おかみブログ

2012年11月26日

子授地蔵、ご奉納

9月に来店してくれた塩山にお住まいのお客様から、お便りがきました。
「おたくのお店で買ったかわいいお地蔵様を、子授地蔵のお仲間に入れてもらいました。」
子授地蔵(こさずけじぞう)とは、牧丘町(合併し現山梨市牧丘町)にあるお地蔵さま群のこと。
子どもの授からない夫婦がそこにあるお地蔵様を1体連れて帰り、めでたく授かった折には2体にしてお返しするという風習があります。
そのお客様もめでたく初孫をさずかり、借りてきたお地蔵様のご利益、と喜ばれ、当店でお地蔵様を買ってくれたのでした。
「初孫をさずかり、喜びを与えていただき、幸せな今日の自分があることを、亡き両親やご先祖様に心の中でありがとうございましたといいました。」
奉納したときの様子や子授地蔵のある小楢山の様子を写真に撮って送ってくれました。
塩山…車で行けば1時間ちょっとだから、そのうち見に行きたいなぁ。
ウチはもう十分授かったけど、感謝の心を持ち続けられるように。
子授地蔵の観光案内はコチラ
山梨市観光協会 http://www.yamanashishi-kankou.com/asobu/culture2.html

2012年11月24日

山のスポーツ

山でできるスポーツといえば、いろいろあるでしょうけど、
寒冷地小淵沢ならではのスポーツのひとつにスケートがあります。
町内に屋外リンクがあり、11月20日から2月末までオープンしてます。
スケート1
小淵沢小学校ではスケート部という、部活のようなものがあります。
3年生以上の希望者は誰でも入れ、町内にある屋外リンクの使用料をすべて負担してくれるという、大変小淵沢らしい取り組み。
学校→リンク→帰宅先をスクールバスで送迎してくれて、至れり尽くせり。
Mooもこのクラブに入ることになりました。
数年前から1、2年生も入団できるようになったのですが、ただ、こちらは親が完全同伴です。
Mooは2年生ですから私が送迎し2時間の練習中もずっとついていなければいけません。
何かスポーツをさせたいと思っていたところ、スケートを自分からやりたいと言い出したのにはびっくりしましたが、やる気になってるのはいいこと。
半分はなかよしのお友達がやってるから、ということかもしれませんけど。
11月20日、山梨県民の日で学校はお休み。いよいよリンクもオープン。
今まで学校の体育館でローラースケートを履いて練習していましたが、この日から氷上練習の開始です。
初日はどうしてもペンギン歩きになってしまうのに耐えます。
足首がガクガクしてものすごく痛いみたい。
それでも弱音をはくことなく2時間弱をなんとか過ごしました。
まだ個別指導を受けられるレベルでもなく、ひたすらリンクを一方方向にまわることだけを目標にがんばりました。
ところが、子どもって早いもので、2日目、3日目、とたつうちに、みるみる滑れるようになりました。
もちろんまだまだスピードはでませんが、とりあえずグラグラするのが格段に減りました。
上達し始めは楽しくて楽しくてしかたがない、という風情。
スケート2スケート4
いい顔してます。
今日は雨で練習が中止になったというのに、多くの子が自主練に励んでいて、Mooも当然参加しました。
昨日のスケート刃研磨の成果が出たかな。一段と滑れるようになったみたい。
スケート3
石屋の娘ということで、「スケート刃研磨用の研ぎ石を手入れしてくれませんか」
と、顧問の先生から依頼がありました。
お父さんにふったら、今までも何度か受けたことがあるとのこと。
娘もお世話になっていることですし、父兄としても一肌ぬぐ場が現れたようです。
夏は練込囃子、冬はスケート。
こぶちっこの模範のような生活です。

