おかみブログ

2006年9月24日

八ヶ岳流ゲージュツの秋

22日から24日の3日間、八ヶ岳では「オープンアトリエ」というイベントをやってます。
八ヶ岳在住の作家の中でも特に活動的な人たちによる、工房・アトリエ公開の日。アポなしで気軽に作品を見ることが出来ます。
仕事があるので、すべての工房を回ることはできませんが、とりあえず友人の陶芸家kisakiさん工房「SPIRIT」を訪問。
妃1

こんな作品をつくる、独特の世界観。
ダチョウの卵みたいな球体のオブジェが彼女のテーマですが、外に置くのがステキです。土や雑草と合うんですね。
妃2

石とも合うかも。というか、石みたいって言ったら怒るかな。
芸術の中でも実用性を兼ねた「クラフト」なのが八ヶ岳の特徴。
建築・インテリアを考える上でとても幅が広がります。
「この家にはこの作家のが合う」とか。
八ヶ岳ではありませんが、塩山のアルケドアティスという設計事務所では代表設計士さんの奥さんのステンドグラスがアクセントとして使われています。
斬新なデザインで、洗練されていて、おちゃめで、感動します。
網野1 網野2 網野3
↑天使の羽付ランプ(ステンドグラス)  ↑ドラゴンの壁面オブジェ(金属) ↑玄関照明。 
こういうのが似合う家って、いいなー。

2006年9月9日

FM八ヶ岳を偵察!

小淵沢にコミュニティFMが開局しました!
その名も「FM八ヶ岳」。
八ヶ岳南麓の北杜市を中心に、良質の音楽、地域情報を流す予定だそうです。
今試験電波を流している最中で、10月1日には本放送がスタートします。
運営母体はNPO法人。
住民に広く出資を募り、番組制作も住民自身の手で行おうというスタイル。
アナウンサー、ディレクター、ミキサー、制作事務処理などあらゆる職種でボランティアスタッフを募集しています。
82.2MHz。私も車でずっと聞いていますが、時間帯によってポップス、民謡、ジャズなど微妙に分けられていて、どれも耳に心地よい、邪魔にならない音楽でした。
メインスタッフのROKUさんに聞いたところ、FM八ヶ岳に期待される意見のひとつに、「良質で普遍的な音楽を提供する」というのがあるらしいです。
私が気に入ったのは童謡をギターアレンジした曲。北杜市内にスタジオを持っているグループだそうです。「流す音楽も出来る限り八ヶ岳在住のミュージシャンに出てもらいたいんですよ。いい音楽つくる人たちがいっぱいいるから。」
プロとして活躍している人たちが、ギャラを期待せず当局の番組に出てくれるかどうかは賭けですが、「住民で作る、環境保全のための局」という基本理念になんらかの形で協力したいと思う人は多いはず。
もちろんプロじゃなくても番組制作をめざす人は大歓迎です。
アマチュアが制作するにあたっては、NPOが指導の場も作ってくれるとのこと。とにかくいろんな人がどんどん企画を出してくれることがまず第一目標なのです。
手作りの、でも夢あふれるFM局。学生時代所属していた放送部の感覚を思い出してちょっと懐かしくなりました。
他の人も同じ気持ちなのでしょうか、開局してまだいくらも経たないのに、早くもすばらしい人材が集まってきています。
メインDJは横浜のラジオ局で長年のDJ経験を持ち、現在は小淵沢に移住してペンションの女将となっているMEGUMIさん。
彼女の誘いに二つ返事で応えたのはレストランの奥さん・マリさん。バイリンガルのマリさんはおっとりしたかわいらしい声。チャキチャキ声のMEGUMIさんとのコンビが楽しみです。
私も誘っていただきました。
3人とも小さい子どもを持つ親です。代表のヤマモトさんは「北杜市に産婦人科がないでしょう。そのへんを逆に切り口にしてみなさんの企画で何かできないかな。」と持ちかけてこられました。
マリさんは「世の中いやなニュースを細かく報道しすぎ。ハッピーニュースだけを流す局があってもいいと思ってました。」とステキな提案。
私は前々からテレビでは表現できない、音声だけの世界に魅力を感じるので、朗読とか、絵本の読み聞かせとか、ラジオドラマとか、あるといいな。
「あ、じゃ、それやよぶさん担当!」ってすかさずMEGUMIさんに言われそうだな。
偵察&取材のつもりがミイラになってしまってうれしい誤算です。
FM八ヶ岳外観 FM八ヶ岳ホール FM八ヶ岳アクター 20060909003253.jpg FM八ヶ岳打ち合わせ

