おかみブログ

2011年3月21日

雨雲もふきとばし

未明からすごい雨。
ウチはガルバリウム鋼板屋根だからか、雨音が「バラバラバラーー!」と、ひときわ強いです。
こんなお天気で、バザーにお客さん来てくれるのでしょうか。
雨は別の意味で心配です。
連日報道されている原発事故。
山梨まで放射能の雨が来るとは、公の報道を見る限りでは考えにくいですが、慎重な人は外出を控えます。
実際首都圏では通常以上の放射線数値が検出され、西のほうへ逃げてくる人も多いとか。
という心配をよそに、オープン前から知り合いのご夫婦が来てくれました。
別のブログで紹介されていたのを見てくれたとのこと。
その後も続々とお客様来店。
知り合いや出品者の口コミだけで、これだけの集客。
みなさんの被災地への大きな愛を感じます。
あいにくの天気や計画停電、さらにテレビからの痛ましい報道。
元気を出さなきゃいけない私たちまで盛り下がりがちな日々でしたが、
イベントをやったおかげで気持ちもひとつに、元気をだすことができました。
大勢の人の節電の効果もあってか、今日の計画停電はなし、とのお知らせもありました。
バザー1
売上は46,965円!
「上できじゃない?!」
このお金は全額「赤い羽根」に寄付します。

いよいよ明日!充実しなぞろえ

バザーはいよいよ明日にせまりました。
今日は什器準備と品だしにあけくれました。
石板を台にして簡易ローテーブル。
品物も続々と集まってきます。
午後は出品者のメグちゃんとアサコちゃんが手伝いに来てくれました。
レディース、こども服、メンズ、靴などがたくさん一気に集まりました。
未使用やきれいなもの多数!
値札や陳列もセンスよく、おかげさまですっかりお店らしくなりました。
目的が目的なので、みんな一致団結。
これ、一日で終わっちゃうの、もったいないなぁ。
手作り食べ物は明日、開催直前にお持ちくださる方がほとんどですが、
スコーン50個、どら焼き20個、カップケーキ30個、とものすごい量を作ってくれる予定の人がいて、他にもパンやおかしを持ってきてくれる人がいて、とっても充実しています。
あまりの品揃えのよさに、ゾクゾクとふるえがきます。
ほとんどがUSEDなので100円単位の値つけですが、それでも全部売れたらすごい額の義援金になりますね。
ほんとうにありがたいです。
少しでもたくさんの気持ちを届けたいです。
 
フリマ2 フリマ1
フリマ4 フリマ3
ワンスマイル100円?!

2011年3月14日

チャリティバザーのお知らせ

「石屋さんでころころリサイクル」転じて「東北関東大震災チャリティバザー」
3月21日に石屋でフリーマーケットを予定していましたが、
この売上を全額東北関東大震災の被災地への募金にしたいと思います。
集まったお金は郵便振替にて「中央共同募金会(赤い羽根共同募金)」に送ります。
ぜひお店をのぞいてみてください。そして活用できそうなものがあればどしどしご購入ください。
出品を検討していただいていた方につきましては、手元にお金は入りませんが、どうか趣旨にご賛同いただき、それでもやっぱり出品していただきたいと思います。
また、石屋の店頭の商品(石小物やパワーストーンブレスレットなど)についても、この日は上代の2割(!)を募金にまわします。
ぜひ皆様のあたたかいご支援をお願いします。
日時:3月21日(月・祝) 10:00〜15:00
場所:石あるく(伊藤石材工業事務所内) 小淵沢支所から線路を越えてすぐ左の建物です。今、橋の工事中でちょっとわかりにくくなっています。
とても小さなことですが、できることからはじめたいです。
小石も積み上げれば山となる。
東北地方は良質の石材が採れる地域も多いです。
宮城には高級白御影の吾妻みかげ、磐梯みかげ、上品な濃いグレーの安山岩伊達冠石など。
茨城には採石量も豊富で親しみのある稲田石、真壁石など。
福島には青葉御影や浮金石など。
上記は私も問屋さんや石材小売店さんに実際に見せていただいて、いいなと思ったものです。
産地は山のほうに多いので、今回の津波の被害は直接ないかもしれませんが、
地盤がゆるんだりしていることも考えられるし、
その業種に携わる人のライフラインも心配されます。
すべての地域・業種が一日も早く復興してほしいのですが、
とりわけ石屋としては、日本の銘石の無事を祈りたいです。

