おかみブログ

2009年1月18日

母乳にいい食事

おとといの金曜日はママ友とランチでした♪
庫樂飯3
小淵沢の創作和食処、「庫樂」
味よし、盛り付けよし、雰囲気よし。
今日私がいただいたのは、海鮮納豆丼。
数種類のお魚のづけと納豆が散らしてあります。
こいつぁ母乳にもよさそうだ。
いろいろネットで調べたり、このブログでコメントいただいた方が教えてくれた「桶谷式」の本を読んでみたりしてみましたが、
やはり昔ながらの日本食が、日本人にはいいみたいですね。
肉よりは魚、豆腐や豆。
「餅がいいんじゃない?」と送ってくれた友人もいました。
感謝!その心遣いがうれしいです。
餅はご飯に比べて高カロリーで消化もよく、すぐにエネルギーに変わってくれるありがたい食べ物。
食糧があまりなかった昔は、とにかく母乳の特効薬的働きがあったとされたとか。
だから私たちよりひとつ上の世代のお母さんやお姑さんは「食べなさい」とよく言うんですね。
今は栄養状態がよすぎるぐらいなので、食べすぎには気をつけなきゃいけないのでしょうが
おやつにはちょうどいいです。
油分の多いケーキなどよりずっと母乳にやさしそう。
いただいたお餅は玄米餅とくるみみそ餅、そして笹だんごです。
餅
新潟出身の人らしく、「越後名物・久比岐もち」
久比岐(くびき)の里は、かの大河ドラマ主人公直江兼続ゆかりの地でもあるそうで、
今日の大河ドラマを見ながら、番茶と餅の夜食ってのも、オツなもんじゃないでしょうか。

2009年1月10日

母乳VSミルク、またまた奮闘中

前回の記事で、哺乳瓶を変えたらミルクも飲むようになった、と書きましたが、
やはり世の中そんなに甘くなく、
Tazの哺乳瓶への抵抗は続いています。
お父さんの見立ては悪くなく、前の哺乳瓶よりはそれでも幾分マシで、
どうしようもなくお腹がすいているときは、観念したように飲み始めます。
だけどほんの20mlやそこら飲んだだけで「べぇーっ」と押し出してしまう。
わんわん泣いて、「ちがうんだよぉ、ちがうんだよぉ。これじゃないよぉ、ホンモノをだせよぉ」と言ってるようで、あまりにもこっけいで、でも不憫です。
一般的によく言われる「母乳が足りない」サインを出しているように見える時は、
ついミルクを足さなきゃ、と思うのですが、
もしかして実は足りている?
欲しいのはミルクではなくて<安心><満足感>みたいなものかもしれない。
夕方、忙しいときに限ってぐずぐず言うのがいい証拠なのでは。
だいたい「乳が足りない」という言葉は、人類史上永遠の殺し文句だと思います。
多くの女性が体型へのコンプレックスを抱えているように
母乳が足りないと悩む母親は多い。
(出すぎる人もそれなりに大変なこともあるけど、往々にしてコンプレックスにはなりにくい)
そしてこのコンプレックスを突けば大きなビジネスが発展する。
つまりミルク会社が仕立て上げた狡猾な罠・・・
母になった方なら誰しも1度は経験あると思いますが
一緒に風邪をひいて、子どもの痛みやつらさが実感できることってあるでしょう。
「自分は今こういうふうに喉が痛いから、きっとこの子の機嫌の悪いのもそういう風に痛んでいるのだろう」と確信できる瞬間。
まだ言葉がカンペキでない小さい子であればあるほど、驚くほど母子が同じ感覚だったりすることがあります。
また、おっぱいが張ってくるのが予測できたり。
こういう生理感覚って、とても大事で、本来それが一番のバロメーターだと思うわけです。
つまり。
授乳後もぐずぐず言って、ちまたの情報からはいかにも足りてないように判断されるけど
実は乳は足りてる?
ウチの子は平均より体がちいさい。
母乳はこの子が必要な分だけ、出るものなのだ!
うん、きっとそうだ・・・。(説得力ない〜)
あまり心配をおかけしてもいけませんので、このへんでグチはやめましょう。
Tazはだいたいは機嫌よくしていますからご安心を。

