おかみブログ
2008年6月22日

わらしべ長者?

娘と郵便局に行ったときのこと。
入口の近くに五円玉が落ちているのを見つけました。
私の中のジンクス。
お金は必ず拾って大事にとっておく。
さすればいつかもっと多額のお金が舞い込んでくる。

お金って、世の中でも自分の中でも絶えず流動してるから
あんまり出たり入ったりを細かくチェックしてないんだけど
私はこのジンクスのおかげか、けっこうマメにお金を拾うほうだと思います。
たまに百円玉とかあるからうれしい。
たとえひしゃげたような一円玉でも恥ずかしがらずに拾います。
そうして拾ったお金はとりあえず、小さなキャラクター貯金箱に入れておきます。
今回も目ざとく五円玉を見つけた私はさっそくこのジンクスを娘にも継承しようと
それを拾わせました。
硬貨を他のおもちゃと同じ感覚で扱う娘のことですから、
「大事だからちゃんと持っといて」という言葉も添えて。
ところが、娘、郵便局に入るなり、すたすたと窓口に行って
「落ちてた」と窓口のおじさんに渡すではありませんか。
おじさん、大感激。
そうか、「落し物は届けよう」だった。
基本を忘れて、間違ったことを教えようとしていた母。
ジンクスが破られた無念さと、反省の気持ちの板ばさみ。
娘、その後も無邪気に局内に飾ってあるぬいぐるみや、飛行機の模型に反応しながら、職員の人をつかまえてはしゃべりかけていました。
用事を済ませて帰ろうとすると、受付のおじさんが「これどうぞ。五円玉のお礼」。
といって台所スポンジをくれました。
スポンジ
でかした、Moo。
5円がスポンジになりました。