2011年2月23日

フリーマーケットやります

とつぜんですが、来月フリーマーケットやります。
お彼岸3連休の最終日、石屋の店内にて。
発端は事務のレーコさんとしゃべっていたとき。
MOOと同学年の娘さんがいて、4月にはそろって1年生です。
体操着ひとそろえ買ったけど、なんだかくやしいなぁ。
みんな同じの持ってるのに、回しあえないかしら。
そういえばこども服も、もったいなくておろさなかった未使用品がけっこうあるわ。
スーツやワンピースもきれいなのに、サイズがあわなくなったのもある(トホホ・・・)。
ヤフオクで売るのも面倒くさそうだなぁ。
よし、リサイクルショップやるか!とりあえずお試しで一日だけ。
どこで?
ここでいいんじゃない?石屋店内を見てもらうチャンスにもなるし。
いいねいいね、フリマだいすき。
ということで出品者も募集中です。
レディース、こども服(特に小淵沢小学校用学用品求ム!)、古本、CDなどなど。
趣味でつくったかわいいものや、手作りお菓子も大歓迎。
あったかい店内で、ゆっくりお茶でも飲みながら、ステキな出会いを楽しみませんか?(なんか変な勧誘)
試着室もあります。
忙しくて一日いられない、という方は商品をおあずかりすることもできます。
日時:3月21日(月・祝)10:00〜15:00
場所:石あるく(小淵沢支所北、伊藤石材工業事務所内)
   
線路上の橋建設工事の最中で、道が変則的になってます。お気をつけて。

2010年10月28日

てんつくりんin亜絲花展開催

この秋はかなりがんばって、いろいろ行動を起こしてますが、
いよいよ最後のイベントとなりました。
作家合同展に出品します。
場所は平山郁夫シルクロード美術館隣にある、同系列のギャラリー「亜絲花(あしはな)」の3階展示室。
亜絲花では今年度、おらんうーたん作家による展示会を行ってきていますが、
今は大泉のcafe&zakkaてんつくりんのプロデュースで、おらんうーたんの中でも独自に亜絲花で展示会をしてない作家たちによる展示を行っています。
テーマは「ひとあし早いクリスマス」。
石ものはめずらしいということで、石あるくも声をかけていただきました。
他にも陶芸、ガラス、服飾、木工、金工など盛りだくさん。
素材はばらばらですが、てんつくりんさんのプロデュースセンスのおかげで、なんとなく「かわいらしいクリスマス」でつながっていて、おもしろい空間になりました。
私たちも搬入時、顔なじみの作家さんと久しぶりに会えたりして、楽しく参加させていただきました。
亜絲花展1
店内はあたたかみのあるスポット照明、小さめのものがこまごま並んでいたりしてます。
亜絲花展2
石あるくの出品作品の一部。
石ころアートの小物です。
亜絲花展3
それぞれの作家が自分の「イチオシ」作品を選んだコーナーもおもしろい。
その中でイーゲルハウスさん(木工)は、乳幼児向けのおもちゃを選んでいました。
転がすと、くまちゃんが上がったり下がったりするおもちゃに、Tazもはまりました。
11月8日(月)まで
ギャラリー亜絲花3階(甲斐小泉駅前・平山郁夫シルクロード美術館隣)
入場無料

