おかみブログ

2010年7月24日

ブルーベリー最盛期

果物王国やまなしの時期到来!
あちこちの農園でいろんな果実の摘み取りがおこなわれている中、我が家の定番はやっぱりブルーべリーです。
今年も八ヶ岳ベリーの農場に行ってきました。
ブルーベリー農園は数ある八ヶ岳ですが、一度この農場を知ってしまうと、他には目移りできない魅力があります。
とにかく粒が大きい、甘い。
ウチの庭にも3本のブルーベリーがあって、4年目の今年はずいぶん育って実をつけてくれましたが、
なんせ粒が小さくてすっぱい。
ある意味それが野生のブルーベリーらしさなのかもしれませんが、ジャムにしないとちょっと抵抗があります。
その点、「八ヶ岳ベリー」さんのブルーベリーはジャムにするのはもったいない。
ぜひ生食で、摘み取りながらその場で食べたいものです。
網をかけ、鳥の侵入をふせいだ農園。無農薬。
ブルーベリー3
数種類の木が次々と熟して、木によっての味の違いも楽しみのひとつ。
ブルーベリー
ブルーベリーは低木で、小さな子でも手が届く高さに実がなっているので、1才半のTazも大喜び。
ブルーベリー2
30分食べ放題で大人800円、子ども500円。
土日開園。

2010年7月20日

べるがで水浴び!

3連休最終日、八ヶ岳も猛暑になりました。
石屋の事務所は鉄筋造の上直射日光が当たらないせいか、この外気温でも中は冷房をかけたようにひんやり涼しくて快適なのですが(その分冬は底冷えする・・・)、
いくら涼しいからって、こんなに日和がいいのに中でパソコンばかり向いてちゃ、もったいない。
子どもたちも保育園が休みでヒマをもてあましている様子。
よし!外出だ。
近場で気軽にダイナミックな水遊びができるところといえば、白州べるがの親水池。
南アルプスの地形をイメージした石造りの人工池と噴水があって、夏はプールのようになっています。
でもプールほど深さがないので泳ぐ、というより水浴びをするという感じ。
必ず水着になる必要もないので、お手軽。
べるが親水公園3
Tazのような小さな子でも安心して遊ばせられるのもいい。(今回Tazは出かける直前に寝ちゃったのでお父さんとお留守番してもらいましたが)
子どもは水着ですが、親はたいてい足だけまくって一緒に遊んでます。
四方に山と森があって、開放的なことこの上ない。
べるが親水公園1 南アルプス方向を見る。
べるが親水公園2 八ヶ岳方向を見る。
今、白州は首都圏からの観光客の間でも人気とか。
ここでひとつ宣伝。
その人気の白州で、10月9、10、11日の3連休、おらんうーたんのクラフトフェアを初めて開催することになりました。
ウチの石屋も10日に出店します。
今回はべるが主催のオータムフェスティバルに参加するという形。
秋風さわやかな10月。温泉あり、森あり、名水あり、ライブあり、そしてクラフトあり。
詳細はこれから広報されますが、ぜひぜひ予定にいれといてください。