2006年9月6日

小淵沢vs清里vs韮崎・観光対決

実家から妹が遊びにきたので、娘と3人で八ヶ岳ドライブをしました。
まずは小淵沢のアウトレット。
ここまで来てショッピングかー!と思われそうですが、実は田舎歩きの必需品であるスニーカーを妹は持っていないというので、「山に来るのに8cmのミュールで来るやつがあるか!歩けたとしても世間から浮くわ!」としかりつけ、無理やり買わせました。
↓小淵沢の「八ヶ岳リゾートアウトレット」です。
アウトレット

次は清里です。
清里は、正確にいうと山梨県北杜市高根町大字清里です。北巨摩郡高根町が市町村合併で北杜市になり、この地名になりました。長野県清里町と思っている人が多いので、念のため。
かの有名な清泉寮ソフトクリームのただ券をもらってあったので、キープファームショップへ。
ファームショップ

それからまきば公園へ。ここは正確にいうと旧大泉村ですが。
まきば公園

最後にかけこみセーフで日暮れに間に合った、韮崎は円野の「平成かかし祭り」。
世相を反映したかかしたちがずらりと並びます。
かかし 「純情きらり」
かかし2 「稲バウアー」
八ヶ岳南麓をぐるりと広く一周、標高差実に1000m。
どうでしょう、それぞれ「らしい」特徴をとらえていると思うのですが。

2006年9月5日

桂の木の野望

「桂の木が生えているところ、知りませんか?」
鎌倉から長坂へ半移住、よわい75の男一人暮らしを満喫するあのウコギ博士からの1ヶ月ぶりの電話でした。
「こんどはなんですか?」
「北杜市の市の木と花と鳥を募集しているでしょう。私は桂を北杜市の木として推薦しようと思ってね。」
ウコギ博士はウコギ科の植物の次に桂が好きです。
桂のハナシをさせたら1時間は止まりません。
なんでも「桂」という字は中国の漢字で、日本の国字では「木へんに香」と書くとか。落葉広葉樹で、紅葉しているときに味噌せんべいのような甘い芳香がするそうです。
推薦しようと思った理由はこうです。
渓流や伏流水の豊富な場所を繁殖地として好む桂は、八ヶ岳や南アルプスの山麓にかつてはたくさん生えていた可能性が高い。だけどいまや絶滅危惧種。香が高く高級木材としても名高い桂を北杜市に復活させることは市の産業発展に大きく寄与するに違いない。
だけどそういう木なら他にもありそうだけど、なんで桂なの??
「それはね・・・」と電話で言葉をつくして説明してくれたのを図にすると次のとおりです。
桂の字

すばらしいこじつけですねぇ。
「かといって今全然生えてないのもさびしいので、どこかに生えてるのを確認したいと思いましてね」
ということで、どなたか北杜市内で桂の木が生えているところをご存知でしたら、情報をお寄せください。
お待ちしています。
桂の木

