山のスポーツ
山でできるスポーツといえば、いろいろあるでしょうけど、
寒冷地小淵沢ならではのスポーツのひとつにスケートがあります。
町内に屋外リンクがあり、11月20日から2月末までオープンしてます。
小淵沢小学校ではスケート部という、部活のようなものがあります。
3年生以上の希望者は誰でも入れ、町内にある屋外リンクの使用料をすべて負担してくれるという、大変小淵沢らしい取り組み。
学校→リンク→帰宅先をスクールバスで送迎してくれて、至れり尽くせり。
Mooもこのクラブに入ることになりました。
数年前から1、2年生も入団できるようになったのですが、ただ、こちらは親が完全同伴です。
Mooは2年生ですから私が送迎し2時間の練習中もずっとついていなければいけません。
何かスポーツをさせたいと思っていたところ、スケートを自分からやりたいと言い出したのにはびっくりしましたが、やる気になってるのはいいこと。
半分はなかよしのお友達がやってるから、ということかもしれませんけど。
11月20日、山梨県民の日で学校はお休み。いよいよリンクもオープン。
今まで学校の体育館でローラースケートを履いて練習していましたが、この日から氷上練習の開始です。
初日はどうしてもペンギン歩きになってしまうのに耐えます。
足首がガクガクしてものすごく痛いみたい。
それでも弱音をはくことなく2時間弱をなんとか過ごしました。
まだ個別指導を受けられるレベルでもなく、ひたすらリンクを一方方向にまわることだけを目標にがんばりました。
ところが、子どもって早いもので、2日目、3日目、とたつうちに、みるみる滑れるようになりました。
もちろんまだまだスピードはでませんが、とりあえずグラグラするのが格段に減りました。
上達し始めは楽しくて楽しくてしかたがない、という風情。
いい顔してます。
今日は雨で練習が中止になったというのに、多くの子が自主練に励んでいて、Mooも当然参加しました。
昨日のスケート刃研磨の成果が出たかな。一段と滑れるようになったみたい。
石屋の娘ということで、「スケート刃研磨用の研ぎ石を手入れしてくれませんか」
と、顧問の先生から依頼がありました。
お父さんにふったら、今までも何度か受けたことがあるとのこと。
娘もお世話になっていることですし、父兄としても一肌ぬぐ場が現れたようです。
夏は練込囃子、冬はスケート。
こぶちっこの模範のような生活です。