人と飲んでいて、「越後の酒は米がうまい味がする、甲斐の酒は水がうまい味がする」と言って、
すばらしい表現だ、と思いました。
授乳中でなければ思い切り利き酒を楽しむのですが、今回は控えめ。
その代わり年々充実してくるクラフト展と、酒蔵見学を満喫しました。
七賢1 
酒や食事に合うグラスや陶器。 
お気に入りのガラス作家・工房うずさんと木工作家・工舎野の花さん。
うずさんのぐい飲みに七賢の酒はほんとに合うのですよ〜。
すっきり端麗、仕込み水が活きた酒と、てびねり肉厚ガラスに淡い色がとけて。
野の花さんのキッズチェアはカントリー調でかわいくて安定感があって。
七賢4 七賢3 
商品販売所のところの照明はボトル再利用?
おしゃれです。
七賢2
お酒がどうやってできるのか。
今回はMooも勉強しました。
蒸米を食べてみます。
七賢5
お米をお酒に変えてくれる麹、コージくん。
七賢6
発酵最中のお酒。ふつふつと泡がたつところをのぞきこみます。
七賢7
説明してくれたのは山大好き、東京から酒のために(?)転職してきた、七賢の営業Sさんです。
ウチのすぐ近くに家を建てたご近所さんで、今日の説明もたまたま彼にあたりました。
「タンクは3mくらいあります。覗き込みすぎてタンクに落ちてしまいますと文字通り酒におぼれますので、写真撮影の際はご注意ください」
ウィットにとんだ楽しい説明に一同なごやか〜。
酒蔵がなぜ石造りなのかという説明がありました。
石は熱しにくく冷めにくい。
立春が過ぎて少しずつ気温や水がぬるみだした今頃は、蔵内がもっとも冷え込む時期です。
だから大吟醸の仕込みには最適。
・・・でもどこに石があるのかなぁ。一見コンクリート造りの工場なんだけど。
昔はそうだったってことにしとこう。
七賢8
七賢の利き酒にまだ後ろ髪ひかれながら、次なるまちあるき「スワいち」へ。
岡谷から富士見までの諏訪一円でがんばっているおいしいもの店が集まるイベントです。
各エリアに分かれてやってて、いきたかったあのお店やこのお店にまとめて行けるのもオトク。
富士見エリアと原村に行きました。
思った以上に小さい会場。
でも高原らしくパンやジャムの出品が多く、パン好きの私は目移り。
天然酵母や無農薬、マクロビオティック対応が目立ちます。
スワいち1 スワいち2
縄文パン(ペンションバロックさん)や減農薬古代米の赤飯セット(ミヤサカファームさん)などを買ってきました。
スワいち3
縄文パンははちみつやチーズをのせて軽くトーストすると激ウマ。
一気に半分も子供たちに食べられてしまいました。
今回は時間もなくてちょっとしかのぞけませんでしたが、
スワいちのお店紹介永久保存版の「スワシュラン」を片手に、これから少しずつお店に行ってみようかと思います。
スワいち4