おかみブログ
2006年12月5日

しあわせ♪クリスマス企画〜シュトーレンの巻

思いつくままに、八ヶ岳のクリスマスの楽しみ方をご紹介していきます。
ネタの集まり次第。一回こっきりにならないよう、がんばります。
今年もシュトーレンの季節がやってきました。
シュトーレンとはドイツの伝統的なお菓子で、パンのようにイーストを発酵させて、中にお酒につけこんだドライフルーツやナッツをたっぷり入れたものです。
待降節(クリスマスの日の4週間前で、キリストの誕生を祝う準備を始める時)の頃に出始め、クリスマスまで薄くスライスして少しずつ食べます。
洋酒につけこんだドライフルーツが生地と少しずつなじんでいく、味の変化も楽しむことができます。
マイミクのフェアリーさんがご自身のブログで書いていらっしゃいましたが、八ヶ岳はパン屋さん天国!
この時期、いろんなパン屋さんでそのお店流のシュトーレンが発売になります。
これまでは小淵沢のセルクルさんのしか買ったことがありませんでしたが、今年はあちこちのを食べ比べてみよう!と思い立ちました。
しかし何店も買い集めると経費もさながら量もハンパではありません。
そこで、実家へのクリスマスプレゼント(兼・歳暮)代わりに半分ずつ分けることにしました。
これで、みんながHAPPY♪
購入するお店は以下の4店舗にしぼりました。(敬称略にて失礼します)
セルクル(小淵沢)
フェアリー(長坂)
ブレ・ドオール(高根)
カントリーキッチン(富士見)
インノ(高根)やノエル(長坂)、くのパン(大泉)も候補に挙げていたのですが、あいにく買いに回れる今日は火曜日で、これらのお店は定休日。また来年の楽しみにします。
でもいい感じにエリアもばらけたので満足です。
シュトーレン1 シュトーレン2
 
価格は以下のとおり。
セルクル 2100円
フェアリー 1800円
ブレ・ドオール 1365円
カントリーキッチン 1890円
見た目は・・・
ブレ・ドオールが上から見るとすごく大きく感じますが、平べったいので重量はかえって小さいかも。カントリーとセルクルは山形に盛り上がっていて、フェアリーは大判型です。ラッピングはフェアリーが一番クリスマスっぽくてステキでした。
さて、気になるお味は。
セルクル・・・ハード系食事パンの店らしく、どっしりと重くモチモチとした食感。甘みは控えめで酵母の酸味が感じられる。色もライ麦パンのような茶色っぽいもの。レーズンの他、クルミやオレンジピールの分量が格段に多い。ちなみに表面のパウダーシュガーは好みによってつけたりつけなかったりして、お客さん一人一人に聞いてくれる。
フェアリー・・・ファミリー向けが得意なお店らしく、一番柔らかい食感。子供も好みそうな優しい味。洋酒は控えめでさわやかな甘み。
ブレ・ドオール・・・パイ生地のような何層にもなったような不思議な繊細さを持つ食感。他のお店がパウダーシュガーを使用しているのに対し、こちらは上白糖に近い粗めの砂糖を厚い層にして包み込んでいる。
カントリーキッチン・・・濃厚な洋酒の香と甘みで、パウンドケーキに近い。ロッククッキーのようにぼろぼろと崩れるが、その崩れた部分がまたカリッととしていておいしい。セルクルに次いで実が多い。
順番はつけられませんが、好みは出ます。
値段の差はドライフルーツやナッツの多さが一番の要因かと思いました。
どんな飲み物が合うかなーというのも考えてみました。
コーヒーならカントリーキッチン。濃厚な味と食感が濃い目のコーヒーに合いそうです。
紅茶はブレ・ドオール。ミルクティーが特にいいかも。
フェアリーは一番癖がないので、大人ならカモミールティーでちょっと香りを添えてもいいし、子供はホットミルクで。
セルクルはワインですね。冬だからホット赤ワインなどいいかも。この酸味が合いそうです。
あくまで途中経過(製造2〜3日後)の感想です。
これから2〜4週間のうちにどう変わりますか、そちらも楽しみです。