おかみブログ

2009年8月17日

お盆休みあっという間

ここ何年も、お盆休みはどこへも行かず、ひたすら地域活動しています。
なんといっても、私の住むところは「田舎」かつ「観光地」。
住む人間は帰省客や観光客をおもてなしするのが役目というわけ。
妹があそびにきたり、義弟家族が帰ってきたり、いつもの町に少し変った風が吹いて
お盆の気分も盛り上がります。
さてさて
お盆イベントのピークは練込囃子。
念願の笛担当がかない、今年も長女Mooとの参加です。
練り込み当日4 練り込み当日3 練り込み当日5
練り込みmoo2 練り込みmoo4 練り込みmoo3
今年はMooに限らず、子どもたちがほんとによくがんばりました。
5時半から8時までという長丁場、大人でも暑さと疲れでバテてしまうのに
最後まで掛け声もいさましく、飛び跳ねていました。
途中で沿道で見物していた保育園のおともだちを飛び入り参加させ、提灯持ち。
(さすがに長時間の太鼓は重かったか・・・)
小さな町の、ごくごくローカルな小さなお祭り。
予算がどんどん削られて、ハデなことは全然できなくなって。
でも、マンパワーだけは負けないように、来年もいっそう元気にできればいいと思います。

2009年6月18日

今年の練り込み囃子!

小淵沢のお盆祭り「すずらん祭り」で恒例のお囃子隊・練り込み囃子が今年も発動します!
祭り本番 8月14日(金)夕刻〜
それに向けての練習を6月23日から毎週火曜日、やります。
練習会場:小淵沢生涯学習センター大ホール
参加資格:特になし。誰でも大歓迎、誰でも来てください。(ただし未就学児は保護者同伴)
↓昨年の祭りの様子
練り込み08 練り込み08-2
今年もちびっこも大人もひとつになった、勇姿が見られます。
市民の○○クラブって、年齢や性別ごとになっているものが多いし、そういう風に定まっていなくても自ずと偏った人たちの集まりになるものが多いけど、このお囃子隊は文字通り老若男女が入り混じって同じことをする。それが一番の魅力だと思ってます。
地元の小さいお祭りだから、分ける必要もないし。
ただ、今年は北杜市全域に参加者募集の新聞折り込み広告を出すとのこと。
でっかく出たもんですね、商工会も。
あの短い小淵沢商店街いっぱいのなが〜い列になっちゃう!とうれしい悲鳴があがったりして。
結局今まで2回の妊娠中も欠かさず出ている私。
今年も一緒に囃して飲んで盛り上げられる人、待ってます。

2009年1月1日

新春恒例、初打ち

元日は毎年太鼓の演奏にかりだされているのですが、
今年は出産直後ということで、お休みさせていただきました。
だからTazのお披露目も兼ねて、演奏を見に行きました。
スパティオ小淵沢にて。地元のお客さんに囲まれ土着の雰囲気。
初打ち1
八ケ岳リゾートアウトレットにて。こちらはギャラリーも多く大舞台という感じ。
初打ち2
演奏する側にいると、演奏するのに必死なのですが
こうやって外から見ていると見えてこなかったものが見えてきます。
まず曲の全体像。
会場と音のバランス。
そして何より、「正月と太鼓」を味わえる醍醐味。
いつも聞いている曲なのに、あらためてワクワクさせてくれました。
聞いてくれる人にこういう感動を持ってもらえるという、太鼓演奏のすばらしさを再確認した、恒例の初打ちでした。

2008年8月15日

小淵沢練り込み囃子2008本番

今年も勇壮な姿が見られました。
本番1 本番2
本番4 本番5
本番3 本番6
うーん。役得。

2008年8月13日

おかえりなさい 08練り込み!

