おかみブログ

2012年1月13日

いとう石材HPリニューアル

昨年の後半からすすめてきた、ホームページのリニューアル。
年があらたまるのを機に、公開しました。
まだ写真が入ってないところとか、たくさん修正しなくてはいけないけど、とりあえず、形になったので安心です。
いいたいことがいっぱいあって、すごくテキストボリュームが多くなってしまいました。
石屋ブログもたちあげました。
石屋業務に関するネタは、今後そちらのほうでアップしていくことになる予定です。
使い方がまだ慣れなくて、このおかみブログのほうが使い勝手がいい・・・
早く慣れなくては。
手始めに、8日の商店街福引会で行った、石臼もちつきの様子をアップしました。
https://itosekizai.co.jp/contents/blog/110112_b01.html
新HP&ブログもよろしくお願いします。

2011年12月27日

パウル・クレーのポスター購入で被災地支援を

有名デザイナー浅葉克己氏が、本年度日本広告コンテストで銀賞を受賞した非売品ポスター。
ミサワホームとタイアップして、有名なパウル・クレーの絵画を使ってデザインされたもの。
パウルクレー
このポスターを全優石が特別頒布します。
全優石の詳細ページへ → http://www.info-ginza.com/zenyuseki/tsunami/tsunami1.html
全優石=全国優良石材店の会
入るのに特別な審査がある一般社団法人。
ウチも加盟しています。
全優石は石屋の立場から震災被災地に対して様々な支援活動を行っていますが、慰霊碑建立事業もその一環。
ポスターの販売代金の30%が、慰霊碑建立事業の資金になります。
石なんか建てたって、おなかがふくれるわけではないけれど、
震災を忘れない、復興への礎、力を合わせることの象徴、という長期的な意味があると思うのです。
それに建立工事には様々な人や企業が関わる。
ボランティアで行う部分もあるけれど、人や企業が動くことでお金も回り経済性が生まれる。
産業の掘り起こしが復興への一歩でもあるのです。
ポスターはA2サイズ、特殊なアート紙。
1枚3,000円。額入りで36,000円。
税・送料別途。
カフェやサロンの白壁に、おしゃれな居間や玄関に。
POPアートの巨匠、パウル・クレーの絵画ポスター。
被災地復興支援にもなるこの計画に、ぜひご賛同ください。
お問い合わせ、お申し込みは いとう石材/石あるく まで。

2011年12月21日

落合小さいごの児童たち

落合小学校閉校記念碑のことを通信にのせるので、
今日は学校に無理を聞いてもらって、撮影と取材に行ってきました。
落合小子ども1
下校時間に合わせ、訪問。
職員室のホワイトボードに今日の予定として「伊藤石材様写真撮影」と書かれていたのにまず感動。
そして先生方が子どもたちを促して記念碑の前に並ばせてくれるなど、撮影の段取りをとってくれました。
公立の学校で、イチ業者の瓦版の取材に、こんなにちゃんと対応してくれて、ありがたい限りです。
子どもたちに記念品を用意していきましたので、撮影の前に一言。
「落合小学校がなくなってしまうのはさびしいと思いますが、皆さんがここで学んだということ、育ったということは変わりません。これからちがう学校に行って、うれしいこと楽しいことだけじゃなくて、悩むようなことも出てくるかもしれません。でもこの落合小学校やこの石が皆さんを守ってくれると思います。そんな思いで私たちもこの石を建てました。これからえんぴつと小さな石をお渡しします。石は自然のものです。大きさも色も形もみんなひとつひとつ違います。皆さんと同じです。箱の中に手だけいれて、あまり見ないようにしてとってみてください。きっとそれが出会いです。」
そんなようなお話をしました。うまく伝わったかなー。
記念碑建立の役員さんにも先日お話を伺いに行きましたが、
落合小の子どもたちのよさは、昔も今もあまりかわっていない、という話がありました。
「素直に人の話が聞ける。反応がちゃんと返ってくる。まっすぐで純粋な子たち」とのこと。
撮影の後の教頭先生へのインタビューでもそれに近いお話がありました。
「人数が少ない(全校児童31人)だけに一人一人がしっかりしてる。自己表現力が高く、人前で臆さず発表ができる」
記念碑の前で写真を撮っていると、それがつくづく実感できました。
落合小子ども2
下校は先生が全員並んで、一人一人とタッチ(ハンドコミュニケーション)していたのがとても印象的でした。
こういうきめ細かな対応が、のびのびと明るい子どもを育んでいるんだろうなー。
落合小子ども3

