2007年10月2日
石は石でも・・・
小淵沢にあるジュエリー工房「星の花工房」さんと相互リンクさせていただきました。
ため息が出る、ステキなステキな天然石アクセサリー工房です。
石屋で扱う石は基本的に墓石用の石で、御影石や安山岩などの岩石がほとんどですから、大きくて重厚な岩石。
かたやちっちゃくてかわいくてきらきらした宝石。
同じ石でも住む世界が違うもんですねぇ。
でも、石の誕生に思いをはせるとき、何か壮大な物語が詰まっている感じがしませんか。
大昔、地中のマグマがふきだして冷やされて固まったもの(火成岩)、圧力で押しつぶされて固まったもの(堆積岩)、それらがさらに熱や圧力で変化したもの(変成岩)・・・。
人知の及ばぬ力と気の遠くなるような年月の末に生まれた「石」に、魔力を感じるのは、人の性かもしれません。
だから昔からお守りや身を飾るもの、果てはお墓に使われてきたのです。
そしてその石の魅力・魔力を引き出すのは他ならぬ人間。
採石し、削り、磨き、形を整え、現れてきた輝きに意味をつける。
これは鉱物の角をとっただけの宝石石ころ。
この段階だとせいぜい数百円から2000円程度ですが、形を整えてきれいに磨いてシルバーやプラチナのチェーンと組み合わせたりすれば、何万何十万何百万の価値になる。
すべて人間の手作業。
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