2010年7月18日

ツバメの子

ツバメは5月ごろと7月ごろの2回、卵を産むようで、今はその2期目。
産卵は通常5つ。
今年もウチの軒下にツバメが巣を作りました。
南側の縁側の上に作っていたのが、去年くらいから北側を好むようなっています。
縁側の上では私たち人間の出入りが必要以上にうるさかったみたい。
北側では適度に人間の気配を外敵に感じさせながら、直接自分たちには影響しないのがよかったのでしょうか。
商店街のお店出入り口に堂々と作っているツバメもいるというのに、ウチを選んだツバメはぜいたくなもんです。
でも実は、今年の巣は意外なところから巣の中をのぞくことができるんです。
その巣は去年のツバメが作った中古物件で、新しい巣をつくる手間が省けた、といわんばかりにちゃっかり入居。
その様子は家の階段なかほどにある小さな小窓から丸見えです。
人間に、高い位置から見下ろすように覗かれていることを、このツバメはあらかじめ知ってたのかどうか。
階段を登ってきた内部の人間の気配を感じるとすぐ、抱卵していた親鳥はそそくさと逃げていってしまいます。
「なんにもしないよー」と言ってみるのですが、当然通じない。
うずらの卵のようなまだら模様の小さな卵たちを置き去りにして逃げて、巣の周りを旋回しながらピーピー騒いでるんですから、「しっかりしてよ」といいたくなります。
まあ、そんな風にして、今回ツバメの子育ての様子は毎日つぶさに観察することができます。
昨日、5つの卵が孵っていてふわふわのうぶ毛がついた小さな雛が巣の中でうごめいていました。
ツバメの子1 ツバメの子2
ツバメの子3 ツバメの子4
相変わらず親鳥は用心深く、人が家の中から覗いているという気配を感じて、私たちが見てる間は近寄ってきません。
ほんの一瞬、1秒足らずの時間で、えさを雛の口のなかに押し込んでいるようですが、
決定的なシャッターチャンスはなかなか訪れず。
せめて子どもたちが日々成長していく姿を、2階にあがるついでにそっと見守る程度です。

2010年7月15日

黄色い野花にご用心

いつものように回覧板がまわってきて、今回は強く目を引いたお知らせがありました。
「オオキンケイギクは特定外来生物です。栽培や運搬は法律によって禁止されています」
オオキンケイギク紹介サイト
きれいなんだけど、繁殖力がすごくて他の野花を駆逐してしまう。
そんなやっかいな花なんだ。
でもこの黄色い花、よく見かける気がします。
もし本当にオオキンケイギクなら、「きれい♪」などと愛でてばかりはいられない。
回覧板によると、ただちに刈って枯れるまで天日干しの上、静かに燃えるゴミ袋に入れて捨てること、とあります。
説明には、九州地方の河原に多い、とあるけど、この辺でも繁殖しているのでしょうか。
それ以来黄色い野花を見ると過剰に反応してしまいます。
勤め先の事務所の庭に咲いているもの。
黄色野花2
黄色野花1
似ているけど、葉がぜんぜん違う。
この花ならよく咲いているけど、いわゆる図鑑サイトで見るオオキンケイギクの葉に似た黄色い花は、よく探してみると意外とみつけられませんでした。
ではこの花はなんと言うのでしょう・・・。
ウチの庭にもし咲いたらほっといてもいいのでしょうか。
植物にはトンとうとい私。
黄色い野花といえばどんな砂利地でもしぶとく生えてくるセイヨウタンポポ。
このあたりでは草丈がひざあたりまでくるものもあれば、地面ギリギリで「刈り取られてなるものか」と根を張っているものもあります。
いつか石貼りをしようと砂利のままおいてある駐車場は、ほっとくとタンポポだらけ。
「どんどん摘んでいいよ」とMooに言うのですが、こんなときに限って
「まだ咲いてるからかわいそう」などともっともらしいことを言う。
結局美しいフラワーガーデンにはほど遠く、草花がのびほうだいの、相変わらずの我が家です。
黄色野花3

