おかみブログ

2006年6月3日

Make yourself at home

賛否両論あると思いますが、我が家は対面式キッチンにしました。
これは、主婦がとにかくラクをできる間取りです。
ダイニングに背中を向けずに台所作業ができる、
悪びれずに台所でビールを飲める。
さらにウチではダイニング側に収納棚を設け、
取り皿やグラスは各自で取れるようにしました。
引き出しに「グラス」とか「取り皿」とか小さいシールを貼って。
これは便利。
みんなお客さんが自分でやってくれます。
Make yourself at home (自分のうちだと思ってくつろいで)」
カナダ人が旅人をもてなす際によく口にする言葉ですが、この慣用句の真意は実は他でもないその家の主婦のためにあるのではないでしょうか。

2006年6月2日

我が家の耐震強度は

ツバメにとって最適かどうかわかりませんが、我が家は梁と柱で強度を保つ家です。
地震があれば大きく揺れますが、全壊の心配はまずないとのこと。
ツバメの巣は振り落とされてしまうかも。
そんな心配をしている場合ではないですが、設計段階ではとにかく「強度強度」と言われました。
間取りプランニングをしてくれた設計士さんと施工担当の職人さんとの見解が食い違うこともしばしば。
たとえば柱の太さは一方で3.5寸で十分だといい、一方で理想は5寸以上ほしいという。
素人の私たちはどちらがいいのか、判断がつきません。
そりゃ太いほうが強度は出るのはわかりますが、そういうことが積み重なると少しずつ単価も増えるし、見た目もごつくなる。
木造建築は今話題の「構造計算」が不要なので、ここまですれば耐震強度クリア、という数値はありません。
特に経験値たよりの伝統工法では大工の腕が絶対です。
ということで我が家も結局大工さんの意見に従いました。
結果、小さい家の割りにずいぶん梁と柱がやたら多い印象になりましたが、えもいわれぬ安心感はあります。
オープン筋交い 強度のために不可欠な柱だが、家の真ん中で場所をとっている。わざと筋交いを見せることで明るく開放的な印象に。 
梁と柱

あの松の木に!ツバメの後日談

友人の家の前に立ってたアカマツが我が家の梁になっていますが、その中でも一番太いヤツに早速ツバメが巣を作りました。
早い!まだ2月に竣工したばかりのほやほやの新築ですよ。
前の家では5年目にやっとツバメが来て、でもつるつるの外灯の上につくったせいか、卵がかえるまえに巣が落ちてしまうという悲劇を見ましたが、今回はがっしりと安定感抜群の場所で大丈夫そうです。
(もちろん違うツバメでしょうが)
昔からツバメの巣は縁起がいいとか、店が繁盛するとか言われるので、大歓迎。さいさきがいいですね。
娘も「わんわ、わんわ!」といって大喜び。
(まだ動物はほとんど「わんわ」なのです)
田舎とはいえ、新しく建てられる住宅はつるつるの外壁材が多くて、ツバメの好む民家調の家が少なくなっているのが現状。
我が家は巣の材料になる泥が豊富にとれる田んぼの近くで、往来もわりと多い住宅街の一画なので格好の場所として選ばれたのでしょう。
まったくお目が高い。
人家に作る巣は雛が巣立つまでの産院だそうです。
田植えの頃から約1〜2ヶ月。
しばしの下宿人ですが、毎朝毎夕の楽しみが増えました。
ツバメの巣

2006年5月30日

マタニティマーク

久しぶりに東京に行きました。
妊娠4ヶ月の友人と会って、一緒に電車に乗ったのですが、空いている席がなくて座らせてあげることができませんでした。
この頃の妊婦は安定期になるかならないかくらいの大事な時期。
つわりがつらい人もいます。
でも見た目にはまだ目立たない頃なので、ほとんど気づいてもらえないのです。
「初心者マークみたいにつけるものがあればいいのにね。」などと話していた矢先、地下鉄駅構内でこんなものを見つけました。
マタニティマーク ポスター

このマークを名札のように携帯している人を見たら、席を譲ってあげるなどの配慮をしましょう、というもので、厚生労働省で推進しています。
やるじゃん、厚生労働省。
でも当の妊婦さんすら知らないんだから、まだまだ告知が足りないようです。
今の段階では厚生労働省のホームページに行って、ポスターやリーフレット、マーク画像を自分でダウンロードしてくるしかない。
周知されてないので、自分だけマークつけててもなんだか恥ずかしい。
やっぱり強制的に公共機関にポスターを送りつけちゃうとか、市町村で母子手帳を交付する際バッジを添付するとか、積極的なアピールが必要ですね。
ホームページもまだまだ充実していないようで。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0301-1.html
とにかく走り出すことが先決、というところでしょうか。
なるべく告知に協力したいものです。
個人的にはデザインは2位の案(Baby in Me)のほうがよかったな。