2009年1月9日

ミルク嫌い

話にはよく聞いていた、「ミルク嫌い」。
ウチの子はどうやらそれらしいです。
ミルク嫌いというより哺乳瓶嫌い。
搾乳したものも哺乳瓶からは飲みません。
口に入れるなり舌で押し出して、一滴も飲まないので、結局捨てちゃう。
こうなったら何が何でも母乳をやらなければ。
何もしなくてもバクバクあふれて出てくる体質でもないみたいですので、それなりの努力が必要です。
プレッシャーにかられながらモノの本やネットを検索。
母乳を出すには
1)玄米や五穀米の主食、根菜中心で肉や乳製品をひかえたおかず。
(これは比較的OKかな)
2)水分を多めに取る。からだを温める飲み物として、たんぽぽコーヒーや穀物茶がよい。
 (たんぽぽコーヒー買いました。普段の家族全員用に三年番茶も。でも普通のコーヒーも好きだから1日1杯は自分に許してます)
3)適度な運動。肩こりは大敵。
(駅前へお散歩。保育園の送り迎えは徒歩。でも赤ちゃんだっこして肩こりになるなというほうがムリ・・・)
4)とにかく頻繁に吸わせる。
5)睡眠をとる。
それなりに気をつけてはみるものの、劇的な変化には至れず
母乳が出すぎる人ってどんな感じなんだろう、と羨望の念。
そうしていたら夫がなにやらネットで検索を始めました。
見ると哺乳瓶のサイト。
「嫌味だなぁ、それより母乳が出るサイトでもみつけてよ」
「それはいろいろ自分で努力してるじゃない。」
確かに。がんばってるのにこれでもか、と母乳を調べるほうが嫌味か。
次の日にはもうネットで注文した新しい哺乳瓶が届いていました。
ピジョン製、「母乳実感」タイプ。
「これがお母さんの乳首に近い形なんだってよ。」
おそるおそるやってみると・・・なんと。
とりあえず1回目は抵抗なく飲むではありませんか。
お父さん、大満足。
「わずか2500円ほどで元気に飲んでくれるなら安いもんだ」
その後もムラがありつつも、ピジョン哺乳瓶なら押し出すことも前のものよりは少なくなったので、まずは肩の荷がおりたかんじ。
がけっぷちに立たされたようなプレッシャーから逃れてからは、
こころなしか母乳だけでも足りることが多い気がしてきました。
次は、上記5)のポイントについて・・・お父さん、あとよろしく♪

2009年1月8日

雑穀米ならまちこぶ

不況のせいで雑穀米が売れているらしい。
外食せず、家で食事をする率が増え、健康に気づかうムードになってきたせい。
さらに雑穀米にすればご飯自体に味と栄養が含まれ、おかずの品数も一品少なくてすみそう。
私の小さい頃、家でのご飯はやはり五分づきで、その硬くて茶色いご飯がとてもイヤでしたが
いまや手軽に白米に混ぜておいしく炊ける雑穀米が店頭に並び、
健康ブームもあってとてもメジャーな食べ物。
雑穀は赤や黄色、紫、黒などいろんな色が入っていて
ある意味宝石をちりばめたような美しさがあります。
小淵沢の保育園では主食だけ家から持参します。
「Mooちゃんはお弁当が雑穀や玄米の日は、給食もよく食べますね」
めずらしく白米を持たせた日、保育園の先生にこう言われました。
その日は白米だったせいかあまり食が進まなかったとのこと。
白米も大好きなので、それはたまたまだったんでしょうけど、
以来、保育園の先生との送り迎え時の会話に雑穀米がよく登るようになりました。
他の子供たちはあまり雑穀を持ってくる家はないらしいですが、
変に特別視されたり仲間はずれにされたりしてる様子もないようで安心です。
「お母さん、Mooちゃんの体のことを考えて・・・いいですね」などと褒められるといい気分ですが、
ホンネのところは家計が助かるのが一番の理由かも??
もちろん子どもの健康や、母乳の出のことも大きな理由ですが!
山梨には『はくばく』という雑穀米製品の会社があります。
ヴァンフォーレ甲府のスポンサーにもなっていますので、県民にはおなじみ。
炊き込み用やパックご飯は地元スーパーでも手軽に購入できます。
でもここでは敢えて別の製品をご紹介!
小淵沢駅前商店街の店「まちこぶ」ブランドの、五穀米です。
雑穀米
モチキビ、黒米、赤米、タカキビ、押麦のブレンド。
国産押麦以外はすべて小淵沢産です。
200gで450円。
まちこぶの取り扱い商品は地元産の野菜やパン、豆腐。
自然食系の調味料など。
うれしいお店です。
お天気のいい日はTazを連れてお散歩がてら訪れたくなる、「みんなの八百屋さん」です。

