おかみブログ

2006年6月21日

練り込み、練習スタート

今年の練り込み囃子の練習が始まりました。
ぶう やよぶ画
「小淵沢・練り込み囃子」は町の新しい郷土芸能として平成13年に発足したもの。
メインの発表の場はお盆8月14日の商店街のお盆祭り「すずらん祭り」です。
他にもいろんなお祭りやイベントに参加して、町の活性化に一役買っています。
まぁ、こむずかしいことはいいとして、とにかく楽しい。
法被着て、和太鼓持って、踊って汗を流して、ビールをあおる!
大人も子どもも一緒になって、沿道を練り歩くことの快感といったら。
5年目ともなると、常連さんもいて、今年はどう暴れようかと策を練っていらっしゃるようです。
昨日の練習は子どもたち中心でした。
小淵沢のバー・B&B「Lamps Lodge」さんも一家で参加。
いらっしゃ〜い。
と言ってる私は和太鼓保存会「淵の音太鼓」のメンバーで、一応指導の立場・・・ということになっております。
しつこくまたコマーシャルしたりして。
練習日は毎週月曜日 午後7時30分から
場所は小淵沢総合グラウンドの体育館

練り込み1

練り込み2

2006年6月18日

化学物質に包まれたおうち〜実践編〜

たとえば我が家に関して、どこから化学物質が出ているのでしょうか。
●和室
現代の畳は色を均一にするため、泥染めの材料に着色料を混ぜています。これがカドミウムなどの重金属を含む。また畳の裏はほぼ9割以上防虫シートが貼ってあります。
畳は子どもが這ったり舐めたりする確率が高いので特に要注意。
そういえばこもった和室に入るとぷーんとイグサの匂いがするけど、実は化学物質と混ざった匂いだったりして。新築の家は特に匂いが強いので、こまめに換気が必須。
●ヒノキと杉
ヒノキは防腐効果が高いので、家の躯体や土台に重宝されてきましたが、こと過敏症の患者にとってはヒノキは100%ダメだそうです。ヒノキチオールという独特の香を放つ物質がやはり刺激が強い。アオヒバもおなじ。杉も患者のうち50%はダメだそうです。自然素材だからといって人によっては使えない素材もあるのですね。過敏症患者の場合はお風呂にヒノキはもってのほかだとか。(乾燥するヒマがない)
ウチの家族は木材については大丈夫そうです。
講師の先生は過敏症にはホオノキを勧めていました。
●珪藻土
珪藻土には施工性を高めるために接着剤を混ぜていることがほとんど。また、珪藻土は調湿性が高いことが重宝の理由のひとつですが、真っ白の壁は着色料としてマグネシウムを使っています。このマグネシウムはせっかくの調湿性を働かなくさせてしまう。珪藻土本来の色は七輪のような淡いクリーム色。さてウチの場合はどうなんだろう。
●後から購入した家具
あれもこれも自然素材で職人さんに作ってもらうのは理想だけど、やっぱりお金はない。だから食器棚は通販の安いのを買いました。MDFという合板の一種。これがまだ新しいもんだから、戸を開けるとけっこうきつい匂いがする。これがホルムアルデヒドの匂い。当然食器にも移る。
●24時間換気がない
平成15年の建築基準法の改正で24時間換気が義務づけられましたが、我が家は危険な化学物質など出る家でないから無駄!とつけていません。それに高気密高断熱仕様で空気の逃げ場のないような家ではないので。でも家本体以外にも安物の家具の問題もあります。だから泥棒さんを刺激しない範囲でなるべく窓を開けるようにしています。