2006年5月29日

あの松の木が

私たちが家づくりを始める少し前、やはりある友人夫婦が家づくりを進めていました。
私たちもお願いしようと思っていた職人集団「木の香」というところで施工することが決まっています。なんだか兄弟弟子のような不思議なつながりを覚えます。
土地の前にアカマツ林があり、日当たり確保のため、地主の許可を得て伐らせてもらえることになっていました。
樹齢50年程度の成熟した立派な松の木です。
これを新居に使おう!と彼らは考えました。
一般に業者としては製材からするより流通している建材を仕入れたほうが楽です。施主側としてもそのほうがかえって安くすむ場合が多いものです。
ですが、「木の香」の大工さんのご好意と、腕のいい木こりさん、そして施主の熱い思いで究極の地元産材が実現。
完成した彼らの家はなんとも味わい深い曲がり梁がアクセントとなっています。
そしてなんとわたしたちにもそのおこぼれが。
さらに1年しっかり乾かされ、我が家を支えてくれています。
梁

2006年5月27日

土地選び

物件は100件以上見ました。
私が不動産会社に勤めていることもあって新着が出るたびに夫婦で見て歩きました。
条件というのがまたすごいです。
1.150坪以上できれば200坪以上
2.山の眺望が良い、特に富士山ははずせない
3.上下水引き込み可
4.太い通り沿い
5.駅、学校近い
6.極めつけ、予算がない
自宅のほかに石の加工場としての工房アトリエや4t車程度は入るスペースの確保、商品を並べてちょっとお茶も出したい、着付け教室もしたい、将来的には子どももできるかも、親も引き取るかも・・・という夢や不確定要素がそのまま反映された条件づけです。
さらに、実際行ってみると「道路の北側のほうがいい」だの「山の見え方が違う」だの「平坦地じゃない」だの、マイナス理由ばかり思いつきます。
だいたい、100件なんて見すぎなんです。
101回目のプロポーズじゃあるまいし、お見合いすればいいってものでもありません。
・・・と今なら不動産屋の立場から指摘できますが、当時は自分たちなりに必死。
しまいには探し疲れてうんざりするありさま。
要はライフスタイルが定まってないのです。
あれもこれも全部考えてそれのすべてにつぶしが効く様なものをさがしている。
実は物件探しの最初に契約までしかかったものがあります。
眺望よし、価格も安い、わかりやすい場所で、坪数もそこそこ。
決めなかった理由は「まだ見始めだから」。
うかうかしているうちに他の人が買ってしまいました。
今でもあれが一番よかったと思います。
探しつかれた頃、ふと実家で持っている資材置き場はどうだ、というハナシになりました。
坪数が少ないのと希望エリアでないことを理由に落としていましたが、よくよく考えてみるといいかも。ある日突然気持ちが固まりました。
そして不思議なことにその後は一度も迷いませんでした。
決めた理由は簡単です。「いい」と思ったから短所をどうクリアしようか、という頭の働きに転換できたのです。
1.坪数が少ない→自宅だけなら十分。どうせすぐにいろいろできない。
2.希望エリアでない→意外といい場所かも。
3.価格は??→親の名義のままで借地。地代は出世払い。
あとはいいとこばっかりに思えます。
土地で迷わなくなった時点で、ライフスタイルもおのずと方向性が決まってきました。
まさに「青い鳥」現象です。
でも100件見たから気がすんだのかもしれませんね。
家の前の風景。晴れていれば富士山が。
家の前

2006年5月25日

家づくりひとまず終了

自宅登記に向けての時間がようやくとれるようになりました。
私の勤め先のお客様がウチと同じ家づくりの会に改修をお願いすると知りました。
そんなこともあって、改めて自分の家ができていく様子を思い返します。
私たちの家づくりのキーワードは大きく3つです。
①自然素材
 私たちは特にアレルギーもなく、シックハウス対策にこれといってせっぱつまったものを感じているわけではありませんが、いろいろな家を拝見しているうちに、やはり本物の木・土でできた家の居心地の良さには強く惹かれました。石屋ということで、随所に石を使うことは当然考えていましたので、石が合う家・・・といえばやはり無垢の木を中心とした自然素材の家だったのです。
②地元業者
 小淵沢出身で、これからもここで活動していく私たちとしては、施工業者は遠くても北巨摩郡(現北杜市)内と決めていました。地元で信頼厚い業者は工事でも手を抜かない、というのが定説です。私たちはできれば大きな工務店やハウスメーカーより、小さい個人経営のところがいいと思っていました。そのほうが終わってからも関係性が続くと考えたのです。
③過程を楽しむ
 みんなで芝居や映画をつくるような感覚を理想としていました。それぞれが信念持って仕事をする中でお互いに情報交換し、和気藹々とひとつのものを作っていきたい。
そんな家づくりをめざす中で出たエピソードを、順番に紹介していきます。
自宅外観
 自宅外観(18年5月現在)

