おかみブログ
お彼岸、追悼フリマ
心配していた雨も午前9時にはあがり、一気に晴れ渡りました。
まず我が家のご先祖のお墓参り。
駅近くの集落墓地。後は八ケ岳。
ご家族そろっての墓参りの姿が何組もいます。
いいお日和ですねぇ。
サンディアカフェでのフリーマーケットに出店しました。
サンディアカフェは、メキシコ風のレンガ色の建物が象徴的な多国籍料理バーです。
ここに集まる人も老若男女さまざま。
服装ひとつみても色とりどりです。
そんなテイストにふさわしい、フリーマーケットイベント。
石あるく&やよぶブースです。
石の鍋敷き、マタニティ、お墓磨き用ふきん、貴石、マンガ、お皿など・・・そこそこ売れました。
おおきに。
他の人もいいもの出してくれてました。
ゲットしたもの。
売上高5000円強。購入金額1100円。ブース代1000円。
楽しんだ上、ちょっとだけ儲かったので、
夜はfooさんでお茶をしました。
こんな風にみんなが集って、楽しんで。
亡きOREGONのマスターにとっても、にぎやかなお彼岸だったに違いありません。
サンディアカフェのフリマ
フリマに出ることになりました。
馬の町・こぶちさわ。
それをこよなく愛したカフェ・オレゴンのマスターが亡くなって、四十九日もすぎました。
その遺品を分けるという趣旨で催されるフリーマーケット。
場所は馬仲間や八ケ岳を愛する老若男女が集う「サンディアカフェ」。
詳細はB&Bランプスロッジさんのサイトでどうぞ。
なかなか休日のそういうイベントに出られなかったので、
産休中なのをいいことにお誘いに乗りました。
商品の一例です。
古着はマタニティを中心に、着物も出品。
生活用品ではソファークロスやタオル、食器。
小説や絵本、漫画も出します。
そしてメイン(?)は石小物。
貴石。本物の水晶やアメジストなど。
恐竜やカメなど彫刻品、原始魚類の化石。
いろんな御影石の石板。花台やコースターに。
赤ちゃんも出る予定ですが、こちらは非売品、展示のみです。
3月20日(金・祝) 春のお彼岸
11時から4時頃まで。
小淵沢・サンディアカフェ。
どうぞお出かけ下さい。
春のお題、「蝶」
今日は春の俳句の会に行く予定です。
年4回、季節ごとに行われる句会ですが、妊娠出産とあって2回ほど欠席していました。
久々の出席で、春ですし、心うきうき。
さて、今回のお題は「蝶」です。
「秋の蝶」とか特別な形容詞をつけない限り、「蝶」といえば春の季語。
二十四節気で今は啓蟄。虫が土から這い出してくる頃。
ここ八ケ岳ではもうすこし待たなきゃかなと思っていましたが
今日はまさに虫たちがむずむず出てきそうな、ぽかぽか陽気です。
蝶かぁ。
そういえばMooがちょうちょをつかまえようとして、
でもちょうちょのほうが3才の子どもよりずっと敏捷で、
ひらりひらりとかわして、「つかまるもんですか、ほほほ」などと小ばかにしてるように見えるときがありました。
でもやっとつかまえられて帽子にあててみては喜んでいました。
あれは、去年の夏頃だったかなぁ。
あのときの状況を春っぽく演出して詠んでもかわいいかな。
さて、どう五七五におさめるか・・・。
縁側でTazとひなたぼっこでもしながら考えるとしましょうか。
アラフォーだねぇ。
去年の流行語大賞になった「アラフォー」。
天海祐希さんのおかげで、一昔前とちがって40歳前後がすごく魅力的に思えるのでありがたいです。
社会人・妻・母・自由人・・・と女性の生き方に多様性が認められ、一人何役もこなしているのが当たり前の世代。
一方で、従来の家庭型でない女性は将来について漠然とした不安をかかえている世代でもあるそうです。
卒論で、もう一人の同じゼミの女友達とペアになり「女性の職業意識」について調べました。