化学物質に包まれたおうち〜入門編〜

京都に行ったのは仕事と勉強を兼ねてです。
「シックハウスアドバイザー資格」なるものがあることを、ネットで知り、講座を受けてきました。
実はついこのあいだも仕事でお客様からの相談があったばかり。
「押入れの中が匂う!ネコのおしっこの匂い。ペット消臭剤も効かない」
当該住宅に伺い押入れの匂いを嗅がせていただきましたが、私はほとんど感じませんでした。しいて言えばベニヤの匂い。
断言はできませんが、おそらく合板の接着剤とペット消臭剤の匂いが混ざり合い、しかも締め切っていたためにその匂いがこもったのではないかと考えられました。とにかくペット消臭剤はもう使わないで、炭か重曹でも置いて、よく換気をしてみてはと言って帰って来ました。
本人はどうも納得いかない様子。
そんなことがあって以来、化学物質過敏症について真剣に考えるようになりました。
いろいろネットを見ていると「生活環境協会」というNPOを見つけました。情報量も豊富。そこが認定しているのが「シックハウスアドバイザー資格」です。
行ってびっくり。今までなんとなく知ってるつもりになっていたのが恥ずかしいくらいの情報を得ることができました。
その1「現代人はほぼ全員発症の危険がある」
全く何の不快感も感じない人をレベル0の健常者とすれば、既に発症して社会生活に不自由している人を過敏症患者はレベル4。その間に中間層と呼ばれるレベル1〜3の人がいる。100円ショップに行って気分が悪くなるなどの経験を持っていたとすれば、それはもう既にレベル2あたり。つまり現代社会の中でちょっとでも「あれ?」と思う経験をしたことがある人は既に中間層に入っている。ヒトゴトじゃない!
・その2「アレルギー体質の人はなりやすい」
環境からの刺激を受け止めるバケツを人それぞれ持っていて、容量には個人差がある。容量がいっぱいになったとたん、ささいな刺激にも敏感になる。アレルギーの人は既にいっぱいに近くなっているので、他の刺激にも耐えにくい。
・その3「自然素材の家も万能ではない」
実はこれが一番やっかい。
自然素材で家を建てる大工さんだって、まさか自分の建てる家に危険があるとは思っていない。
だけど過信してはいけない。
それどころか自然モノだから安心と思って依頼する過敏症の人にとっては、この住宅ですらこんなにもウィークポイントがあるということを業者側もきちんと知っておくべき。
ということで、意識の高い人ほど受けて欲しい講座でした。
http://www.seikatsukankyo.or.jp/index.htm

2006年6月17日

京ことば、いずこ

京都に行ってきました。
京都で買い物をすると「おいでやす〜」「おおきに」と言ってもらえるのが楽しみです。
京都一番の繁華街、四条河原町交差点のまさに角に、なにやら老舗っぽい和菓子屋さんが。
四条河原町といえどもさすがにインターネットカフェやエクセルシオールコーヒーではその言葉は聞けなかったけど、ここなら!
でもやっぱり「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」でした。
残念。
今はどこへ行けば聞けるのでしょう。