2009年1月1日

新春恒例、初打ち

元日は毎年太鼓の演奏にかりだされているのですが、
今年は出産直後ということで、お休みさせていただきました。
だからTazのお披露目も兼ねて、演奏を見に行きました。
スパティオ小淵沢にて。地元のお客さんに囲まれ土着の雰囲気。
初打ち1
八ケ岳リゾートアウトレットにて。こちらはギャラリーも多く大舞台という感じ。
初打ち2
演奏する側にいると、演奏するのに必死なのですが
こうやって外から見ていると見えてこなかったものが見えてきます。
まず曲の全体像。
会場と音のバランス。
そして何より、「正月と太鼓」を味わえる醍醐味。
いつも聞いている曲なのに、あらためてワクワクさせてくれました。
聞いてくれる人にこういう感動を持ってもらえるという、太鼓演奏のすばらしさを再確認した、恒例の初打ちでした。

初日の出

あけましておめでとうございます。
日の出1
自宅前より。
春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎは少しあかりて 紫立ちたる雲の細くたなびきたる
まさに・・・ってかんじですね。
日の出2
元旦の日の出は7時頃なので、決して早起きでもありませんが、
まだ動き出す人もまばらの、きりりと寒い朝。
授乳しながら、特別な気持ちで迎えた新年でした。

2008年12月26日

ピカソの青

冬の句会で、「冬の杜にピカソの青が影を落とす」というような情景を詠んだ人がいました。
冬の八ケ岳は目が痛くなるくらいくっきりとした真っ青な空なのですが、
確かに4時をすぎるとあっという間に暗くなります。
そのダイナミックさたるやすごいもので、
昼間の輝かしさに比べ、空が広い分よけいに覆いかぶさってくるようです。
今日はアクアマリンの青の上に一気に薄墨を流し込んだような色に加え
山の頂上付近の雪の白だけに血のような赤が反射していました。
小淵沢宮久保区、圃場整備の記念碑あたりからみた風景。
ピカソの青1 石に山が反射する。
ピカソの青4 石が南アルプスを拝む。
ピカソの青2 霊峰富士。

サンタさんがいっぱい

まず保育園のお楽しみ会にたくさん来てくれました。
その次に生協のトラックに乗って。
それからまた保育園に。
おもちゃや絵本、お菓子の山。
自宅では23日にクリスマスパーティをしました。
バーバからもクリスマスプレゼントをもらいました。
絵本と食器です。
もう一人のバーバからも宅急便で。やっぱり絵本。
これだけたくさんのプレゼントをもらって、いっぱいサンタさんが来てくれて、
「せんせいがなってるだけだよ」などとわかったような口を聞いて、
それでもやっぱり本物のサンタさんが夜寝てる間に来てくれるという夢を見せるべきなんだろうな。
恵まれてるなぁ。
世界の異教徒や貧しい子供たちのところにはサンタさんは来ないのに。
子供にとってはサンタばっかりクローズアップされますが
個人的に私は教会のミサや礼拝形式のクリスマスコンサートに行きたい。
ふるさと近く・神戸のルミナリエやシンフォニーホールでの関学の音楽礼拝〜♪
いつか家族で行ければいいな。
クリスマスのほんとの意味は、家族で心のあたたかみを感じること。
日本人にとってはただのイベントですからね。
家族のきずなを強くするきっかけになればいいんですよね。
それができる私たちは幸せです。
イブの夜は、でも、それどころではなく、
ケーキの食べすぎか、上の子は夜中おなかがいたいと言って、吐いてしまいました。
さすってやったり、トイレについていってやったり。
一方で下の子に授乳したり。
それもまた、いい思い出か。
クリスマス

