2007年5月31日
石垣いちご?!
ウチの、約20坪の庭のゆくえについて、昨年いろいろ考えました。
芝を植えてもらったのが、すっかり根つき、新緑の季節も過ぎようとしている最近では2年目の芝が今まさに青々とのびようとしています。
昨年は鎌をシャクシャクと動かしながら手で刈っていたのですが、さすがに大変なので、安い芝刈り機を買いました。
今年は美しい芝の上にちょっと石ベンチなども置いてみたいところです。
その一方で、多少なりとも収穫のできるものを植えたい希望もありました。
そんな話を友人にしていたら、彼女は自分ちに生えていたイチゴの株を惜しげもなく分けてくれました。
「野生みたいなもんよ、強くて、どんどん株が増えていくの。マジでおいしいよ。収穫する喜びがあるよ」
ウチの庭は駐車場とのレベル差が約1mあり、四角い余り石で土留めをしてあります。その石にちょうど垂れ下がるような形でいただいた株を昨年植えておきました。
今年、待望の実がなりました。でもまだ一粒です。
灰色のゴツゴツ石にかわいらしいイチゴの葉が垂れ下がって、一つだけ実をつけていて、アンバランスですが、なんともいい感じです。
友人の庭に生えていたイチゴ株は、陶芸家の彼女が製作したオブジェが点在している間に生えていて、この光景がうらやましかったのです。
かわいいなー、と悦にいりながら、出かける準備をして、ふともう一度目をやると、たった一つの実がありません。
あああっ!私のイチゴはどこへ!!
犯人は、すばやい動きで迷わずもぎとった、2才の娘でした。
↑まぼろしの一粒