暑さのしのぎ方
小淵沢の夏って、こんなに暑かったっけ。
15年ほど前に初めて経験したときは、その涼しさ(夜は寒いくらい)に感動してました。
夜は薄手の羽根布団にくるまって寝ないと風邪ひいちゃうし、
「おふとんがサラサラして気持ちいいー」なんて下界(失礼!)の友人に自慢したものでした。
夜は確かに今年も、お風呂のあと汗かくということはないので、助かります。
でも、日中の暑さは異常。
日差しが強いのは仕方ないとして、蒸し暑いので長袖も着ていられません。
夫は夏でも長袖派で、かたくなに長袖で通していますが、さすがに腕まくってます。
私はシミのことを心配するのもあきらめて、すっかり半そで。運転やけで真っ黒になってしまいました。
そんな状態ですから、あちこちに熱中症の人が出てるようです。
今朝も近所の人が緊張した声で我が家の玄関の戸をたたきました。
「やよぶさん、ちょっと手伝って。そこでおじさんがうずくまってるの」
急いで行ってみると、よく近所で歩いているのをみかける70代くらいの男性が座り込んでいます。
「さっき犬の散歩で通りかかったとき、しゃがんでたので気になってたのよ。
今来たらまだいるじゃない、あれから1時間も経つのに。汗びっしょりで・・・」
男性は足がふらついてまともに歩けない状態でしたが、幸いなことにふつうにお話ができました。
「これ、救急車呼んだほうがいいですよね」
救急車が来ると、近所の人もワヤワヤと家から出てきます。
熱中症らしいとわかると、「ウチもひとごとじゃない」などとつぶやく人も何人かいました。
そんなせわしい思いをした日。
涼しげな、小さきものをみつけました。
インゲンひみつきちのてっぺんにとまるトンボ。
富士山がうっすら見えていて、気持ちよさそうな展望台。
カマツカの葉の裏に巣をつくるミツバチ。
大きな葉の影で、最高の日よけパラソル。
無垢の木の床でお気に入りの毛布を枕にしてお昼寝。
夕方は「奇跡の人」ごっこで水遊びだ〜!