2010年10月12日

クラフトフェア開催

10月の3連休が終わりました。
初日は冷たい雨となり、イベントには不向きの天候。
キムラ工房さんの感謝祭に出店しましたが、お客さんもまばら。
それでもキムラさんの根強いファンや家づくりに興味のある人が来て下さいました。
キムラ工房感謝祭4
キムラ工房感謝祭5
2時からは和太鼓グループ「古代神」の演奏。
キムラ工房感謝祭2
迫力と色気のある太鼓演奏にくぎづけ。
Tazは最近太鼓と聞くと反射的に両手のゲンコツを合わせてトントンし始めるのですが、
この日も「ドンドン、ヤー」などと口ずさみながら太鼓のマネをしていました。
キムラ工房感謝祭3
見物に来てくれた保育園お友だちの男の子は、あの大きな太鼓の音を聞きながらスーッっと寝入ってしまいました。
太鼓って、気持ちいいんですよね。
2日目からは雨もあがり、行楽日和。
特に3日目のくっきりした秋晴れは最終日を飾るのにぴったりの一日となりました。
2、3日目は白州のべるがで、「おらんうーたんクラフトフェア」に出店。
実は2日目だけ参加の予定でしたが、森の中の心地よさとお客さんの反応のよさにひかれて
最終日も出ることにしました。
べるがクラフトフェア1
べるがクラフトフェア2
今回の石あるくの目玉は、なんといっても「大谷石石窯」!
キムラ工房感謝祭1 べるがクラフトフェア3
実際に火を入れて、実演展示をしました。
久保酒店さんからビールケースを借り、台に。
その上にベニヤ板を敷き、石を組んでいきます。
この石釜の特徴は、まず組み立てが簡単なこと
一番大きい部材は1つ60kgぐらいあり、大人の男性2人で持ち上げられるくらい。
レンガやコンクリートのようにセメント接着や細かい組み立てもいらず、力さえあればトントンっと30分くらいで組み立てられてしまいます。
移動も可能。
使用するときには窯内に薪をくべ、がんがん燃やします。
これで石自体を熱くし、まさに「石焼き」状態にします。
特徴2。蓄熱性がコンクリートやレンガとは雲泥の差。
石は分厚くしてあるので、窯内が200度以上にあがっても、外側はほんのり温かい程度。
外側全体がホットカーペット程度に温かくなれば、中は調理の適温。
ここまで温めるのに約2時間かかります。
温かくなったら、いったん薪(炭)を出し、調理場所をあけます。
直火ではなく、石の輻射熱で調理。
ジャガイモなら30分くらい、ピザなら5分程度で、ふっくらパリパリの絶妙な食感が生まれます。
べるがでは市販のピザやナンを焼きましたが、魔法のようにおいしくなりました。
白州では他のクラフト作家さんとの交流もでき、イベントとしてとても楽しい2日間となりました。
クラフトフェア最終日の様子を小淵沢のJoeさんとランプスロッジさんがブログにアップしてくれています。
こちらもぜひご覧ください。
南八ヶ岳映像通信「森の中のクラフトフェア」
ランプスロッジダイアリー「連休日和」

2010年10月8日

イベント参加の週末

今週末3連休はあちこちでイベントがあって、楽しみですが
ぜひこちらのイベントにも来てください。
1.キムラ工房感謝祭
無垢の木の家づくり工務店・キムラ工房(小淵沢)で行われるイベント。
木や森に感謝して、青空の下一日楽しく過ごしましょうという想いがこもっています。
一番のみどころは和太鼓演奏。和太鼓音楽集団 鼓代神(こだいじん)がやってきます。
ウチはフリーマーケットコーナーに出店。
生活の中で気軽に使える石ものをいろいろ出す予定です。
10月9日(土)10:00〜15:30  キムラ工房にて
2.おらんうーたんクラフトフェア@白州べるが
八ヶ岳アート&クラフトネットワーク「おらんうーたん」主催の集合イベント。
木・ガラス・陶芸などなどいろんな素材の作家が集まってクラフトまつりを開催します。
べるがでは同時に「オータムフェスティバル」として、音楽ライブやペット関連のイベントなども行われます。
べるが1
ウチも石彫工房「石あるく」で参加。
こちらでも生活の中で使える石ものを中心に、作家色を出したオリジナル作品、ペットメモリアルなども並べる予定です。
大谷石のピザ釜公開!
ウチは中日の10日のみ参加ですが、クラフトフェアは土曜日から3連休通して開催しています。
クラフトフェアといえば、この辺では原村やスパティオでも行われ、少し遠くでは安曇野も有名ですが、
おらんうーたんとして行うのは今回が初めて。今回は18の工房が出店。
ここにくれば八ヶ岳のクラフト作家の作品や商品がたくさん見れる&買える。
ありそうでなかった企画に、出店者自身もどんなイベントになるのか、どんなお客さんと出会えるのか、ワクワクしています。
開催前の準備を出店メンバーでやりました。
不織布を使ったノボリや看板づくりです。
切り文字にカラースプレーで着色していきます。
べるが入口用の大看板の切り文字は、石あるくで作成しました。
墓石彫刻のときに使う字切りの機械が大活躍。
1文字約30cm角くらいの「クラフトフェア」の文字を、手で書いて画用紙を切っていくのはとても面倒だし、上手にできないことも予想されますが、
字切り機械を使えば、パソコンからつながったプロッターを通して、自動カッターがあっというまに画用紙を切りぬいてくれます。
あとはそのマスキング画用紙を現場で不織布の上に置き、スプレーでシューッ。
べるが2
べるが3 べるが4
丸太を組んだ木枠に布を張り、完成。
手作り感満載の、森になじむ大看板ができあがりました。
べるが5
10月9〜11日 石あるくは10日のみ出店
白州・尾白の森名水公園べるが