父の実家の村へ墓参りに行くと、地元の人に「おかえり」と言われました。
住んでるわけでもないのに、大人になってからは一度しか行ってないのに、夫は初対面なのに
「こんにちは」ではなく「おかえり」です。
会ったときは「ようおかえり」
別れるときは「またおかえり」
関西では「こんにちは」なんてあいさつはあまり使わないというのもあるけど
(「おはようさん」はよく使う)
「おかえり」と言われると、若干の違和感は感じるものの自分のルーツを再確認するようで、
なんとなく嬉しかったのを覚えています。
ということで、都会からの帰郷者を小淵沢に迎えるときは
ちょっと意識して「おかえり」と言ってみたりします。
この言葉を使うと自分が小淵沢の人間になれたような感覚になります。
町をあげての「おかえりなさい」祭り。
小淵沢駅前商店街名物・すずらん祭りはいよいよあさって。
今日は祭りの盛り上げ役としてかかせない「練り込み囃子」の最後の練習でした。
お囃子曲「一心練込囃子〜小淵沢バージョン〜」を作曲した天野宣先生&阿羅漢の皆さんのご指導をいただきます。
本番直前1
先生のお話より。
合併で小さな町のお祭りの存続自体が危ぶまれているのに、
この小淵沢練り込み囃子は確固たるスタイルが伝承されていて
「また今年もやろう!」という皆さんのエネルギーが伝わってきます。
これを見る沿道の人もきっと町への愛着を持ち続けると思います。
本番直前2
練り込み囃子は完全な自由参加です。
義理やオツキアイでのいやいや参加はまったくありません。
淵の音太鼓はまあ半強制的に?指導役にまわってきましたが、
それだって実は根本的には祭りが楽しみなのです。
大人も子供も。どんな職業の人も。
ただ「練り込み」のキーワードでつながる縁。
このメンバーで町の祭りを盛り上げ、帰郷者を喜ばせ、自らも陶酔しながら
高原の短い夏の一夜を飾る。
本番直前3
今年は新しい振り付けがない分、より熟成されたお囃子が見られることでしょう。
8月14日(木) 小淵沢駅前商店街にて
午後5時より 駅前ロータリーで淵の音太鼓の演奏、祭りのスタート
午後5時半より 練り込み囃子スタート

どうぞお楽しみに。

2008年7月1日

練り込み練習、早くも熱戦

練り込み囃子の2回目の練習が終わりました。
暑い。それ以上に熱い。
小淵沢生涯学習センターの大ホールは空気の流れがないので暑さが身にしみます。
でもそんな環境を吹き飛ばすような、元気な子供たちと、負けじとはりきる大人たち。
新しい人も増え、心なしか平均年齢が若くなったような、すがすがしい集団がうまれつつあります。
まずは地囃子(サビのフレーズ)のおさらい。
08練り込み1
参加者はこんな太鼓を持ちます。
枝付け(えつけ)といいます。
彼は今日初めて参加の青年。
きちんと垂直に顔のあたりに持ってきています。
これが正しい持ち方。
08練り込み2
熟練者の振り。
後姿がこれほどかっこよく見えれば、上出来!
08練り込み3
早くも皆さんステップ完璧です。
一人、ただひたすら駆け回ってる子がいます。(Mooです)
08練り込み4
休憩の間も子供たちは走り回ってます。
まったく精気が奪い取られる・・・いやいや生気がみなぎってくるようです。
08練り込み5
練り込みの練習のあとは大きい太鼓・淵の音太鼓の練習。
練り込みの参加者で、残ってそれを見学してくれた人たちもいました。
その中の数人が最後に大きい太鼓にも挑戦。
彼女は違う流派の経験者で、私たちとはまた違う構え方で、かっこよかったです。
08練り込み6
毎週火曜日、夜7時半より、生涯学習センター大ホールにて。
参加者募集中です。親子参加も大歓迎。
お父さんお母さんはダイエットにぴったり。
8月14日の本番には、タダ酒・タダビールが待っているぞ!
(ダイエットの甲斐なしになるかどうかは責任もちません)
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2008年6月19日