2011年10月7日

貼り石撮り歩き

和風の玄関に御影石の乱貼りをしました。
Twitter用2
左右どちらにも開く引き戸なので、それぞれに特徴のある大きな石を使い、
さらに玄関の内と外で向かい合うようにして、計4個大きめの石を使っています。
それを中心に小さめの石を貼ります。
このあたりの石の置き方にセンスが問われます。
Twitter用1
こちらは薪ストーブまわり。
大谷石で壁と床を貼りました。
古関邸1
壁に御影石板を埋め込み、ちょっとした飾り台に。
古関邸2
通信で紹介するために、紫紺大ギャラリーへ。
ブルーの画家・新月紫紺大さんの原画を見ながら、ゆっくりお茶をいただける空間。
長坂町小荒間の田園にたたずんで、「八ヶ岳で一番美しい夕日」がみられる場所です。
ここでもすてきな石使い発見。
これはうちの施工ではないですけどね。
Twitter用3

2011年10月3日

縄文の里アート写真

秋らしい、きもちのいいお天気となりました。
ころころ通信の「石のある風景」に載せるために、写真撮影の旅に出ました。
DSC_2122.jpg
旅、というのは気分だけのことで、ちょっと車で5〜10分走ったところです。
小淵沢から甲六川を越えると富士見町の先達地区へ。
ここは田園から、八ヶ岳〜南アルプス〜富士山、360°の大パノラマが広がるところです。
ちょうど稲穂が刈り入れ間近、澄んだ風に揺れています。
ちょっと田んぼのあぜ道をお借りして、作品を置いてみました。
八ヶ岳と稲穂1-2
次は井戸尻縄文遺跡へ。
当時の住居が復元してあります。
四季折々の花が楽しめるところですが、今はやっぱり山の景色が最高。
井戸尻と石彫刻
こちらの作品の現物は、店頭で展示中。
10月29日と30日の小淵沢地区文化祭でも出展します。

2011年9月19日

オープンアトリエご来場ありがとうございました

オープンアトリエ、盛況のうちに終了しました。
今回も新しい出会いがたくさんあり、石をあまり知らない方にも興味をもっていただく機会となりました。
ご来場くださった方、ありがとうございました。
オープン1 オープン2
オープン3 オープン4
今回ご来場いただけなかった方も、しばらく作品の展示はそのままにしておきます。
だいたい誰かが店にいますので、お立ち寄りください。