2012年11月13日

芸術のことはわからないけど。

次女Tazは4才になりました。
長女Mooは4才になる1ヶ月前からピアノを始めました。
ひらがなが全部読めたので、どれみの認識もできると思ったからです。
他にも本の暗誦が得意、滑舌もよし。
人への気遣いができたり、喜怒哀楽の微妙な感情も受け方が素直で、なかなか優等生的な子でした。
かたや、Taz。
まだひらがなはぜんぜん読めません。かろうじて自分の名前だけは認識できるくらい。
本の暗誦はほとんどできません。
魔の二歳児からはやっと脱出したものの、あまり複雑な感情を持っているようには見えず、とりあえず嬉しいか気に入らないか、のどちらかだけが強いように感じます。
知能、低いのかなぁ、と心配したりしたこともありましたが・・・
でもTazにはおねえちゃんにはないおもしろさ(能力?)がありました。
絵本はまだ読めませんし、暗誦もしていませんが、絵を見て自分の言葉でストーリーを説明するのです。
「オオカミが来ました。フーフー!あっというまにわらの家が飛んでってしまいました。さっ、オオカミこわいからこんどこっちにかくれよ、おくつはここでぬいでね。ちゃんとドアしめてね」
本に書いてある文字の一字一句は違うんだけど、大筋でストーリー合ってるし、おまけにオリジナルの演出まで入れてるのがおもしろい。
お絵かきについても。
いろんな子の絵をみたことがあるわけじゃないので、上の子との比較しかできませんが、
Mooの場合は写生的なものでした。
今そこにあるものを自分の書きやすいアングルで書く。
家とか花とか人とか。
大体何枚書いても同じような絵になってました。
ところがTazの場合はそのときの気分によってストーリーじたてで書いていってるのです。
「山、書くね。」(と最初は緑でアーチ状のものを書く)
「あかい山もでてきました、きいろい山もでてきました。」(どうやら紅葉を描いているらしい。緑のアーチに平行してどんどん色を並べていく)
「山には木もはえています。」(といって茶色でぐりぐりと太い線状のものを書く)
「はっぱがのびてぇ、鳥もやってきました。」(と、なぜか紫で書く。横に伸びたとがったものがどうやらくちばしらしい)
「きつつきが木をコンコンってやってるの。あ、おうちも書くね。おかあさん小さいおうち書いて。とおくにあるおうちだよ。」(おっ!遠近法を知っている?)
「Tazは大きいおうちかくね。」(とてもおうちにはみえない、ドーム上のものを紙の下のほうに書く。遠近法上も合ってる配置?)
「これ、屋根ね。」
(そういえば、なんとなく三角っぽい形。屋根は何色?と聞くと)
「ちゃいろだよ、だってほら木だもん。」(と天井を指差す。流れにのったように続けて)
「これ、床ね、これ窓。窓が開いてるの。風が入ってきました。」(と、このへんでそろそろ満足した様子。「まだ白いところあるよ、何か書こうか」と促すと)
「じゃあお空。これ朝のお空。これはゆうやけのおそら。」(と違う色をとりだす)
tazの絵
とにかく一枚の紙に時間の流れまで表現しているのです。
これはちょっと、プロっぽい芸術表現じゃない?
会話しながら絵をかかせると、どんどんストーリーが展開していきそうで、すごくおもしろいです。
それからお芝居。
人形をもってひとりあそび。
「あたし、今日はちょっとつかれたわ」
「だって、今日はパーティにいくのよ」
「あー、そっか。じゃあドレスにきがえなきゃ」
・・・と一人二役で芝居をつくるときもあれば、
弟相手に「○○なのよ!」「ついてらっしゃい」などと芝居がかった命令口調でごっこ遊びしてるときもあります。
弟Kuhもけっこうよろこんでホイホイついてきます。
tazの絵2
まとめると、
Mooは模倣性に長けてて
Tazは独創性に長けてる。
まぁ二人だけを比較したレベルですけど。
何かいいとこ見つけてやんなきゃ、親だから。

2012年11月10日

家族のロールケーキ

夫は用事で町に出ると、よくデパ地下でロールケーキを買ってきてくれます。
ふだんは子供たちには「甘いものはだめ!」と言い聞かせてますが、
お父さんが出かけたときくらいはいいか、ということで、
いつしか我が家では出張土産はロールケーキになりました。
なんでロールケーキなのか、夫に尋ねたことがあります。
ちなみに私はチョコベースで美しく飾られたデコレーションケーキがすきなのですが・・・。
理由は「安いから」だそうです。
なるほど、三角や丸のカットを5つ(Kuhにはあげないから4つでいいかも)買うと、
だいたい1個350〜450円くらいだから合計1500円以上。
ホールのデコレーションケーキはさらに高くて、平均2500円以上。
それに対してロールケーキは1本で700円くらいから高くても1200円くらい。
それぞれに合わせて好きな大きさで切れるのもいい。
持ち運びにあまり苦労しないのも大きな理由。何せ満員電車や長距離バスで帰るので。
加えて、夫自身がふわふわスポンジの部分が好きで、クリームはあまり欲しくない。
ナルホド・・・。ロールケーキ、使えるじゃん。
そういうことで、今日は私が用事で横浜に来ていたので、
帰りにデパートでロールケーキを買って帰りました。
横浜らしいブランドの「ありあけ」の「横浜ハーバーロール」。
やさしいはちみつスポンジにマロングラッセと餡入り生クリームを巻いてあります。
もうひとつ「黒船ハーバーロール」というものもあって、
こちらはほろにがショコラスポンジにショコラクリームとバナナ、餡を巻いたもの。
私的にはこっちのほうが好みだったけど、今日は「横浜ハーバー」を買いました。
横浜ハーバー
家族の、たまの、小さな楽しみです。