コナン、再び。

とうとう自宅もダイヤルアップを卒業し、ADSLのyahooBB導入。
さっそく無料配信画像を見る。
「未来少年コナン」。
はまってしまいました・・・。
夫は「ナウシカ」より「ラピュタ」より名作だといいます。
2008年に(再来年)核兵器をはるかに超える戦争があって、地球が大変動を起こし、生物のほとんどが絶滅してしまった。
その20年後人類の生き残りの一人で、無人島に住む少年コナンの冒険の物語・・・。
よく覚えてなかったけど、そういう設定だったのですね。
なんかほんとにありそうでヤバイなぁ。
今日のニュースでもES細胞(人の受精卵)の分配機関を新設するとか。
こちらはまさに「輝夜姫」(白泉社のマンガ、作・清水玲子)の世界。
全26話。これからW杯も始まるというのに、マンガ熱がフッカツし、ますます寝不足になりそうです。

2006年5月23日

出雲玄米おそるべし

先月玄米を切らしてからしばらく白米食が続いていました。
風邪っぴきの時期と重なりますが、まぁたまたまでしょう。
だけど、こう1ヶ月も続くとさすがに「悪い病気ではないか」と激しい不安感にさいなまれ(おおげさな)、藁をもすがる思いになっていました。マクロビオティック派の同僚のすすめの「玄米そしゃく30回」治療法が頭をよぎります。
玄米購入先は特に決めていません。ただ、玄米は良くも悪くもまるごと食べるので、やっぱり農薬をあまり使っていないものを選びたいと思っています。
小淵沢の久保酒店さんで買ったものが最近では一番おいしかったのですが、今回はインターネットで調達することにしました。
夫が「出雲阿国」という島根県の米を注文してきました。
納品が遅いなぁと思っていたら、メールが。
「今お田植え時期で、出荷が遅れております。申し訳ございません。」なんだかほほえましい理由ですが、こちらも禁断症状が・・・
ですが待ったかいがありました。
久しぶりに圧力釜で炊く玄米の香ばしい香。
つぶがそろっていてふっくら。やわらかい甘み。
これは当たりです!
そしてその次の日。喉の痛みがうそのように消えていました。
マジです。
30回とはいかないまでも、よく噛んだ結果、唾液の分泌量が増え、喉に湿度が戻ってきたのです。
唾液ってすごいです。そういえば風邪の時にオレンジジュースを飲むといいとかいいますが、これもすっぱいものを飲むことで唾液の分泌を促すという意味もあるのでしょう。
「免疫力高めるには唾液が一番。自分で自分の体に一番あった薬を精製しているってことよね。」という同僚の言葉が身にしみます。
さらに夫からおそるべき報告が。
このお米、5kgで6000円もするそうです。
なんと。スーパーの安い米なんぞ1000円以下のものもあるというのに。ちょっといいお米だって2000円くらいだぞ。
パッケージには「気エネルギー電子米」と何やらありがたそうなお言葉が。
そう思うとなおさらぱくぱく食べてしまうのはもったいない。
30回でも50回でも咀嚼して味わいつくさなければ。
1粒たりとも残せないな。
<我が家の玄米調理法>
玄米

1.3合の米に4合分の水を入れ、一晩寝かせる。
2.圧力釜で最初強火、圧力がかかったら弱火にして28分。
3.火を止め、圧力が抜けるまで(約15分)蒸らす。
4.蒸らしが終わるとすぐふたを開けかき混ぜる。
5.食べきれない分はタッパーにうつし、冷蔵。2日程度で食べきる。6.温め直しの理想はふかし。けどスプレーで水をかけふたをして電子レンジで1分50秒でもおいしくいただける。個人的には炊きたてよりふかし直しの方が好き。
今日は温め直しご飯にすりゴマと沖縄の岩塩を少々ふりかける。激ウマ

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2006年5月22日

お田植え

富士川口湖あたりから見える「農鳥」のニュースが今年も流れました。
富士山の残雪が鳥の姿に見える「農鳥」。
去年は確か長々と尾を引く鳳凰の形でしたが、今年は鳩のようなずんぐりしたかわいい形。
富士五湖のように、富士山が間近にそびえたつ地域の風景も圧巻ですが、ここ八ヶ岳の風景はどの山も適度な距離に見え、全体的にとても開放的な景色です。
とはいえ、山景色がクリアーに見えるシーズンはそろそろ終わり。
これからはだんだん近くの風景が目に飛び込む季節です。
八ヶ岳の一番美しい風景を枕草子風に言うと、
「春は森、夏は田、秋は谷、冬は山」といったところでしょうか。
5月はちょうど黄緑色の新緑も次第に濃い色になり、田畑の作物の苗が植わっていくころ。夏への移行期間なのです。
そこで、田植えのワンショット。
写真奥より、時代の古い順番に、山→ご先祖→田園→農夫→今年の苗。
お田植え

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