割り箸卒業
形から入ろうと思ってお気に入りを探していましたが、昨日そこそこのものを見つけたので購入しました。
和風雑貨屋でみつけた飛騨産、漆塗り。一応表示はそうなってたから信じました。
木の箱も別購入。夫と私の分、2膳。娘の分ももう少し吟味して近いうちに買おう。
環境に悪い上、体にも害のあるものをなんで使わなあかんねん!
おわかりですね?お出かけ用箸です。
遅まきながらマイ箸デビューしました。
今日よく行く喫茶店で遅めのランチを食べるとき、初めて使いました。
その快適さといったら。
まず割る手間がない。ものによってはゴムっぽい匂いが気になるときがあったけど、それも皆無。シックな赤茶に花の彫刻がついた箸を手前に置くときれいに盛り付けてくれたお膳がより美しく見える。選んだだけあって、手になじむ。
気になる点は使用後の汚れなので、洗面所で一応ちゃちゃっと軽く洗っておき、帰宅したら必ずちゃんと洗う。この手間を省いた時間的ゆとりと清潔を手に入れるため、今までそのヒャク万倍のムダなコトをしていたと思うと、この習慣がどれほど普通なことか痛感しました。
なんでみんなやらないんだろう。コロンブスの卵状態です。
そこの喫茶店で出してくれたのは赤い紙製の箸袋に入った竹の箸でした。
居合わせた知り合いのキネちゃん(仮称)。
やはり飲食店のママをしていますが、私の行為をほめてくれたあとで、「あたしもネ、環境を考えて竹箸にしたの。竹箸出してるとこは環境ちゃんと考えてる店って理解していいわヨ。」と得意げ。
確かに。竹は生育が早いし雑草のように伸びてくるから、箸市場の救世主と言われてます。でも最近問題になっているのは中国製竹箸の残留漂白剤のことですよね。
キネちゃんとこも中国製じゃない?
だってキネちゃんとこもこのカフェも、日本製の割り箸なんて使ってたら、その良心的な価格設定ゆえに利益率にだってチョクに響いてきそうだけど。
無邪気に言うキネちゃんの話のコシを折りたくなくてそこまで言えなかった自分は、まだまだだなぁ、と自己嫌悪なのでした。
ちなみに小淵沢道の駅のレストランBeansでは、割り箸をリサイクルするのだと、捨てさせず別トレーで回収しています。パルプにするんでしょうか。人件費や燃料費などのコストもかかりますが、でも回収するという現場を見ることで割り箸を使った人の意識が少しでも変れば、まずはオッケーなのかもしれませんね。
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