2006年8月22日

地酒談義に花が咲く

祭りのお囃子メンバーで打ち上げをしました。
1次会はバーベキュー。
「千寿久保田」の一升瓶をいただいていたのをつい最近あけて、1合ほど飲んでいたものを差し入れしました。
あけたら早く飲まなきゃいけないのに、我が家で酒を飲むのは私一人。
さすがに一人で一升瓶あけてたら悲しいし。
人が集まるちょうどよい機会だと思ったのですが、出すタイミングが悪かった。
酒ならなんでもござれというオジサンたちががぶがぶと飲み始めたのです。
後からちびちび味わおうと思っていた2、3人は「やめてくれー!」と懇願したのですが、あわれ銘酒はバーベキューの混乱にまぎれあっという間に飲み干されてしまいました。
その後の2次会は場所を変え駅前の「ラウンジシルク」にて。
ゆっくり飲めなかった酒通の人たちが恨めしそうに「今飲みたかったよなー」
ということで、久保田の代わり(といっては失礼ですが)甲州地酒・谷桜の「生いき」を賞味。
酒談義が始まります。太鼓仲間のボンちゃんが熱弁をふるいました。
昔は地酒といえば灘が主流。(灘=神戸は私のふるさとに近いところです。)
菊正宗、白鶴など。
ガツンと酒くさい辛口で、これぞ日本酒、おっちゃんが顔を真っ赤にしながらちゃぶ台で一升瓶かかえてるイメージ。
ところが30年くらい前から趣向が変わりだした。
新潟のすっきり飲みやすい水みたいな酒。
先頭を切ったのが越の寒梅。久保田、八海山も続く。
究極の、水みたいな酒その名もずばり「上善如水」もメジャー舞台へ。
(社会人になってまもなくの頃、この酒に出会った時の衝撃は今でも忘れられません。世の中にこんなおいしいお酒があるのかと)
今ではこれらの酒は有名になりすぎて、あえてもてはやされることもなくなったけれど、やっぱり広く好まれるのは飲みやすい新潟系の酒なんだそうです。
「これってね、やよぶさん、女性の社会進出と連動してるんだよ」
とボンちゃん。
なるほど。
さて、あまり新潟や灘の酒ばかり紹介していてもつまらないので、ここはひとつ山梨周辺の地酒について。
北巨摩地域の二大銘柄「七賢」と「谷桜」。
南巨摩地域では春鶯囀(しゅんのうてん)。
信州諏訪地域では真澄。
各社いろいろな商品があるので一概にも言えませんが、七賢はすっきり系、谷桜やや辛口、真澄はすごく甘い、春鶯囀は甘め?というイメージですが、どうでしょうか。
個人的にはふるさとの灘を裏切って、やっぱりすっきり飲みやすく、料理に合うのが好きですね。
七賢の「絹の味(純米大吟醸)」。薪ストーブのあるおしゃれな山荘で酒通の数人と飲みたい一品。カルパッチョなどと一緒に。
それから安価だけど意外とおいしいのが谷桜の「八ツのからっ風(純米酒)」。八ヶ岳の厳しい山おろしの風のような超辛口です。鶏の竜田揚げなどと一緒に。
日本酒のハナシは楽しいなぁ。

2006年8月6日

パン!パン!

幸せな映像を3枚ほど。
高根 ごりらのパン屋さん
ごりぱん

今年春にオープンしたて。高根町東井出、レインボーラインより少し北、細い道を入ったところ。若い夫婦がオーナー。もしかして店名の由来はご主人がそれに似てるから?!
ここのパンは油脂ひかえめの素朴な味。弾力のあるふわふわ感で、懐かしい感触。娘は4つ切りを一口でペロリ。
富士見町カントリーキッチン
カントリーキッチンパン
富士見町カントリーキッチン構内の釜焼きパン。予約しないとすぐなくなる。今日は焼きたてを購入できるというラッキーガール。ぷちぷちと音がしてる・・・
キャトルセゾン
同じくカントリーキッチン構内のイタリアンカフェ「キャトルセゾン」のケーキセット。今日選んだスウィートは「ベリータルト」。ブルーベリーとラズベリーが山盛りのった香ばしいタルト。高原の木陰でお庭を見ながら。