2012年10月23日

ころころ通信vol.12編集開始

7月にvol.11を発行して以来、夏と秋にイベントが続きさらに雑務に追われ、のびのびになっていた通信発行。
いよいよvol.12発行に向けて執筆を開始しました!
 
次号のコンテンツは
・お墓づくりの想い
   8代目の大事業、代々鉄工所の家系のA家のお墓づくり
・お墓をきれいに保つために
   塔婆は片付けましょう
・新シリーズ<本はこころの栄養カプセル>
   おはかまいりを描いたかわいい絵本紹介
・新シリーズお墓FAQ「名前に赤を入れる訳」
・地域のお店紹介
   石貼り風呂から星空が見える 貸別荘「やまのみえるいえ」
・いとう石材の歴史「第2弾 石工定雄の成長」
 
・・・などです。
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11月初旬発行予定。
乞うご期待!

2012年10月20日

八ヶ岳でペットを飼うなら

最近Mooがやたらと「犬を飼いたい」といいます。
私は生まれてこの方、金魚や青虫以上のサイズの動物を飼ったことがありません。
子供の頃の話ですし、しかもすぐ死んでしまいました。
ペットがいると楽しいかもしれないなぁ、と考えないではないですが、
忙しい中で、世話の大変さのほうが先にきて、とても飼う気にはなれませんでした。
ましてや自分のことをきちんと自分でできない年齢の人間の子供の世話だってあるのに。
「じゃあ、Kuhくんが大きくなったら飼ってもいい?」
と、Mooは食い下がります。
「そうだね・・・」
今までは気乗りのしない返事をしていました。
将来的に飼うといっても実際何を?
犬・・・散歩が大変そう、部屋の中で飼うと臭くなる。
ネコ・・・ネコアレルギーで、くしゃみと目のかゆみがとまらなくなるから厳禁。
ウサギ・・・すぐ死んじゃいそう。学校で飼ってる。
ブタ・・・子供ができる前にちょっとだけ頭をよぎったことがあった。でもミニブタでもすぐ大きくなって、収拾つかなくなると聞いたことがある。
ハムスター・・・寝てばっかり、すぐ死にそう。
哺乳類以外はあまり考えられないので、カメとか魚とか鳥は除外。
さて、八ヶ岳では上記以外で、わりとポピュラーな動物がいます。
本来は家畜として飼われていたものだけど、最近はペットとしても人気。
それは山羊です。
yagi1.jpg
このやさしそうな顔。かわいいなぁ。
動物が苦手な私でもそう思える唯一の動物。
外で飼えるし、自然の草はなんでも好きだから庭の芝生もきれいに刈ってくれそう。
おとなしくて従順。
先日キムラ工房さんの感謝祭に参加した折、会社で飼っているらしき山羊とすっかり仲良しになったTaz。
yagi2.jpg
おっ!コロコロうんちの現場に遭遇!
yagi3.jpg
草しか食べないから、ほとんどにおわない。
そういえば、夫は生まれ星座が「山羊座」だ。
山羊なら飼ってもいいなぁ。
八ヶ岳なら飼い主仲間も近くにたくさんできそうです。
とはいっても、さすがに飼い方を知らなさすぎ。
どなたか教えてくださ〜い。

