あらばしりを制す!
諏訪の銘酒・真澄の限定販売品「純米吟醸あらばしり」を、いきつけの酒屋で勧められ、購入してきました。
酒屋の息子評↓
真澄の醸す、純米独特の柔らかくバニラやフルーツの様な甘い香りが特徴。あらばしりらしいやや酸と少しトロっとしたコクのある口当たりが憎めないです。というか、引き込まれます。
まさにそういう酒です。
人に例えれば、「ボン、キュッ、ボン!」のグラマーな美女、といったところでしょうか。
はっきり言って私とはマギャク(正反対)です。
すっきりした、雑味のないわき水のような端麗辛口美青年タイプを好む私には、かなりきついものがありました。
でもやはり旨いのは認めざるを得ません。
つまみを工夫してなんとか好みに近づけたいところ。
初日はスーパーで特売になっていたアジの刺身と一緒にいただきました。
これはちょっと失敗。
アジの生臭さとは協調しないようです。
そういえば酒屋の息子の談にもこうありました。
お料理は、ダシと醤油の香りがいい“鰈の煮付け”や“おでん”。油にも相性がいいので、“餃子”やドミソースの“ハンバーグ”、“ハム”など。また、淡白なお魚の刺身ともいいですね。チジミも◎。
なるほど。白ワインのような楽しみ方ですね。
ということで、2日目はスモークサーモンと三つ葉のサラダ。
これはなかなかいけました。
サーモンの甘辛い味とあらばしりの濃厚な芳香がよく合います。
そして3日目、息子のお勧めどおり餃子とおでんにて。
なーるほど。これですね。「ボンキュッボン」でもしょせんは日本人(酒)。
やはり日本食との相性が一番のようです。
息子、やるな。
ちなみにアルコール自体があまり得意ではない夫は、初日口に含んだだけで「うッ、あまい」とうなり、それっきり口をつけようとしませんでした。
ということはグラマー美女よりズンドー骨太でいいってことかな。よしよし。
真澄 純米吟醸あらばしり
お求めは小淵沢久保酒店にて。
http://webmotto.exblog.jp/m2007-01-01/#5397099