2010年7月10日

個人情報取り扱いの進化

Tazの1才半健診に行ったあと、母子手帳を会場に忘れてきてしまいました。
合併前は小淵沢町内の、徒歩でも行ける保健センターで行っていた健診ですが、
北杜市に合併してからは市内とはいっても東の端、高根の保健センターで行っています。
往復1時間弱。もし会場から市役所のほうに移管されていたとしたら、さらに南の端の須玉まで行かなくてはいけません。
めんどうだなぁ、でも悪いのは自分か。
ところが。
たまたま同じ保育園児のお母さんがいて、渡しましょうかと言ってくれ、預けたとのこと。
担当の保健師さん、
「母子手帳は個人情報ですからどうしようかとは思ったんですが、またこちらまで出かけていただくのもご面倒だと思って、そのお母さんのご好意に甘えてしまったんです。一応ちゃんと封筒に入れてテープで止めておきましたので、大丈夫かと思います。こちらも気がつかなくてすみませんでした。」
なんと。助かる上、安心丁寧な対応で、ありがたいです。
かつてMooの母子手帳交付のために小淵沢の保健センターへ行ったのは、6年ほど前のこと。
そのときは玄関先のカウンターで、事務所内にいる職員さんから
「ではこれに記入してください」
と、大学ノートとペンを渡されました。
記載事項は「名前」「住所」「電話番号」「初産婦か経産婦か」などだったと思います。
項目名がノートの1行目にかかれ、手書きで縦線を入れたところに順番に記入していきます。
つまり、前の人の記述をすべて見ることができるというわけ。
私の妊娠はそこで後の記載の人にばれ、その人がたまたまよく知ってる人だったため、井戸端会議のネタとなったのでした。
まあ狭い町内ですから記載される人は遠かれ近かれたいてい知ってる人ですし、それがなくても噂になるのは時間の問題だったと思います。
何にしてもおめでたいことだからいいじゃない、という考えも。
しかし、今ではちょっと考えられない行政処理なんじゃないでしょうか。
その後、北杜市の処理も改善(?)され、母子手帳をもらうときは、申請用紙を市健康増進課に直接提出する方法になりました。
その分、用紙には家族構成、勤め先、子育て環境や心配事など、事細かな記載事項があり、市が各家庭の把握をしっかりできるようになっています。
同時に保健師さんからたくさんのパンフレットと妊婦の心得や子育て環境へのアドバイスを受けます。
ノートに書いて袋一式渡されておわり、とはずいぶん変わったなぁ、と思ったものです。
ところで、今回Taz母子手帳の受け渡し役を買って出てくれたお母さんは、
Mooのとき、私の直後に母子手帳交付の受付をしてノートで私の名前を見た人の、身内の人でした。
なんだかこっ恥ずかしいけど、そんなことがきっかけでちょっと親しみを感じる妙なご縁です。

2010年7月6日

夏服!

小淵沢でかわいい服をゲットしようと思ったら。
やっぱりジーン・ナッソーズ。
馬術競技場隣のサンディアカフェの一角にある小さなログハウスが店舗です。
1007ジーン1
7月15日からサマーセール。
今日はメンバーズセールということで、一足早く遊びに行ってみました。
1007ジーン2
あ、かわいいスカート。
今年の流行、サンドレスにもなるタイプです。
1007ジーン3
小淵沢でジーンの服を見ていると、たぶん都会のビル街で売ってるのとはまったく違う印象を持つはず。
自然界もやっぱりおんなじようにいろんな色や柄にあふれてるって、周りの風景にも目がいくようになるのです。
決してジーンの服が、いわゆる生成り色とかベージュ、茶、草木染め色のようなアースカラーばかりではないのだけど、
むしろすごくビビットな色をコラージュしてるんだけど、
それでも今だったら、たとえば梅雨の晴れ間に見える青空だとか、濃い緑の葉だとか、テントウムシの羽の色だとか、そんなのに目がいく。
日本の風景色彩って、なんてきれいなんだろう。

2010年7月1日

高原の中の母子像

マリア像と八ヶ岳1
マリア像と八ヶ岳2
マリア像と八ヶ岳3
毎日雨の予報なのに、意外と半日以上晴れたりしている今年の梅雨です。
久しぶりに八ヶ岳の全景が見えた日の正午。
母子像を連れて撮影の旅に。
おともだちになった、宮城の石アーティスト・石神彫刻工房さんの「石んこ」のひとつです。
勝手にマリア像と言ってるのですが、
こんな日はマリアさまじゃなくても思わずわが子を草むらでぎゅーっとしたくなります。