あの頃は社会に出るってどんなものか全然わかっていなくて、ただ漠然とキャリアウーマンってかっこいいなぁと思っていたのでした。
先輩がたが卒業してどんな人生を送っているのか知りたくて、約20人くらいのOGさんにご協力いただき、インタビューしました。
インタビューって、今だから痛感しますが、こちらにも知識やキャパがないとできないものです。
とうていあの頃の私たちにまとめきれるシロモノではなく、ご協力くださった方々にひたすら申し訳ない出来でしかなかったのですが、あの時聞いたことはそれからずーっと意識の奥に残っています。
細かい話は覚えていないのですが、それぞれの世代の人たちから受ける対面の印象は鮮明です。
1年前から10年前に卒業した女性を対象にインタビューしました。
各年2人ずつくらい。
卒業後10年というと32歳くらいですから、今の私よりずっと若いのですが、当時はうんと遠い存在に思えました。
私たちは92年卒業組です。
『男女雇用機会均等法』が施行されたのが86年、当時より6年前のことです。
10年の年差の中で、先輩方の意識も86年を境に変わってきている気がしました。
86年以前の人は文系女子の就職といえば補助的な仕事が当たり前、大半の人はそれを自然に受け入れている。
86年以降の人は「一般職」か「総合職」かの選択をまず迫られ、「総合職」を選んだ人は半ば挑むようにキャリアを重ねていく。
数年上の、比較的身近な存在である86年以降卒の先輩たちの背中を見、
86年以前卒業の先輩たちのまなざしを受け、
卒論そのものは稚拙でしたが、のちのちの自分の意識に大きな影響を与えてくれた、調査期間でした。
そして今「アラフォー」と呼ばれている人たちは、まさにこの86年以降の人たちであるわけです。
法律ができても急には変らない企業や男性の体質に初めは果敢に挑戦しながら、次第にしたたかに要領を得る。
夫、子ども、自由、富、趣味、資格・・・いろんなコンテンツから好きなものをチョイスする。
チョイスの数だけ人生パターンが生まれるから、前の世代のようなお手本がなくて、
これでよかったのかナとバクゼンとした不安が残るのもこの世代。
でも後戻りはできない。いいんじゃないの、これで。
なんとかなるさー。とどこかお気楽なのもこの世代。
「アラフォーもアラサーもいい女が多いわ。努力してる人に限るけどね。
一昔前なら女は若けりゃいい、みたいなところあったけど。
それに反して男はアカンな〜。」
と今日の私の誕生日にメールをくれた友人のコトバ。
男は女ほど要領よくチョイスすべきコンテンツを増やせないでいるのでは??
Gesundheit!お大事に
現代病ともいわれる、アレルギー。
いよいよ我が家も深刻な症状が・・・・。
長女Mooは気管支喘息。
昨年10月頃に風邪にかかってから、ずっとぜーぜーと咳がぬけなくて
夜中に発作的にはげしく咳き込むこと数回。
そんなときは吐くほどの勢いなので、ほんとにかわいそうです。
風邪なら抵抗力をつけるために、抗生物質や症状緩和の薬に頼りたくないものですが
さすがにこう長く続くと心配。
小学生くらいで自然に治った人も、いったん癖になってしまった体が大人になって再発することもあるといわれたりしました。
とりあえず複数の内科・小児科で受診したところ「喘息」との診断が。
風邪で荒れた喉や気管支がちょっとした異物に過剰反応しているとのこと。
喘息の一般的な薬、「オノン」や「テオドール」、はり薬テープの「ホクナリン」などを処方されました。
威力はすばらしいもので、5日も飲み続けるとすっかり症状が消えました。
ところが薬をやめて1週間後、またもや同じような症状が。
「少し長期的に続けたほうがいいでしょうね」といわれました。
夫は数年前から花粉症の症状が出ていましたが
今年は大々的にデビュー!
