おかみブログ
2007年10月6日

廃油燃料車に給油する

今日は県外から遊びに来た人とお会いしました。
車での移動でしたが、目的地に着いてふと後にいるはずのその人の車に目をやると、道端で立ち往生している様子。
ここまではなんとか騙して運転してきたものの、止まった瞬間にエンジンがかからなくなってしまったのです。
どうやら燃料切れだそう。
その燃料というのがてんぷら廃油でした。
北杜市でも取り組みがさかんになってきたBDF(バイオディーゼルフューエル)。
今年はヒマワリを植えて油をとり、廃油をディーゼル車に使おうという運動の一環としてヒマワリの種まきの取材をさせていただきました。
期せずして今日は給油シーンを目にすることが。
燃料切れのためもう一歩も動けないというので、油を調達しにいくことになりました。
スタンドで軽油を買ってくればいいのですが、そうするとタンクをまず買わなきゃいけない。
それも面倒なので、とりあえず新品のサラダ油を購入しようということになりましたが、ちょうどウチの自宅にあった地給市場さんに持っていこうと思っていた廃油を使ってもらおうと思いつきました。
ウチのてんぷらの後の油が給油されていくシーンです。ちょっと感動。
BDF

ところで今主流のBDF対応車は燃料用に精製したものでないと使えないそうですが、この人の車は直接ゴクゴクとてんぷら廃油を飲んでいます。
そのように改造したとのこと。
これならさらに手間とコストがかかりませんね。
ワーゲンのこのタイプの車が、試した中では一番直接給油に向くということでした。
BDF2

今日の青空が一段ときれいに見えました。
八ケ岳

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