2006年8月4日

薪能での不思議体験

身曽岐神社の薪能はほぼ毎年行ってますが、今年はより期待大。
前半の能は「羽衣」で大御所観世清和氏、また狂言はあの野村萬斎氏だったのです。
解説者の方の話によりますと、今年の能のチケットはビラが刷り上がったときには既に残り20席しかなかったとか。
観客も全国から。
私たちのグループは能面打師でもある「珈琲館翡翠」のマスターのお計らいのおかげで早々といい席を確保していただきました。
身曽岐神社の能舞台がまた、それだけでも見ものです。
舞台の前の池、カラマツと赤松に囲まれた静かな空間の野外舞台。加えてひぐらしの大合唱。大合唱なのに、なぜか「静寂」という音に聞こえるから不思議です。
前半の能は半能(一部省略型の台本)で、「羽衣」。
天人が羽衣がなくて天に帰れない、という類いの逸話は世界中にあり、衣を返してもらえず漁師と夫婦になって子どもができる話が主流の中、能は返してあげる代わりに天の舞いを見せてほしいと望む。なんとも美しい処女伝説だろうと解説の方がおっしゃっていました。
狂言はお待ちかね、野村萬斎さん。
端正な顔だちがステキですねー。
狂言は能に比べて口語に近く、オーバーアクションですが、バラエティ番組のコントなどを見なれている現代人にとってはやはり独特の「型」が感じられます。
だけど、不思議なもので型にはめているのにそこから匂い出す味というものが、かえって想像をかきたてられ、コントとは比べ物にならないくらい面白いのです。
狂言と後半の能の間に点火の儀。
たそがれてきた松林の中にいよいよたき火がともります。
ところで「たそがれ」というのは「誰そ彼」つまり、そこに誰かいるのはわかるけど顔がはっきり識別できない薄暗い時間帯のことをいうのだそうです。
ちょうど点火の頃の会場の様子はそんなかんじで、ぼそぼそという観客の話声の中、ただぼーっとその空気に酔っていました。
後半の能の時にはさらに不思議なことがありました。演目は「舎利」。邪心の残る足疾鬼(そくしっき)が仏の遺骨(舎利)を持ち去ってしまうというお話。足疾鬼の邪心が現れるシーン、「さやけき月のかき曇り」のくだりでちょうど夜のとばりがすっと落ちて闇の世界に入ったのです。そして足疾鬼が舎利を盗んで逃走。橋掛かりを通って退場する、その走り去る瞬間、舞台の前の水面がざわーっとざわめき、ぞっとする冷気が観客を襲いました。私だけではなく、隣で見ていたお客さんも「わ、なんか・・・」と言葉を失っていたので、みんな共通の感覚だったようです。
舞台ものなので、あえて写真は撮りませんでした。
どうぞご想像にて…。

2006年8月3日

美女7人八ヶ岳めぐり

兵庫の実家の母が友達を引き連れ、総勢6人で小淵沢にやってきました。
英語サークルの仲間で、今回の旅行はその合宿だとか。みんな60才以上のマダムたちです。
合宿先として八ヶ岳を選んでくれたのは在住者としては嬉しいことだし、この時期はある意味正しい選択ですね。
特に明石と小淵沢とでは、天国と地獄ほど気候が違いますから。
2泊3日で、今日は私も一日おつきあい。
普段住んでいてもなかなか経験できない、観光の視点からわが町を見ました。
宿泊
通称「マグノリアの森」、2000坪の敷地を誇るペンションポリアンナにて。ウチの自宅は標高850mの田園の一画にありますが、ほんの100mあがっただけのこのペンションのお庭に一歩入るとひんやりするほど冷涼な空気が漂っていました。気持ちいいー。夏は森に限るネ。
10:00〜12:00
スパティオ体験工房へ。
これこそ地元にいればまず行かない場所。
工芸作家気分、というのすらおこがましい程度の作業しかしていませんが、ただ買うだけではつまらない、自分でちょっと手を加えて旅の思い出を作るには十分なクラフト体験です。
わがグループは押し花が一番人気で、5人が参加。1人が機織りで、私はステンドグラスを体験しました。ステンドグラスは前からやってみたかったのです。
押し花 機織り ステンド
12:00〜15:00 自然派化粧品会社見学
小淵沢の大手会社のひとつ、「アルソア」の本社とサロンを訪ねました。
会社ですからお店のようにふらりと入っていくことはできませんが、事前の申込があれば、快く社内見学などをさせてもらえます。
この会社はちょっと見ものです。
イタリアの著名な建築家マリオ・ベリーニによる設計のアーティスティックな建物。
受付嬢や美容カウンセラー(インストラクターという)の対応のよさ。
明るい社員食堂でいただく体にやさしい豪華オーガニックランチ。
「水」をテーマに自然な美しさを求めた高品質の商品ラインナップをそれらが支えています。
今回知り合いの社員さんの口ぞえのおかげで、大歓待を受けました。
正直ここまでのおもてなしとは想像もつかず。
洗顔・パックのしかたレクチャー→最新設備による肌診断(オイリー肌とか敏感肌とか)→メイクレクチャー。これをほとんどマンツーマンで対応してくれました。
「今さらお化粧なんかー」と恥ずかしがっていた人たちもだんだん真剣。
ナチュラルメイクで10歳は若返りましたよ!
3ステップ
 ↑主力製品の黒いせっけん「クイーンシルバー」の泡立て方のレクチャーを受ける。
17:00〜20:00 幽玄な薪能
小淵沢の夏のビッグイベントといえばホースショーとこのお能。
アルソアでメイクしてもらった美しい顔でいそいそと出掛けます。
ひぐらしの「カナカナカナ」がかえって静寂に聞こえるすばらしい野外舞台。
今年はかの野村萬斎さんが出るということもありいつもより席を大幅に増やしての上演でした。
20:30〜22:00
能の後はやっぱり上品な和食をいただきたいもの。
旨い酒をちょっと一杯。
…といえばやはり「山里料理・留羽」でしょう。
既に前々から予約を入れ、留羽御膳を頼んでおきました。
ここのてんぷらと山菜にぎり寿司は絶品。
明石からのお客さまたちは大満足していただけた様子。
ツアコン、お役目大儀?!
でも私も新たな発見の連続でした。