鼻水と目の痛痒みにさんざん悩まされ、仕事が全く手につきません。
閉め切った車の中や事務所ではいくぶん楽なのに
家に帰ると症状がひどくなってしまいます。
きっと先週、久々の晴れ間にうっかりふとんを干してしまったのがいけないのでしょう。
総合病院の眼科と耳鼻科を受診して、あっさり「花粉症ですね」と詳しく調べる必要もないと薬を処方。
鼻水のほうは薬でなんとかおさえているものの、目の痛さだけはどうにも抜けなくて困っています。
私は夫ほど如実な花粉症の症状はないものの、
慢性的に喉が弱いのと、ハウスダストによる鼻と目の不快感は抱えたままです。
Tazまで鼻水が慢性化。
風邪だろうということでお薬を処方してもらって一時治ったのですが
またズルズルいってます。
おっぱいが飲めなくなるほどでもないのでその後ほったらかしですが。
認めたくないのがシックハウス症候群。
新建材の化学物質漬けを否定して無垢の木の家を建てたけど
なんだか花粉症の症状が出始めたのや、私が風邪をひきやすくなったのが
ちょうどこの家に越してきた時期と重なるのです。
もちろん、無垢の木の家だからってシックハウスとは無縁でないことくらい、アタマではわかってます。
化学物質過敏症の人はスギやヒノキの自然成分にすら反応しますし、
太い梁がむき出しである分、ホコリが舞いやすい状況にあることもわかります。
それに全てが自然素材であるわけではなく、壁に石膏ボードは使ってるし、新建材の家具だっていくつもあります。
だけどだからって家を建て直すことは現実的に不可能。
だから、「これは花粉の時期の一時的なものだ」「子どもが保育園から風邪をもらってくるからだ」と、
なんとか原因を転嫁しようとしているのです。
でも、本当にこの家がアレルギーの最大要因だったら、どうしよう〜。
とにかくこの症状を大至急改善したい。
原因をなるべく排除し、抵抗力・免疫力が高まれば少々のことにはメゲないはず。
アロマや掃除方法などを目下研究中です。
マイ キッチン・ハートランド
またまた、小淵沢の「キッチン・ハートランド」さんネタ。
うれしい1)お食事メニューもカフェメニューもいっぱい
今日はロコモコプレートにしました。
ワンプレートに手作りハンバーグとミートドライカレー、目玉焼き。
そして青菜のおひたしとうのはなの小鉢と大根サラダ付。
うれしい2)おひやは大滝湧水
ハートランドのお水はすぐ近くの大滝湧水から毎日くんでこられるそうです。
大滝湧水は日本名水百選にも選ばれたもの。
雑みのないやさしい口当たりで、「水割りにももってこいよ♪」とのこと。
うれしい3)マイ箸持参で、10円玉キャッシュバック
ハートランドのお箸は割り箸ではなくもともとウォッシャブルなのに、
自分の箸を持ってくとさらにお金が返ってくる。
しかもこんなpp袋にかわいく入れてくれて、よけいに嬉しく思えます。
箸のコストだけ考えればかえってお店が損だと思うんですが
これは世間一般にマイ箸を習慣づけたいという、オーナーの高い意識のあらわれじゃないでしょうか。
(と勝手に解釈してます)
うれしい4)お惣菜量り売り
お店で手作りしたおそうざい(ひじき、うのはな、切干大根など日替わり)が量り売りしてもらえます。
安いし、おいしいし、今夜のおかずに一品増やせて大助かり。
うれしい5)ペット同伴できます
おりこうペットちゃんは室内でいっしょにいてOK。
ウチはペット飼ってないけど、ペットみたいなものがいます。
うれしい6)ネイルアート
予約制でネイルアートもしてもらえます。
お得なケーキセットも。
ちょっとお昼食いっぱぐれたとき。
ちょっと小腹がすいたとき。
ちょっと甘みが恋しいとき。
ちょっと一息つきたいとき。
自分のおうちのように、自分の台所のように。・・・キッチンハートランド。
と、CM風にしてみたりして。
葬祭関係・・「おくりびと」
「おくりびと」の話題でもちきりです。
昨日の「クローズアップ現代」で、映画を通して生死を考える、という解説がされていました。
納棺師によって美しく装束をつけられることによって、遺族は目の前に立ちはだかる悲しい死を客観的に見ることができる。
