おかみブログ
2008年6月3日

黒姫紀行

関東甲信越が梅雨に入りました。
そんな梅雨の晴れ間の日曜日、出張のため信州黒姫へ。
仕事とはいえ、こんなお天気の日に、電車で、移住者のお宅を訪問する旅は、まさに役得です。
黒姫高原ははるか昔の高校生の頃、スキー修学旅行で行ったことがあります。
でもまったく覚えてない。
貸切列車で行ったのか、バスで行ったのか。
どこへ泊まったのか、どんなところだったのか。
ただスキー講習を数日受け、騒いで帰ってきたんだと思います。
なんか、もったいないなぁ。
『おもひでぽろぽろ』みたいに、17歳の自分が出てくるかと期待しましたが。
小淵沢から黒姫へは2ルート。
ひとつは松本まわり。小淵沢〜(中央線・終点)松本〜長野〜(信越本線直江津行き)黒姫
もうひとつは佐久まわり。小淵沢〜(小海線・終点)佐久平〜(長野新幹線)長野〜黒姫
小海線で始発から終点まで2時間余りかけてゴトゴトと高原列車に乗るのも魅力でしたが、
今回は松本まわりにしました。
でも乗り換えがうまくいけば所要時間はあまり変わらないのです。
次回はぜひ。
黒姫1
長野の少し手前姥捨駅付近。
日曜日だからか、車内放送があります。
善光寺平、日本三大車窓のひとつだそうです。
黒姫2
黒姫駅近くの里山集落。
北信五岳の黒姫山が右手に大きく見えます。
確かになんとなく、姫、というかんじ。
黒姫3
信州といえばそば。
同行した現地担当お勧めのこだわりそば屋「若月」。
すごいボリュームでした。
黒姫4
黒姫は小林一茶の生誕地だそうで。
一茶記念館から見る黒姫山。
手前に無骨な黒い外材御影石のっぺりした記念碑。
黒姫5 黒姫6
黒姫といえば一茶より有名なのがC.W.ニコルさん。
ニコルさんの森には行きませんでしたが、黒姫高原には豊かな森や沢が残っていました。
少し湿気を帯びた遊歩道でマイナスイオンのシャワーを浴びます。
高原はやっとつい最近残雪がなくなったところ。
雪深い山の麓に遅い春がきらきらと輝いていました。