2010年9月29日

文句なし、八ヶ岳の秋

初秋、中秋、晩秋、とニッポンの秋には大きく分けて3段階あって
今年は初秋がいつだったの?とツッコミたくなりますが、
いよいよ八ヶ岳も中秋まっただなか、というかんじです。
実りの秋。上笹尾の田園。
みのり1
みのり2
八ヶ岳の10月はイベントめじろおし。
夏の喧騒が過ぎ、気候的にも一番すごしやすい時期。
収穫が終わって、寒くなる手前、このエリアで盛り上がるイベントといえば
そう、ハロウィン!
Mooはもう一年も前からハロウィンに参加することを楽しみにしています。
今年はランプスロッジさんで主催するイベントに参加するつもり。
最もオーソドックスな企画で、夜こどもたちが仮装をして近所の家々をまわってお菓子をゲットするというもの。
10月31日、馬術競技場付近の通りにはかわいいオバケや魔女たちが出没することでしょう。
大人もついでに仮装しようともくろんでいる最中。
そろそろ衣装準備にかかります。

2010年9月20日

石あるくのオープンアトリエ

オープンアトリエ中日。
昨日はお休みとフリーペーパーに載せてあった石あるくにとっては、実質初日です。
お天気も上々。さわやかな秋晴れの日となりました。
オープンアトリエ-1
午前10時開店。と、ほぼ同時にさっそくご夫婦のお客様が来てくださいました。
富士見に別荘をお持ちで、富士見から一番近く、石にも興味があったということ。
確かに、オープンアトリエに参加している工房で「石」は他にないし、小淵沢エリアの工房も少ないので、
マイナーではあるけれどおもしろいかもしれません。
(おらんうーたん全体でも「石」はウチ1軒しかないです)
展示コーナーには自然の石の持ち味をそのまま活かした花器や
オープンアトリエ-6
いろんな文字彫刻ものを並べてみました。
オープンアトリエ-4 オープンアトリエ-2
表札サンプルは八ヶ岳オリジナルバージョン。市の鳥・ふくろうです。
オープンアトリエ-5
そして、午後イチ。続々と家族連れのお客様が来てくださいました。
そろって、表札づくりを体験。
体験コーナー-1
石板にマスキング用のゴムシートを貼って、好きな絵や字を書いていただきます。
そして、それをカッターで切って、抜く。
体験コーナー-8 体験コーナー-3 体験コーナー-7
けっこう時間がかかって根気のいる作業ですが、皆さん真剣!
小学生未満のお子様は絵を描くところまで、あとはお母さんが一生懸命切ってくれました。
小3の女の子は全部自分でできました!
「僕らもやりますか、Iさん。」とお互いを励ましあいながらお父さんたちも立体彫刻に挑戦。
ノミとツチを使っての、本格石工体験です。
ノリのいいお父さんたちでありがたい!
体験コーナー-9 体験コーナー-10
使ったのは抗火石(こうかせき)というとてもやわらかい石。
すごくボロボロするので、カッターやドライバーみたいなものでちょっとした衝撃でも崩れます。
だから緻密な彫刻には向かないけれど、素朴なお地蔵様や粗い文字彫刻を初心者がやってみるにはいい。
抗火石の説明はまた今度。
個性あふれる、いろんな作品が仕上がりました!
体験コーナー-2 体験コーナー-6
体験コーナー-11 体験コーナー-4
いろんな人と出会えて、石の楽しさを知っていただけてよかったです。
明日もやります。どうぞお越しください。

2010年9月15日

石のイベント開催!

おらんうーたん(八ヶ岳アート&クラフトネットワーク)参加イベントです。
9月18日(土)から20日(月)にあちこちの工房を見て歩く「オープンアトリエ」。
作品展示、作業見学のほかにクラフト作りの体験ができたり、お茶を出してくれるアトリエもあります。
さて、当店「石あるく」は。
18日・・・作品展示。ウェルカムプレートなどの文字彫刻品、自然石で作った花器など。
19日・・・上記のほかにイベントやります。
      <体験コーナー・表札をつくってみよう>
       石板にカッティングシートを貼って、絵や字を書いて、カッターで切って、ブラスト彫刻。
       オリジナル表札のできあがり!1回500円。
       表札
      <見学コーナー・石彫り作業を見てみよう>
       職人がつけもの石を作っている作業場をごらんいただけます。
20日・・・チラシには載せてませんが、ご希望があれば、19日と同じように表札づくり体験ができます。
↓オープンアトリエのお知らせはこちら
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