それは故人との生を静かに見つめなおす瞬間でもあり、自分の生を実感するときでもある。
納棺の儀式に限らず、葬祭全般、それを目的に営まれるものではないでしょうか。
ひとは「カタチ=形式」を必要とする生き物。
お墓は、生と死を見つめなおす「カタチ」の集大成であるともいえます。
人が亡くなり、残された人がその人を惜しむ。
感謝したり、懐かしがったり、時に怒りを思い出し、最後には笑い。
そうしていくことで、生きている人は故人との思い出に少しずつ区切りをつけながら自分の未来を歩んでいく。
お墓とはそういう場です。
お墓、といってもいろんな意味があります。
遺骨を埋葬するところ。
墓標を建てるところ。
信心をあらわすところ。
遺族が集まるところ。
これらの目的を最も分かりやすくひとつの形にしたものが、墓石です。
墓石を建てる仕事をしている私たちは、「おくりびと」のようにいろんな人生を垣間見させていただけます。
墓石店に来る人はたいてい一連の儀式を経て心の整理がついている場合が多いですから
映画のような生々しさはないけれど
やはり、時を経たなりの生と死、そして家族のつながりを教えられます。
墓石はモノではない。心のカタチなのです。
「だいじょうぶ」の一言
Tazの哺乳瓶嫌いは相変わらず。
なんとかもっと母乳を出す法はないものか。
先日、母乳相談を目的に出産した病院に行ったときのこと。
まず赤ちゃんの体重を量り、成長曲線の範囲が微妙に下回っていると言われました。
「このままの伸びだと発育がよくないですね。どうします?」
風邪で鼻づまりがひどく、確かにこのところ飲みが悪い。
1回の授乳時間が長引く上、1度寝ると長く寝込んでしまうのでどうしても間隔があいてしまう。
かといってミルクは拒否されることが多い。
思ったように体重が増えていないだろうな、というのは覚悟の上でした。
だから初心にかえって、とにかく母乳を、という思いで相談に行ったわけです。
「どうします?」というのは「このまま母乳だけで行きますか、ミルクを足しますか」という意味でしたが
いや、母乳相談に来てるんですけど、と思いました。
「どうします」と言われても、こっちが聞きたい。
どうすれば母乳だけで満足させられるんですか。
分泌の様子をしばしチェックし、数分授乳させた後再度体重を量りました。
「出てはいます。でも細い。1回に飲ませる量が少ないので、授乳回数でかせぎましょう」という指導でした。
回数を増やす。まあ当然といえば当然かな。
そこで先日アロマ屋さん・ハーバルノートに行ったときにみつけたチラシで
「みぶ母乳育児相談室」というのがあるのを思い出しました。
茅野市玉川、新興住宅地で若い家族が多く住んでいるエリアです。
まずは電話で予約。
「そう、なんか足りてない感じがするのね。」と助産師の壬生先生。
こちらの悩みを真摯に受け止めてくれそうな、柔らかい口調でした。
初めての訪問というのは緊張するものですが、
お会いしてみると、本当に電話の印象そのままの方でした。
Tazを見ると
「あら〜、もう指しゃぶりができるのね」などとひとしきり話しかけ。
私のほうの今までの経緯もじっくり聞いてくれた上で、
蒸しタオルのあたためとマッサージが始まりました。
マッサージは全く痛くないのがびっくり。
マッサージしてくれながら
「ああ、このおっぱい全然大丈夫よ。いけるいける」と何の迷いもない調子で言ってくれました。
こういう一言がすごい魔法に感じるものです。
「哺乳瓶とおっぱいっていうのは、吸い方が全く違うからね。
混乱する赤ちゃん、多いのよ。
哺乳瓶使うとおっぱいの飲み方が下手になっちゃう。
ちょっとしたことでちゃんと出るのに、もったいない」
「母乳は約1時間半で消化するけど、ミルクは長い時間がかかる。
ミルクのときのように間隔があかないのはむしろ普通よ。
周りの人はよかれと思って『ミルク足せば』なんていうけどね」
結局指導としては、やはり「回数を増やして間隔をつめましょう」だけど
その理由をちゃんと納得して受け入れることができたのでした。