2011年12月22日
東京で
評論家・勝間和代さんがある番組で言ってました
「なるべくふだん会ってない人に会うようにするといい」
新しい人でもいいし、古い友人でもいいし、今は一緒に住んでない肉親でもいい。
非日常の出会いは脳を活性化するとのこと。
女史の後押しもあって、東京で行われた同窓会に参加してきました。
大学の放送部の先輩後輩。
昔の仲間との会話は、不思議です。
居心地のいいぬるま湯につかっている気もするし、ひそかな競争心もあったり、外見をいかにさりげなく魅力的にみせるかということにちょっとだけこだわってみたり(いっぱいはこだわらない)、これから何回会えるかということがアタマをよぎったり。
今回思い切って、ある女性を誘ってみました。
東京に住んでいたとき仲良くしていただいた先輩の奥さん(同期同士の結婚)です。
ご主人は4年前に他界されました。
お葬式には行きましたが、本人には会えないんだ、という当たり前のことを痛感したのを覚えています。
住所しか知らなかったので、手紙を出しました。
パソコンで何度も推敲を重ね、便箋の柄も吟味しました。
ふだんあまりしないけど、とても楽しい作業でした。
手紙が届いたその日のうちにメールをいただきました。
「誘ってくれてありがとう、ぜひ行きたい」
会に行ったら後輩の女の子が(女の子、ってもう世間的にはお互いオバサンだけど)
あるCDをくれました。
在学時代に制作したラジオドラマ、私も出演しているものでした。
もちろん存在は覚えていました。
でもいまさら聞くのも恥ずかしくて、もってかえってきて数日経つ今もまだ聞いていません。
人との出会いは大切にしなきゃな。
別れることも多くなる年齢だから。
「絆」。今年は特に考えた人も多いんじゃないでしょうか。