2010年12月14日
さんばさま!
助産院の院長先生は愛すべきおばちゃん先生。
妊産婦と赤ちゃん、家族みんなに大きな愛情をそそいでくれます。
お産の後の母児にほんとうに必要なものはなにか、いつも考えていてくれます。
入院中は毎晩ショウガの足湯とオイルマッサージ、乳房マッサージ(激痛だけどめちゃめちゃ出る)、そして手作りの夜食。
きれいな設備や産後エステ、家族同伴のお祝いディナーより、全然実質的で気持ちのこもったサービス満載でした。
なにより細かい気遣いが直接信頼につながって、どーんと安心、マタニティブルーもどこへやら、という感じなのです。
今日の夜食もすてきでした。
「今日の夜食は もつれあ だよ」
夜、足マッサージをしてくれながら先生が言いました。
もつれあ?
半なまのモツ肉だろうか。
「パンにトマトとチーズどっさりのせてやる」
あー、モッツァレラ。
そして例のごとくそい乳で寝かしつけ自分もウトウトし始めた午前1時頃。ふつうに大声でだしぬくにドアが開く。
「ほれ、ピザトースト。今オーブンから出したばっかり。冷めないうちに今すぐ食えし。わかめスープはわかめ入れすぎちゃったからお湯足して。こっちはカモミールティー。ぐっすり眠れるよ」
ドーンと分厚いパンにモッツァレラチーズがテンコ盛り。ナイフでも切れないので、それこそなりふりかまわずかぶりつく。格闘したあげく、カモミールティーでほっと一息。やれやれ。
次の日はおしるこ。小豆を豆から煮込んだ本格家庭料理。甘味おさえてお餅もたっぷり。極ウマ〜。
もちろ食べ物だけに感謝してるわけじゃないんですが、この先生、偉大です。