2011年9月16日

八ヶ岳の石屋のオープンアトリエ2011

おらんうーたん(八ヶ岳のクラフトネットワーク)で毎年この時期に行っている「オープンアトリエ」が迫ってきました。
今年は9月17〜19日、ウチも18、19日に接客体制を強化し臨みます。
17日はMooの小学校の運動会なので、事務所と工房は開けていますが、夫と私はあまりお相手できません。
(でもお天気がなんだかあやしい・・・もってくれるといいけど)
昨年は簡単な表札作り体験教室を開きましたが、
今回は展示と実演にチカラを入れます。
展示では、石の原石から本磨き加工までの段階をひとつの石に表現したものと、これまたひとつの石にノミやビシャンなどいろんな道具を使って違いを見せたものを用意しました。
オブジェ風になっているので、石のファッションショー的なおもしろさをみてもらえればと思います。
それから花器などの小物をディスプレイするのに、木工のBEAGLEさんから木の台を提供していただきました。
違う素材を組み合わせることで、ソフトな感じになったり、ゴージャスなかんじになったり、とても豊かな表現ができます。
そんな、石と多素材のコラボレーションも、今回のオープンアトリエで紹介できればと思います。
焼き板を奥の壁に設置するだけで、ガラリと雰囲気が変わりました。
石やお墓関係の書籍を集めた図書コーナーが充実しました。
農家さんからゆずっていただいた昔ながらの機織の体験もできます。
店舗1  
コラボといえば、大きな仕事では「住宅」。
無垢の木で建てる手仕事の「家」に、ちょっとずつ石でアクセントをつけることで、見た目もすてきになりますし、
木や鉄や紙や土では担えない役割も石で果たすことができます。
たとえば水周りとか。
私のひそかな趣味、パワーストーンコーナーも、BEAGLEさんからいただいた栗皿にディスプレイしなおし、
見違えるようになりました。
木わずかなくぼみや木目を活かし、なるべくよけいな手を加えないでオイル仕上げした木皿。
実際何に使うの?というとちょっと難しいかもしれませんが、ウチのパワーストーンとは運命的な出会いを果たしました。
小さなくぼみに、石浄化用の水晶チップを入れると、まるできれいな水たまりのよう。
店舗2
BEAGLEさんは他にも木そのままの形状を活かした板を、とても安価でゆずってくださいます。
今回のオープンアトリエでも何点か販売しています。
店舗4 店舗6 店舗5
これから、若手家具職人・ヤスザキさんの椅子や、ウチの家を作ってくれた家作り集団「木の香」から提供していただいた大きな一枚板の天板を設置する予定。
自然派化粧品アルソアの商品も販売中。
ミネラル石で浄化したおいしいお水でのどをうるおしたりして、お茶のみがてら気軽にお立ち寄りください。
店舗7
日時:9月18日(日)、19日(祝) 10:00〜16:00
場所:小淵沢支所北・伊藤石材工業内
伊藤石材地図.jpg

2011年8月8日

石や・ころころ通信7号発行です

石や・ころころ通信7号(平成23年夏号)を発行しました。
今回の話題は・・・
1.ごあいさつ
 東北の銘石応援&石屋の正しい選び方 の販促竹うちわをつくりました。
 日本橋の山梨県アンテナショップ2階のワインレストランに山梨の銘石「塩山御影」のカウンターを納品しました。
 たまたま遊びに来てくれていた、Mooの友達ナオミチくんも一緒にトップの写真でにっこり♪
 早くもムコ候補か??
2.こだわりの厨房に石がよいワケ
 水や油を使い、温度管理が重要な「台所」や「厨房」という作業場には石がぴったり。
 実例を紹介します。
3.ご建墓特集・お墓にこめた皆様の想い
 小淵沢町小澤家「白に重ねた想い」
 白いお石塔と段差を少なく、の2点にこだわった小澤家のお墓は、福島県産白御影を使っています。
 オーディオが大好きだった亡きご主人が安らかに眠る、家族の憩いの場です。
4.写真で語る、石のある風景
 収穫をひかえた武川米の里。北杜24景のひとつでもあります。
 柳澤集落にたたずみ田園を見守る古い観音像をクローズアップしました。
5.新シリーズ・職人気質
 その道のプロに聞く、仕事へのこだわりと先祖祀りに対する考え。
 第一回目は、地域材で伝統工法の家づくりをしている大工・鈴木直彦さんにお話を伺いました。
6.お墓メンテナンス ミニ知識
 第2回目。お墓の汚れ落としについて、プロの方法を伝授します。
7.地元のお店紹介
 富士見駅前商店街にある おまんじゅうやさん「井筒屋菓子店」。
 昔ながらのまんじゅうや季節の果物の大福が人気。
8.イベントのお知らせ
9.スタッフ紹介
 入社5年目、ほりいくん。30才2児のパパの健闘ぶりは・・・。
今回も充実(?)、思い入れのある内容で、石の話題を皆様にお届けします。
読んでみたい方は伊藤石材工業までご来店いただくか、発送先をお知らせください。

