2009年6月6日
増田珈琲館で読書
噂には聞いていた、清里の増田珈琲館。
清里まきば通り沿い、牧草地と畑の中に佇むかわいいカフェです。
コーヒー豆販売、雑貨販売、奥に喫茶コーナーがあります。
畑や森を眺めながらゆっくり珈琲タイム。
喫茶コーナー一番奥は個室風になっていて、こもりたい人に最適。
八ケ岳の喫茶店の多くはカウンター越しにマスターとお話するパターンが多いのですが、
たまには話より読書に専念したいときもあります。
なんといってもこの環境にゆっくり、心身ともにほぐしたいとき。
増田珈琲館に流れる音楽は軽いジャズのピアノアレンジ、そして珈琲を煎る音です。
その音が耳にここちよく、小窓から見える牧草や森の緑のやさしい光で、
店内においてあった「食堂かたつむり」を読みふけってしまいました。
「食堂かたつむり」はある日突然恋人と家財道具と声を失った主人公が、故郷の田舎に帰って田園の中で食堂を開く物語。
あまりにもこの店内で読むのにぴったりの雰囲気のお話でした。
続きが読みたいので、近いうちにまた行こうっと。
そうそう、大きなスピーカーの台が灰色の御影石でした。