2012年10月9日

有機認証店・コーヒーの彩香房

久々に旨い店コーヒーを飲みました。
彩香房3
小淵沢の自家焙煎珈琲豆の店「彩香房(さいかぼう)」。
彩香房1
かれこれ10年前からあったお店ですが、なんだか行きそびれていたのです。
コーヒーは大好きなので、すでに富士見と清里に行きつけのコーヒー豆売り屋さんがあるのも、行きそびれていた理由のひとつ。
取材を通じて、やっと行けました。
彩香房2
ここのお店のこだわりは、なんといっても「有機JAS認証」を受けていることです。
有機の認証システムのことはよく知らなかったので、マスターの説明でとても勉強になりました。
有機JASの認定を受けるためには徹底的なトレーサビリティが必要。
コーヒーでいえば産出国だけでなく、農園が特定され、その農法や使用農薬などがきちんと追っかけられること。
さらに自家焙煎の場合は加工場も徹底的に設備を整えること。
彩香房4
彩香房さんは1年ほどまえにJAS認証をとりました。
それ以前からのJAS認証ではない豆も扱っているため、認証豆を焙煎するために非認証豆とはべつの部屋を設けています。
機械や調理器具もそれ専用のものを使用。
「有機JAS認証を受けてるからって、かならずしもおいしいとはかぎらないんですよ。
でも『安心』を形にするためには、証明するものは必ず要るからね。」
あー、これって石屋と同じだなぁ。
石屋も「いい工事します。いいもの提供します」って口で言ったって証明にはならないって思って
ウチは第3機関の認定で証明してもらう、正攻法を選びました。
正攻法をするには裏がとれなきゃいけません。
 ・石工事業の県認可(石工事をするには絶対必要。でもお墓は個人相手だからほとんどの店が無許可でやってる)
 ・技能士、管理技士の国家資格(なくても石工は名乗れるけど、ないと許認可とれない)
 ・全優石加盟
 ・お墓保険
 ・お墓相談員
 ・お墓ディレクター
 ・仏教墓塔研究会
・・・とにかくウチは資格や許可マニアです。
実際は世間では、営業さんや社長さんの人柄を信じてもらって仕事をとる場合も多いです。
飲み営業が得意な社長さんがいれば、「えー?」っていう工事してるお店でもけっこういい仕事(利益になる仕事)とってる。
お墓はコーヒーと違って、いいものとわるいものの区別がつきにくいんです。
できたばっかりはみんなそれなりにきれいだし、一生に一度あるかないかのことで、お客に経験値がなさすぎる。
できればお墓が傾いたりしてほしくないし、
ちゃんと教義を知って選んで文字を決めてほしいし
きれいなまんま、いつまでもあってほしいし。
そんなこだわりでお墓づくりしてるんだよ、ということを証明するには他人様にも頼らなきゃ。
・・・と思って資格マニアの道を選んでます。
でも、一番だいじなのは、お参りをたくさんしてもらえるお墓をつくること。
彩香房。
当然、「安心」を買うだけでなく、おいしさにもこだわってます。
「ここはこのへんじゃ一番だよ」同席したリピーターの人が言ってました。
そんなリピーターさんも一人や二人ではありません。
こんな近くに正統派コーヒー豆があったとは。
まだまだ私も修行が浅いです。

2012年9月29日

授かり地蔵

「お地蔵さま、ありますか?」
かわいい赤ちゃん連れの4世代家族がご来店。
牧丘町(合併し現山梨市牧丘町)に「子授け地蔵」というお地蔵さま群が祀ってある場所があるそうです。
子どもの授からない夫婦がそこにあるお地蔵様を1体連れて帰り、めでたく授かった折には2体にしてお返しするという風習があるもの。
ご来店くださったご家族もかわいい初孫ちゃんを授かったので、新しいお地蔵様を持ってお礼にいくところだとのこと。
それにしても塩山にお住まいの方が牧丘に奉納するのに、小淵沢の石屋に寄ってくれたのも何かの縁ですね。
小さな円仏地蔵様1体が、 めでたくもらわれていきました。
これからの人生、お地蔵様の功徳に守られますように。
山梨市観光協会 http://www.yamanashishi-kankou.com/asobu/culture2.html

