おかみブログ
2006年12月10日

しあわせ♪クリスマス企画〜イルミネーションの巻

八ヶ岳のクリスマスの楽しみ方、第二弾です。
我が出身地明石のお隣・神戸では12/8から恒例のルミナリエが始まりました。
震災の復興を願って作られた、光の彫刻です。
クリスマス前まで灯されます。
震災の年に初めて開催されたもので、既に就職して東京に出てきていた私は年末の忙しいさなか実家に帰ることもできず、まだ一度も見ていません。
八ヶ岳に来て丸8年、もうさすがに「都会のネオンが恋しい〜」なんてことはなくなったけれど、クリスマスのこの時期に、いろんな思いがつまったイルミネーションを見るのは感慨深いものです。
神戸市民の強い希望で毎年の恒例行事になったので、いつかは生で見れるといいなと思いをはせつつ、八ヶ岳でクリスマスイルミネーションが見られるところを探してみました。
まず小淵沢のリゾナーレ。
通称「ピーマン通り」と呼ばれる石畳(ほんとは石じゃなくてインターロッキングというブロックだけど)の回廊のまん中にそびえる塔に滝のように電飾が灯されているだけでもかなり圧倒されますが、一番のメインは週末とクリスマス前3日間に置かれるキャンドルでしょう。
2000個のキャンドルが回廊にずらりとならべられ、それはそれはロマンチックな風景です。
ピーマン通りのお店のひとつ「フラッシュポイント」のつぐらさんの裏話によれば、このうち1000個はピーマン通りの各店舗が50個ずつの設置ノルマを持たされるとのことで、誠にご苦労さまで〜す。ちなみにつぐらさんが朝出勤すると2000個のキャンドルは既に片付けられているそうです。
リゾナーレのスタッフの方はさらに大変ですね。
山梨きってのデートスポットを目指しているそうで、いーなー。と指をくわえつつ、娘と歩いてみました。
リゾナレ2 リゾナレ1 ←今日は雨だから笠付のキャンドルが点々
高根清里の萌木の村。
これぞ、高原のクリスマス!ですね。
萌木の村といえば間伐材で作ったシカさんがトレードマークですが、そのシカさんがトナカイになって、萌木の村の芝生の広場でサンタさんのそりを引いている姿が見られます。
カラマツ林の中で静かに、でもどこからか鈴の音が聞こえてきそうな風景。
キラキラのイルミでロック音楽をがんがんかけてクリスマス商戦を繰り広げる都会では得られない穏やかさです。
それを言うなら、何もない牧場かどこかで月のない晴れた夜に、それこそ降るような星空を見るのが一番の「ロマンチック聖夜」かもしれませんね。
萌木の村 ←夜はこれに灯がともるんですって。
そろそろ初雪、降るかな。