練込囃子08、始動

さあさあ、今年も太鼓と祭りの季節がやってきましたよ。
毎年恒例、小淵沢駅前商店街のお盆祭り「すずらん祭り」。
その花形ともいえる練込囃子の練習が始まります。
太鼓仲間のツトムさんがすばらしいチラシを作ってくれました。
練込08
彼のブログでも、練習日や当日の予定などを詳しく紹介しているので、ぜひそちらをご参照あれ。
私は祭りの頃は妊娠7ヶ月になってるので、さすがにとんだりはねたりのステップは自重します。
毎年練込囃子では「念仏」という大きめの太鼓を抱えてたたいていますが、
さすがに太鼓をたたいてるんだか、自分の腹をたたいてるんだかわからないですしね。
練込08-2
最初の子の時は7ヶ月目に小淵沢駅100周年のイベントで太鼓の演奏をしたものでしたが。
(いい感じで、ハラも出て、かっぷくがよく見えてたそうで。)
7月26日のホースショーまではがんばって演奏し、
すずらん祭りは裏方に徹します。
参加者の皆さんの粋な姿を応援してますよ〜。

2008年2月1日

八丈太鼓がやってくる!

八丈島の伝統的な和太鼓八丈太鼓が小淵沢にやってくる!
・・・といっても、八丈太鼓って全然知らなかった私。
ネットで調べたり、人に聞いたりして、こんなサイトを見つけました。
なるほど。比較的小さい太鼓を台にのせて、両側からたたくんですね。
こんど来る人たちの中で奥山 隆さんと 山下栄進さんは島でも有名で、活動の幅も広くウデも確かな人たちだそうです。
その人たちと一緒に太鼓にさわれる機会も。
小淵沢淵の音太鼓は「天野流」。
甲府市無形文化財の天野宣先生の指導のもと、伝統と革新の双方を兼ね備えた音楽性を通じて、わが町の文化を見直し活性化させる。
小淵沢には天野先生の作曲の、町オリジナル組曲が3曲あり、その独創性とテーマの偉大さにはほこりを持っています。
でも、世の中にはもっともっといろんな流派があって、それぞれにバックグラウンドと今後の可能性があって、人々の心を癒している。
そもそもたたけば音の出る太鼓という楽器は、最も原始的な音楽表現の方法とも言えて
シンプルなだけにつきつめると深い。
そんな太鼓の世界に、流派を超えてふれあえることが出来れば、また違った楽しみがありますよね。
太鼓 天野流淵の音太鼓
とはいうものの、この情報を知ったのが遅すぎ、太鼓仲間や興味のありそうな人に声をかける時間がありませんでした。
今回の企画は、小淵沢に移住してきた知り合いの方が橋渡し役で、その方の顔を立てるためにもセッションに参加したかったのですが・・・
興味のある方はぜひ行ってみてください。
○日時 2月2日(土) 11:30〜12:15
○場所 「道の駅こぶちさわ」と「スパティオ小淵沢(延命の湯)」の各入り口付近

↓ここにも伝統文化のおはなしがいっぱい。
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2007年8月19日

雷様と太鼓

いなづま

夕刻から稲妻と雷、大粒の雨が少し。
日中の猛暑とうらはらに日が落ちて寒気が上空に流れこみ、山は雷鳴がとどろきました。
夜半過ぎまでいつまでもいつまでも遠くでぴかぴか光っていました。
ちょうど静岡の方面へ行ったのでしょうか。
八ケ岳側から見ると東南の方向に富士山がありますが、それを背後からライトアップするように、暗闇の中富士山のシルエットが一瞬浮かび上がります。
神々しく不気味な夜でした。
カミナリさまといえば、太鼓。
明日(20日)夜8時より、風林火山館で天野宣&阿羅漢が「風林火山館・戦国の夏祭り」イベントの最後を飾ります。
北杜市太鼓保存会の有志メンバーもそのうちの1曲に出演。
北杜市オリジナル曲「相生(そうせい)」作曲:天野宣
「木」「火」「土」「金」「水」宇宙の五元素をそれぞれの楽章のテーマにした組曲です。個性ある町村が集まって北杜市が誕生した・・という意味か。
稲妻のごとくあばれ、余韻も残せるようがんばります。

2007年8月15日

骨まで溶けるような・・祭り本番

西日の差し込む坂道の小淵沢商店街。
練り込み・地囃子のステップはためといて一気に駆け上がる、そんなパワーを意味しています。
練り込み本番1 練り込み本番3

練り込み本番2 練り込み本番4

暑い熱い祭りが終わりました。
華やかな送り火になったでしょうか。