2006年7月31日

立体アート展「feel」

清里フォトアートミュージアム(K・Mopa)では今、屋外無料展示スペースで立体アートの展示「feel」が開催されています。
作家は八ヶ岳を拠点に活躍する有志6人。
素材も石、金属、木工、陶芸、ガラスと多様です。
この屋外スペースがまた良い。
栗生明氏設計の建築で、無機質なコンクリートの建物と落葉樹や芝の緑が溶け合った美しい庭です。
展示場所はそれぞれの作家の希望によるものだそうで、なるほど、自分の作品をどこに置けば空間となじむか、が良く考えられていますね。
空間アートです、まさに。
出展者のひとり、kisakiこと斎藤由妃子さんのブログで、彼女に写真を提供すればkisaki作品がもらえると知ったので、バシャバシャ写真をとってきました。
そもそも「feel」のイベントとしても写真募集コーナーがあるそうで、こちらにも早々に投稿。展示作品を撮影していいなんて、さすが写真ミュージアムですね。
死者の椅子 夏空 暑い・・・

何か生まれた 乾いた大地

K・Mopaメインの室内展示室では宇宙の写真展を開催。
月明かりの下のエルサレムの風景や、NASA月面着陸、星雲の写真など。
こちらも幻想的な宇宙空間が広がります。
特にフォルバーグのエルサレムの白黒写真は、kisakiさんの作品世界ともダブり、彼女が今ここでの展示に賛同した理由の一つがわかる気がしました。
「feel」ホームページはこちら↓
http://www.kaistudio.info/feel.html
K・Mopaホームページはこちら↓
http://www.kmopa.com/

2006年7月12日

無農薬ブルーベリー!

小淵沢のレストラン「八ヶ岳ベリー」さんでは、今店の奥のブルーベリー農園で、食べ放題摘み取りができます。
なんでも自分で食べたいと主張するようになった娘を連れて、保育園のお迎え帰りに行ってきました。
こんな風に気軽に行けるのも八ヶ岳のいいところ。
八ヶ岳はこの時期、ブルーベリーとさくらんぼがピークです。
特にブルーベリーは気候が合うんだそうです。
八ヶ岳の太陽と水と美人オーナー親子の愛情にたっぷりと育まれた完全無農薬のブルーベリーです。
ベリーさんのブルーベリーはとにかく実が大きい!そして濃厚な甘み。
ジャムにするのはもったいないので、そのまま食べるのが一番。
ブルーベリー木

ところでうちにもブルーベリーを庭木として植えていますが、まだまだ実が熟しません。
ベリーさんは最初の1,2年は実を持たせず、実の付いた枝を伐ったりしたそうです。そうすることで、3年後にたくさんの実を持つ大きな株のブルーベリー木となる。
うちのはどうやって育てたらいいのかなぁ。
花を愛でることだけでよしとするか。
まったく、農業は知識力です。
ブルーベリー摘み取り
 枝から直接パクパク。どれが熟した実か、ちゃんとわかるみたい。無農薬だから赤ちゃんが食べても安心。ブルーベリーの木は1歳児でも自分でとれる高さなので、歩くようになったばかりの子にもお勧めの摘み取り体験です。