2012年9月28日

直角さがし

今日はMooの参観日で小学校へ。
2年生の算数を参観します。
今日は図形のおべんきょう。
ノートや本の角、紙を四角に折った折り目の角には特別な名前がついています。
それは「直角」。
みんなの持っている2つの三角じょうぎにも直角の角があります。
では三角じょうぎを持って教室の中の「直角」を探しにいきましょう。
子供たち、きゃあきゃあ言いながらいろんな直角を探します。
窓やガラスの枠、ポスター、床のタイル、文字、ロッカー・・・。
今週末の宿題は身の回りの「直角」を探して書き出してみよう、 です。
石屋では今、お墓仕事と同時に住宅の浴室石貼りの仕事が入っています。
建築中の家はちょうどMooの同級生のおうち。
よしっ、Nくんちに直角を探しに行ってみよう!
ということで、ドライブしながら直角さがしの旅に出ました。
道々でもいろんな直角がみつかります。
直角探し1直角探し2直角探し3
直角探し4直角探し5直角探し6
そういえばお墓って、直角だらけだね。
直角探し7
平らな地面と直角に立ってるのを「垂直」っていいますが、(これはまだMooは習ってませんが)
この垂直に立ってないお墓が、ちまたには意外と多いのです。
垂直に立ってない「かしがってる」。
直角だったはずの石と石が「はずれてる」。
年月が経ってもそんなふうにならないように、しっかり工事してほしいですね。
さて、新築中のお家です。
お風呂の貼り石は直角だらけ。
30cmの方形石タイルを使用しています。
個人的には乱貼り(直角はほとんどなし)がすきなんだけどなぁ。
夫は「せっかく石工がやるんだから」と、規格外のモザイク貼り(いろんな四角をとりまぜ)が好きで、自宅のお風呂はそんな感じです。
石浴室
でもこのおうちのお施主様はまっすぐな性格なのか、きっちり方形タイルです。
黒御影のバーナー仕上げのものを使っています。
(作業途中なので、あまりきれいじゃない写真ですみません)
直角探し8
直角探し10
あっ、よく見たら浴槽の形は直角じゃない!
直角探し9
そう、この浴槽は座る部分が広い、台形なのです。
おしゃれ〜。
それだけに方形を使って貼るのは難しい・・・。
少々扱いづらいところに排水溝がありました。
その筒に合わせて石板に丸い穴をあけています。
直角探し11
直角探し12
そこだけ5角形のタイル・・・。
四方の山を一望する、天然素材中心のステキなおうち。
もうすぐ完成です。
直角もいっぱい見つかりました。
直角探し13

2012年9月3日

新しい小淵沢駅に向けて

小淵沢駅が新しくなる、という計画があります。
市がやっと小淵沢駅にも予算を割いてくれ、駅舎と駅前ロータリーの整備に乗り出す計画。
地域住民も含めた計画策定委員会が平成22年頃から立ち上がっていますが、
今年2月に、基本設計を東京芸大と連携して行うことが決定しました。
自然豊かな環境という特徴に加え、文化や芸術関係者も多く在住し、地域に広く芸術的特徴がある、と見られている北杜市。
その玄関口となる小淵沢駅にも、芸術的な観点をとりいれた、特徴ある駅にしよう。
そういうねらいから決まった、東芸大との連携です。
昨日、その最初のミーティング(ワークショップ)が開かれました。
東芸大の描いた未来の小淵沢駅案に対して、広く意見交換をする、という目的です。
小淵沢全町に開催する旨の回覧板がまわり、誰でも参加できることになっていました。
駅前でのことですから、当然興味はありましたし、駅前に象徴的な石のモニュメントでもあればいいのに、と希望も持っています。
さらに夫は別の町づくり委員会や、観光協会、その他あれこれ協会委員をやったりして、アンテナが高くなっています。
最終的にはクラフトネットワーク「おらんうーたん」の一員として、今回のワークショップ参加に声をかけられました。
ワークショップは16:30から約2時間の予定が、白熱議論となり20時をすぎても終わりませんでした。
夫は別のお客様のところへいく約束があったので、20時すぎに失礼しました。
参加していた間の印象は・・・?
東芸大からは「自然や文化の特徴高い北杜市の玄関口となる小淵沢は、こんな風につくるといい、ここと連携するといい」などの理想的なプランが発表されましたが、
それに対して意見があったとしても反映する場や時期は検討されていない、とのこと。
また、前々から策定委員会や市が予算も含めて検討しているのに、
東芸大の先生と学生さんは、それはそれとして、もっと広い範囲や違う方向での計画をプレゼンしてくれたよう。
住民も、プランはプランとして、出してくれたものに意見を言うわけではなく、予算はどうなってるんだ、北側の通路はどうするんだ、駅前商店街はどういう位置づけになるんだ、と、プランにはあまり関係ないツッコミをしてばかり。
つまり、主催者である市も、発案の東芸大も、意見出しの住民も、3方にとって有意義なワークショップとはいいがたいものだったそうで、ちょっと残念でした。
明日から1週間、東芸大の書いた絵(プラン)がパネル展示されます。
場所は昨日の会議のあった、生涯学習センター。
それがそのまま実施されるわけでもないし、かといってそれに対して意見を言っても反映されるわけではないのですが、
一応参考までに見ておこうと思います。