これが小淵沢で生まれた納豆だ!
「石や・ころころ通信」取材のため、小淵沢で手作り納豆づくりをしているグループ「手しごとや」さんを訪問しました。
豆の味がしっかり味わえる大粒の納豆。
地産地消、安心、人の手から人の手へ・・・そんな商品選びと店作りをしている「ショップまちこぶ(小淵沢駅前)」のオリジナル商品です。
「手しごとや納豆」一番のこだわりは豆にあり。
地元北杜市産の無農薬有機栽培の大豆を使っています。
まちこぶでも米を販売している、高根町の農家浅川さんちの豆です。
小淵沢大東豊の森の中に「手しごとや」の製造工房があります。
毎週月曜日。てしごとや納豆の仕込みが始まります。
一晩水につけた大豆を圧力釜にかけ、煮豆づくりから。
煮あがった豆に納豆菌をまんべんなく吹き付けていき、
ていねいに個箱に充填していきます。
このあたりはすべて手作業。
箱詰めした納豆を室に入れて発酵させます。
今でこそコンピュータ制御された専用室を導入して温度管理は完璧に行われていますが、
ここでも第2のこだわりが。
炭(練炭)を入れておくのです。
こうすることで香りがよくなり、さらに二酸化炭素が納豆菌の働きを助けて、よりおいしい納豆になるというわけ。
発酵室に入れて1日半、次に冷蔵庫で低温発酵の状態にうつし、熟成させます。
作業を始めてから5日目以降、手作り納豆が店頭に並びます。
スタッフは代表・製造合わせて4人。
いずれも地元の主婦のみなさんです。
「いいものを自分の手でつくっている、という誇りがありますね」
「体調が悪いときに食べると、調子が戻って元気になれますよ」
「大粒だから豆の味が濃く感じて、食べ応えがあるわね」
4つセットで450円。
日々の食卓に、おつかいものに。
毎日でも買いたくなる、ごひいき商品です。