2006年3月26日
癒しの空間・石の浴室
ウチの浴室の壁は木と石でできています。
木はヒノキ、石は国産材の「十和田石」という材料です。
石貼りはただ同じ四角いのをタイル貼りするだけじゃ、芸がない!ということで、いろんなサイズの石板をモザイク風に配置しました。
これが「タイル屋」ではなく「石屋」の成せる技です。
でもおかげでえらい時間がかかりました。
(あいた時間にやる、という感じでもあったので)
十和田石は薄く青みがかった凝灰岩で、水を吸いやすく柔らかいので墓石などには向きませんが、内装にはよく使われます。
水にぬれてもすべることなく、足をつけた瞬間はもちろん少しひやっとはしますが、お湯を2回ほどかければすぐにあったまります。
夏はかえって気持ちいいかもしれません。
ということで、我が家ではウレタンマットなどは使っていません。
長い間には目地部分にカビが生えるかもしれないので、お風呂からあがったあとはスポンジで水をぬぐうようにして、通気を良くしておけばOK。
石は空気や水を浄化する効果があるので、「癒しの空間」であるべきお風呂にはもってこいだと思います。
ほんとはバスタブも石にしたかったのですが、手間がかかりすぎるのと、手入れが面倒そうなので、断念しました。
石風呂は温泉で楽しむことにします。