2006年6月16日

有為無為の教え

「木を育てる文化(4/26)」執筆の元となった、長坂にセカンドハウスを持つよわい70超の方。
最近仕事でからみがあり、お話を伺う機会が増えました。
とにかく物知り&話好きな人で、時がたつのも忘れます。
昨日の話では「有為・無為」の言葉が出てきました。
共に仏教用語。
「有為」は「さまざまの因縁によって生じ、常に生滅し永続しないすべての物事・現象。(大辞林)」
「無為」は「因果関係に支配される世界を超えて、絶対に生滅変化することのないもの。すなわち、涅槃・真如といった仏教の絶対的真理のこと。(大辞林)」
理屈はわかりますが、本当に理解するには一生かかっても無理かも。
逆に、一生かかってそれを理解しようとすることに、人間は生かされているのかもしれません。
勝手な解釈で実例を求めてみました。
石は長い時が経っても形が変わりにくく、それゆえ人の供養のために使われてきましたが、それでも徐々に雨風で朽ちてはきます。墓石そのものは永続しない現象。
でも人を供養するために墓を建てようという心は永遠です。
その心が何もなくても永遠に引き継がれるなら墓石は要らない、ということになります。
ですが、人間はゲンキンなもので、何か拝む対象物がなければなかなか心を維持することはできません。だから墓石を建ててきたのでしょう。無為の心を有為の物質に託すのです。考えてみれば皮肉なハナシです。
「樹木葬」や「散骨」という埋葬方法が注目を浴びていますが、その行為自体は無為の心の現われですから、もちろん非難すべきではありません。
ただ、埋葬した遺族の次の世代になったときにちゃんとその心が引き継がれるか。
もちろん教育が行き届いていれば不可能ではないでしょう。
でもけっこうその場限りのことが多く、遺族ですら後になってとてもさびしい思いをすると聞きます。
まぁ樹木葬はいいかもしれません。木という対象物があって、それがどんどん伸びて「これがおじいちゃんの木よ」などと子や孫にひきつがれていく可能性はありますから。
ただ現実にはやたら人の山に木を植えるわけにはいかないし、自宅の庭だって、代々その土地が引き継いでいかれる世の中ではないし、難しいかもしれません。
墓地は個人の所有権ではなく、あくまで「墓地としてしか使ってはだめですよ」という使用権なので、存続性がかなりの確率で確保されています。そういう限られた土地では(特に日本のように国土が狭ければ)あまり形の変わらない石が、もっとも重宝された墓標素材だったわけです。
有為無為法からハナシがとびました。
無為にはもうひとつ、「あるがままにして作為しない」、「自然のまま、natural」という意味もあります。
ブログ説明にもあります、「無為自然の育児」はそういう思いを込めたものです。なかなか作為無しにはいきませんけどね。
さて、こんなハナシにつきあってくれた長坂の人は、これの5倍くらいご自分でも話をして、それを聞くのも楽しみと緊張の連続です。
私のおじいさんというにはまだ若い方ですが。

2006年6月15日

夏だ!祭りだ!練り込み太鼓

青森のねぶたにも、気持ちだけは負けない小淵沢のビッグイベントのご紹介!
小淵沢駅前商店街で毎年行われるお盆のお祭り「すずらん祭り」。
そのメインとも言われるのが「こぶちさわ練り込み囃子」。
沿道を太鼓をたたきながら練り歩く民衆のパレードです。
めいめいが小さな太鼓を手に小粋なステップで踊ります。
お囃子の掛け声と太鼓の音はすごい見ごたえがあるものですが、一番楽しいのはなんといってもやってる本人たち。
練り込みの合間にいただく酒と祭りの気分に酔いしれながら、次第にエキサイト。
ああ日本人でよかった。
指導は山梨県では知らぬものはないとまで言われる、和太鼓の神様的存在の、天野宣さん。
天野先生率いるプロ和太鼓バンド「阿羅漢(あらはん)」のイケメン衆も参加して、子どもから大人まで女性陣はくぎづけ♪
ああ日本人ってかっこいい。
練り込み囃子は誰でも参加できます。
ただいま参加者募集中。
6月19日(月)から練習が始まります。
夜7:30〜9:00、小淵沢総合グラウンドの体育館に集合!
事前申込も要りません。いきなり来てOK。
クロアチア戦に勝利したパワーを祭りにそそぎこみたい。
だから次こそ勝て!日本!

2006年6月11日

青森、行ぎでぇー

わらび座・韮崎公演「棟方志功〜炎じゃわめぐ〜」、観てきました!
わらび座は東北を拠点に全国を旅回りする演劇集団。
民話や民俗芸能を取り入れた、質の高い和製ミュージカルを見せてくれます。
じゃわめぐ=わくわくする。でももっと原始的で、これからおおきく爆発しそうな、その前段階のわけもなく興奮する感じ。
青森文化は三内丸山遺跡に始まり、ねぶたも志功も「じゃわめぐ」。
昔、JRが青森・秋田・岩手旅行パックのコピーに『東北大陸』というのを使ってましたが、これはまさに的を射た言葉でした。
スケールが大きくて、どこか未知の部分があり、高度な文明とじゃわめぐ文化。
一度短い旅行で行ったっきりなので、こんどはゆっくり行きたいものです。
きれいな青い凝灰岩、「十和田石」がとれるのも青森でしたね。
石浴室