2011年7月22日

お墓相談員更新手続き迫る

大おかみと夫と私は、全優石認定の「お墓相談員資格」なるものをもっています。
講習と実技をクリアすれば、経験年数不問で誰でも取れるものですが、
取得より10年たち、更新時期にきました。
資格更新用のテキストを熟読し、テスト用紙に記入し、本部に送り返します。
時間制限もなければ、テキスト参照可、というわけで、難しいことはありません。
ただ、これのおかげであらためて知識の復習になり、お墓をコンサルティングする上で自信につながることは確かです。
テキストの内容は
●石材石種について
●施工について
●宗教(日本の仏教)
●法令について(墓埋法、改葬など)
●お墓のかたち(日本のお墓の歴史、現代のお墓)
●全優石について(全優石とは、ダブル保証、販促ツール)
全30ページ。
全優石の一員としてはずかしくない知識と営業力をつけるものです。
この資格を初めてとったときの実技研修が印象的でした。
年に2回ほどある、全優石の電話相談の受け手を任されるのです。
フリーダイヤルで、全国の一般消費者の方々から、お墓についての相談が入ります。
それに丁寧にお答えする業務です。
これははっきり言って、とてもいい経験です。
だいたいは普通に墓石屋やってれば問題なく答えられるものですが、
電話で見知らぬ人からの専門的な相談を受けるのはドキドキします。
知識だけでなく言葉づかいや話し口調にも気を配らなければなりません。
もちろん、横には本部で毎日のようにそういった相談に応じているベテランの職員もいるので、
わからないときはいったん保留にして確認することもできますから、お客様に迷惑をかけることはありません。
お客様にきちんとした説明をするためのお勉強。
個人経営の専門石材店のこういうドリョクが報われるといいなぁ。

2011年5月9日

ころころ通信6号発行

水がはられた田んぼが増えてきました。
それに比例してカエルの声も大きくなってきました。
東北では稲の作付けができない地域も多いという中、毎年当たり前のように聞いている田んぼからの声がとてもいとおしく思えました。
さて、「石と地域のおたより・石やころころ通信」の6号を発行しました。
なんと、今回からカラーです。
真っ赤な日の丸をタイトルに重ねました。
この通信も少しずつ定着してきたようで、久しぶりに会う方にも「通信見てるよ」と、まるでしょっちゅう会っているように声をかけていただきます。
今号のコンテンツは。
1.大おかみのごあいさつ
3月21日に行ったチャリティバザーのご報告をかねて。
2.いとう石材ニュース
石屋業界のセーフティネットワーク「全国優良石材店の会」が行うお得なキャンペーンのご案内
3.今号のトピック、石に込めた想い
富士見町神戸新町・御射山神社鳥居改修にかける想いを氏子の方にお聞きしました。
昭和天皇即位を記念して建てられた石の鳥居も80年余りが経過。
部材の一部が折れるなど傷みが目立ってきたので、改修することになりました。
茨城産稲田石で作った、当時の匠の手作業。
今年で区制400年を迎えた神戸新町に伝わる御射山祭など、歴史文化も紹介しています。
4.味噌作り教室ルポ
小淵沢駅前ショップ「まちこぶ」の主催する味噌作りの様子をご紹介します。
5.石屋耳寄り情報
地震保険について。
当店で、県内と諏訪地方で初めてお墓の天災保険を取り扱っています。
お墓保険の取り扱いを保険会社から認証されるためには、条件はいろいろあるのですが、要するにちゃんとした工事ができるところだけ。
当店のもともと建ててきたお墓は問題なく保険会社の基準をクリア。
だって、倒れて当たり前のものに補償はしませんもんね、保険会社だって。
病気の人が生命保険に入れないのと同じです。
保険の目的は万が一のときの費用負担を減らすことですが、そもそもちょっとやそっとでは直さずにすむお墓を建ててほしいという思いもあります。
6.お客様のお店紹介
お墓を建てさせていただくなど、石屋がお世話させていただいたお施主様が経営するお店を紹介します。
今回は古民家カフェ「いち」。
ゆったりした空間で、手間隙かけたおいしい洋食がいただけるお店です。
7.イベント紹介
諏訪〜北杜エリアで開催されるイベントやコンサート、展覧会などのお知らせです。
これからも情報募集しています!
8.スタッフ紹介
今回は入社3年目の「カトーくん」。謙虚に技術を習得中で、しょっちゅう冗談やあやしげな外来語を使う、石屋のムードメーカーです。