マレットゴルフ、デビュー
隣組の親睦を図るレクリエーションで、マレットゴルフに行ってきました。
昨年に引き続き、今年も我が家が回り番の組長で、イベントの幹事をすることになっています。
昨年はパターゴルフでしたが、今年は「マレットゴルフをしてみよう」という意見があり、挑戦することにしました。
マレットゴルフ。
ちょっと耳慣れない競技かもしれませんが、八ヶ岳南麓、特に富士見町では盛んです。
ゴルフとゲートボールが合わさったようなもの。
森の中で、ゲートボールと同じようなスティックとボールを使い、ゴルフのようなホールに入れるゲーム。
力はいりませんが、自然の中でのコースの特徴を読むという頭脳と正確さが必要です。
これがまた、むずかしい!
木の幹や地面に出ている根っこ、天然の草や土の起伏が、ボールを思いもかけないほうに転がしてしまうのです。
グリーンは自然のままではなく、少し土俵のように盛り上げてあったりするのですが、
それでもまずグリーンに乗せるまでが、ひと苦労。
自然の起伏の障害に悩まされたりするのですが、初心者同士のプレイの中ではショットのうまさなどはあまり関係なく、ほとんど運の世界だったりします。
コロコロと同じようなラインで坂を転がっていって、結局みんな同じような位置にボールがある、というのは面白かった。
はじめのほうのホールでは慣れなくて、大の大人が「きゃー、もどってこないでぇ」などと騒ぎながら、苦労して進めていました。
でも、8月の炎天下でパターなどするより、林の木陰の下でホールを回るのはとても気持ちのいいものです。
このあたりでは富士見に町営のコースがあり、無料でプレイできます。(スティックやボールは持参かレンタル)
石屋の先先代の義弟で、石積みの天才ともいわれた親方・スエさんが、マレットの全国大会で2位になったことがあるほどの腕前。
なるほど、自然石の形や表情を瞬時に読み取り、なるべく加工を加えないで最後には天場をしっかりあわせてしまうスエおじさんなら、コースの起伏でボールがどう転がるかを読み取るのも上手そう。
パチンコ玉が悲しいところに入ってしまうような思いを幾度となく繰り返した私でしたが、
まあ、全体の中では真ん中より少し上くらいの成績でした。
子供も連れて行きましたが、森の中で子供同士遊んでくれ、こちらも楽しんでいたようでした。
男女、年齢を問わず楽しめるマレットゴルフ。
次の機会、狙ってます。