2006年6月10日

大谷石の石釜

甲府のちょっと高級スーパーでこんなものを見つけました!
まめたび

「まめたび」という商品名で、ちょうどウチの子(1.4歳)の足の大きさくらいのおせんべいです。
まめたび2

こんなものがレジ前に置いてあれば、値段も見ずに買ってしまってもいたしかたあるまい。
埼玉県鴻巣市にある煎屋というところが発売元。
ここは全国でも有数の足袋の生産地ということです。
すばらしい町おこし商品です。
さて、本題はこのおせんべいがパッケージのうたい文句によると「大谷石の石釜で」焼かれたものだということ。
大谷石は凝灰岩の一種で、産地は栃木県。
気泡のような大小の穴がいっぱい空いているのが特徴です。
石の中では比較的熱に強いほうで、レンガなどと同様、釜にも使われます。
レンガよりは耐火性は少ないですが、薄い板に直接火をかけたりしないで輻射熱程度なら大丈夫。
なにより美しい。
初めは白と薄緑の混じった模様で、時間が経つにつれて組織の一部がさびて赤茶色に変化してきます。
それもまた風合いです。

大谷石

時間ができたら庭に大谷石のピザ釜を作るのが夢ですが、このせんべい焼き釜はどんなしくみになっているのでしょうか。
ちょっと工場見学したいものです。
大谷石の釜で足袋型のおせんべいが焼かれているシーンを想像しながら、おいしくおいしくいただきました。
大屋石釜 ←大谷石のピザ釜製作案

2006年6月6日

石の勉強会を行います

設計士さんとのコラボで、住宅における石の勉強会を行うことなりました。
キッチンリフォームの専門家、窪田あつこさんからのお誘いです。
女性らしいアイデアで使いやすいオーダーキッチンを提案する窪田さん。
施工例を見せていただきましたが、どのお宅も明るく家族の愛情が伝わってくるような設計でした。
結局うちはあつこさんに出会う前に建築が始まってしまいましたので、残念ながら彼女にお願いすることはできませんでしたが、台所に対しての考え方には共感を覚えるとともにとても尊敬しています。
「伝統工法の木組みの家に、石をいろいろ使ったんです」とうれしくて報告したら、「イベントやりませんか?」ということになったわけです。
あつこさんのところでのイベントは広く「住まい」をテーマに、料理や林業、風水などいろんな分野にわたっています。
どれも興味深そうなものばかりで、一度参加してみたいと思っていたところでしたが、まさか自分ちが会場になるとは。
初めての試みで、ワクワクドキドキです。
石だからといって固くならず、盛りだくさんのたのしい内容を予定しています。
愛情あふれるキッチンで石のある暮らしを。
9月12日(火) 10:00〜12:00
お申込は下記「あつこりふぉーむ工房」様へ
http://www.geocities.jp/atsuko_reform/
「イベント情報」に募集されています。

2006年6月5日

台所の石の使い方

石は水にも油にも強いので、台所での使用にとてもおすすめです。
コストが高い!という心配もありますが、材料費なんてたかだか知れています。
それより汚れがついたらさっとひと拭き、模様があるので汚れも目立ちません。強い洗剤を使う必要なし。
10年以上もとことん使い込んでいよいよべたべたしたりなんかして我慢できなくなってきたら、石屋さんを呼んでください。
表面をもう一度磨きます。これでまた新品同様!
対面式キッチンでの石使用例
キッチン全体 ←クリックで画像大きく
白御影の本磨き加工
一番汚れる場所ですが、粗い目の石模様が汚れを目立たせません。ふだんのおそうじは固絞りの台拭きでひと拭き、油がこびりついたら中性洗剤や重曹。つまり通常のステンレスなどと同じ。
レンジ横 ←クリックで画像大きく
カウンター付食器棚
カウンター部分にアイボリー系の大理石をはめ込み。
家具店の元の設計はタイルでしたが、目地部分の掃除のことを考えるより石の一枚ものを使うほうがラクで見た目も豪華。
カウンター ←クリックで画像大きく