石と陶芸の町・笠間
写真の整理が遅くなり、アップも遅れましたが・・・
先週末、茨城県の笠間市に行ってきました。
ここは「笠間焼」で有名な陶芸の町。
「笠間工芸の丘」には県立陶芸美術館や陶芸体験施設、ショップ、ギャラリーなどがあり、
小さい丘まるごといっこ陶芸の世界が広がる、といったかんじ。
他にも市内のあちこちに大小の陶芸ショップがあります。
陶芸のことは詳しくないけれど、なんでも益子焼と並ぶビッグ窯業地だそうです。
もともと日用雑貨から発展したもので、お茶碗やカップ、お皿など身近で使えるものが多く
一般に広く親しまれる焼物です。
さて、一方で笠間は「稲田石」という白御影の産地でもあります。
私たちとしてはもちろん、こちらの見学が目的だったわけですが
もれなくたくさんの陶芸にも触れることができ、得した気分でした。
10/31〜11/3は「匠のまつり」を開催。
地場産業の活性化のおまつりで、「笠間工芸の丘」内の「芸術の森公園」で大々的に行われていました。
同時開催として「いばらぎストーンフェスティバル」。
笠間周辺の石屋さんが集まります。
両方あわせると、ゆっくりまわるなら1日では足りないくらいの規模。
石や陶芸だけでなく、地元産の食材を使った屋台や地元ミュージシャンによるライブなど
とっても内容の濃いイベントでした。
公園の入口にある白御影の大型オブジェ。
石屋さんと専門学校生共同で開発した石きのこオブジェ。
「庭の別荘分譲中」という心憎い売り文句。
イベント会場のすぐ近くにあるホテル。
石と焼物の融合ディスプレイはさすが。
町中で石オブジェや石畳。
これはすばらしい! スナックの名前まで。
リバーストーン=川原石?
大谷石の倉庫を利用した、カフェ&雑貨屋さんがありました。
大谷石のもつ不思議な質感、素朴&繊細&クール&和風・・・
焼物のとても似合う空間でした。
笠間稲荷神社も有名。そのすぐそばの造り酒屋の近くで、この時期恒例の骨董市が開かれていました。
そして我が家にもミニチュア別荘が。
笠間。毎年行きたい石の町です。
来年は真壁まで足をのばしてみようかな。