おかみブログ
2007年3月20日

インフルエンザ?

先週の木曜日に保育園から電話があり、娘が熱が38度あるとのこと。
インフルエンザが流行っているので病院に行ってください、という支持でした。
病院へ行っても治るわけではないけど、「病院へ行った」「薬を飲ませた」「医者から完治証明をもらった」という一連の手続きが集団生活には必要なのです。
お医者さんによると発熱して24時間以内は検査してもインフルエンザかどうかわからない。
この段階で抗インフルエンザ剤を飲ませる方法もあるけど、まれに脳障害を起こすおそれがある。今日のところは解熱剤だけにしておいて、明日検査しておきますか?お母さんの判断に任せます、とのこと。
「脳障害」??と聞いてしまうとコワイ、任せるったって。
とりあえずその日は解熱剤だけにして次の日に検査を受けることにしました。
そして次の日の夕方、鼻水を採ってインフルエンザ検査をします。
しばらく待っても反応が出なかったので、陰性か?と思いきや、会計をしようという段になって、「ちょっと微妙な反応がでちゃったのよ」と看護婦さんに呼ばれました。
「ほら、ここうすーく赤くなってるでしょ」と検査紙を見ながら説明を受けます。
「普通はくっきり赤くなるんだけど、菌が弱いのかね。まあ念のため抗インフルエンザ剤飲んでおきますか」
抗インフルエンザ剤とはかの有名なタミフルです。
ところでインフルエンザかもしれないというのに娘はいたって元気。
「よくがんばった」シールをもらって、ぺたぺたと自分の顔につけて喜ぶ始末です。
その日の夜と次の日の朝薬を飲ませて昼寝をさせていたら、突然起きて痒がって転げまわっています。
なんと、蕁麻疹がお尻を中心に全身に出ていたのでした。
これってタミフルの副作用?
たまたま駆け込んだ別の病院(土曜日だったので開いている病院がかぎられていた)で、今度は抗アレルギー剤を処方されました。
タミフルを中止し、その抗アレルギー剤を飲み、インフルエンザも蕁麻疹も回復方向へ。
バタバタしましたが、結局時間が解決してくれたのかもしれません。
そしてしっかり私にうつして、元気になりました。
今度は私が薬漬け。
タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑えるもので、完全に殺すわけではありません。増やさない間に自分自身の中で抗体をつくる、その時間稼ぎをするわけです。
飲んでも飲まなくても健康な人ならいずれは治る。
でもその薬を飲むことで、病状を1日短縮できる。
でも具合の悪い中、運転して、薬をもらいにいって、説明を聞いて帰ってくる・・・どうも本末転倒のような気がするのですが・・・。
「医者へ行く」→「薬をもらう」この作業をすることで、社会が納得するんですね。