2008年12月10日

絵本美術館みたい♪

夫は町へ出かけると必ず古本屋に寄ってきて、自分の欲しい本に加えて絵本を買ってきます。
「Mooにおみやげ」と言って子供の喜ぶ顔が見たいというのもありますが、
基本的に絵本が好きなのです。
「絵本は古本屋で買うに限る!」というのが夫の定説です。
新刊本は毎日すごい数が発行され、絵本もあふれていて、どれを選べばいいのかわからない。
図書館にもいっぱいあるけど、通常あいうえお順にに並んでいるもの。
今の年齢にぴったりで、読み聞かせがしやすくて、絵も話もいいもの、というと
タイトルだけでは探しきれない。
その点、古本屋では絵本の数はそれほど多くない。
誰かが一度は「いい」と思って購入したものですから、その時点でふるいにかけられていることになる。
お気に入りの「としょかんライオン」や「こんとあき」も古本屋でゲットしたものです。
そんなこんなで、ここ1年くらいで絵本が急激に増えてしまいました。
子供が生まれるずっと前からコレクションしていた絵本もそろそろダンボールから出したいし。
そういうことで、Tazが生まれた記念に、本棚を新調することにしました。
絵本は表紙が命。
面出しできて、片づけが楽で、インテリアとしてもステキなもの。
家の空きスペースにあわせて、家具屋さんに作っていただきました。
大泉・Tane Mahuta(タネマフタ)の寺西さん
タネマフタ1
工房&ギャラリーは県道28号沿い、清里高原大橋の少し手前です。
展示してあるものは、奇をてらわないシンプルで使いやすそうな形のものが多いです。
テーブルや椅子などの単独の家具はもちろんですが
シンクのような水周りの他素材とのコラボレーションも得意。
建築も請け負います。
何しろこの工房&ギャラリーを自分で建ててしまったというのですから。
小淵沢のカフェ「foo」の内装も一部手がけたとのこと。
木にこだわらず、いろんな素材で卓越したセンスで空間をクリエイトします。
我が家の本棚はこれ。
タネマフタ2 タネマフタ3
サイズを指定しただけで、デザインはおまかせです。出窓の下における、横長のもの。120×56×25cm
ナラの明るい色にウォルナットの濃い色のアクセント。
上部は大きく丸みをおびてメルヘンな印象になりました。
収納冊数約60冊。
おかげさまで絵本美術館みたいになりました〜。

2008年12月9日

内祝いはこれできまり

早いもので、Tazのお宮参りの日が今週末にせまってきました。
お宮参りの頃までにお祝いのお返しをするというのがならわしということです。
生まれる前から今回の内祝いは「お米」にしよう!と考えていました。
事故米はじめ産地偽装、農薬混入、「手つかず」料理・・・など食の安全が崩壊するような事件の横行。
そして小麦やトウモロコシの価格が上がっている一方、日本の田んぼは荒れ果ててる現状。
今こそ日本人の主食である「米」が見直される時代ではないか!!
娘の名づけにも里山の情景の美しさを託したこともあり、「米」に対する思いは募りました。
さて。
とは言っても米農家に知り合いがいないのは残念。
活躍したのはネットです。
「出産内祝い 米」で検索すると、今の世の中、出てくるんですねぇ、わんさか。
なるべく無農薬または減農薬で、あとはこじつけとイメージで選びました。
あきたこまちネットhttp://akitakomachi.net/index.html
内祝い
秋田は一度だけ白神山地と五能線あたりをちょっと訪れましたが、奥が深く、もう一度じっくり行って見たいところのナンバーワンです。
あきたこまちネットは通常は秋田産の米や白神山地の水を扱っている会社ですが
出産内祝い用は兵庫県豊岡産のお米を販売します。
コウノトリの日本唯一の生息地にちなんでのことでしょう。
私の出身地が兵庫県なのでまあいいか。
(豊岡のある但馬ではなく、瀬戸内海側の播磨地方だけど、細かいことは気にせず。)
お米と一緒に富士山麓のバナジウム天然水がつきます。
これも白神山地の水ではないのが不思議ですが、山梨だから富士山で、まあいいだろう。
自分の中でムリヤリこじつけ、決めました。
内祝い米
出生時の体重分のお米が布袋に入り、水とセットにして、「赤ちゃんうまれました」ハガキを同封。
ウチにもひとつ記念でとりよせ、悦にいってます。
出産内祝い用の米ブランド「天使のほほえみ米」の売上の一部は
コウノトリ生息地の環境保護のために寄付されるそうです。
元気なコウノトリの羽ばたく姿と一面の田んぼの風景を
いつか見に行きたいものです。