木の葉の空間
小淵沢篠原の森、ギャルリーアビアント。
緑の葉の間からそそぐ柔らかい光がふりそそいで
建物全体がうっとりするような美しさを誇るギャラリーです。
ここで、画家・神保隆さんの個展を開催中。
淡い色彩、自然や風景をモチーフにした抽象画。
余分なものが何もない、一面乳白色の漆喰の壁。
そこにあまりにもなじんだ今回のテーマ『木の葉の空間』の絵10点余り。
長細い小窓から垣間見えるきらきらした緑の葉とあいまって、静かな美しい空間を作り上げています。
絵は、色のパーツが確かに葉っぱのようにも見えるし、
その葉っぱが集まって丸い地球をトレースしているようにも見える。
それにしても、絵って、それを飾る空間と一緒に「美」を作り出すんだなぁ。
白馬に取材に行ったとき、その移住者の人が語っていた、
「自然は絵の最高の師匠」っていうのと似ている。
アビアントでは1階が壁面フレスコ画の常設展示スペース、
2階が企画展スペースになっています。
1階ではお茶もいただけます。
ホームページ→http://homepage2.nifty.com/gabient68/
神保さんの個展は6月末まで、開館日は金・土・日・月曜日、時間は11時〜17時。
神保さん本人にもだいたい会えます。