2010年6月28日

読経de胡麻豆腐

胡麻豆腐づくりに挑戦してみました。
思いついたのはNHKの料理コーナーで「飲む前に食べておくと悪酔いしない」と言っていたから。
胡麻のセサミンという物質がアルコールの分解を早めてくれるんですって。
先日ファミリーでの集まりがあり、貸し別荘を借り切って7家族計29人でのどんちゃん騒ぎ。
持ち込み自由で、おいしいワインもたんまり、季節外れではありますが鍋を囲んで大いに楽しんだのでした。
それに先立ち、きっとみんな飲んだくれるだろうからと、私なりに気遣うつもりで、胡麻豆腐のことを思い出し差し入れすることにしたわけです。
本来なら胡麻をするところから始めるべきなのでしょうが、そこは省略、練り胡麻を使った手抜き胡麻豆腐です。
超簡単ですが、それでも私のいつもの料理を考えるとすごいスローフードの部類。
インターネットのレシピサイトを活用し、練り胡麻と葛粉汁を鍋にかけ、かきまぜます。
ひたすらかきまぜ、ねっとりしてきたところをさらに練ります。
とにかく練る、練る、練る。
レシピには30分、と書いてありましたので、忠実に守って片時も鍋を離れず練り続けました。
なにしろほっとくと焦げてしまうので、絶えずかきまわしてなければいけないのです。
単純な手作業をひたすら繰り返しておりますと、だんだん「無」の境地に入り込んでいきます。
これはある意味ここちよい。
このゆっくりした継続的規則的な動きに合うBGMは・・・。
そう、「般若心経」です。
かんじーざいぼーさつ・・・・・むーむーみょうやくむーむーみょうじん・・・・。
繰り返し唱えます。
そしてもくぎょを打つかわりに木べらを動かす。
胡麻豆腐が精進料理の基本であるゆえんがわかった気がしました。
そのようにして仕上げた胡麻豆腐。
われながらスムージーでぷりぷりふわふわの上々の出来。
みんなにもウケがよく、鍋宴会の前菜としてはまずまずの一品だったのではないでしょうか。
お唱えの甲斐もあって、次の日二日酔いに悩まされた人はいませんでした、
・・・・・かどうかはあずかり知りませんが。

2010年6月23日

今年も練り込みの季節だぁ。

小淵沢のお盆祭り・すずらん祭りの花形、練り込み囃子。
今年も太鼓仲間のツトムちゃんが参加者募集のチラシを作ってくれました。
nerikomi_web.jpg
今年の絵はいいなぁ。
八ヶ岳から提灯がのびてくる遠近感。
小淵沢のフトコロの大きさが伝わってくるようです。
あらためて、練り込み囃子とは。
お祭り拍子の曲にのって太鼓や笛を演奏しながら町を練り歩くお囃子隊。
「小淵沢練り込み囃子」は軽やかかつ勇壮な曲。
一般から応募した参加者がめいめいフライパンくらいの、持ち手のついた太鼓を演奏し、駅前商店街を練り歩くのです。
出店や抽選会、地区のおみこし、ジャズバンドも出て、ふるさと小淵沢のお盆は大盛り上がり。
その花形が練り込み囃子なのです。
今年もお囃子曲の作曲者天野宣さんとその太鼓バンド阿羅漢さんたちも参加予定!
これがまたいいオトコっぷりの人たちばかりでかっこいいのですー。
私たち「淵の音太鼓」は今年も指導や事務方でお世話させていただきます。
ただ、いつも祭りのオープニングを私たちの和太鼓演奏で始めるのですが、今年はどうやらムリそう。
諸般の事情でメンバーが足りない上、パート替えをしたばかりなので、まだ曲がしあがってないのです。
残念。
そのかわり、天野さんたちのプロ演奏が聞けるかも??乞うご期待。
さて。
参加者募集しています。本番見るだけでも十分楽しめるのですが、
やっぱりこの囃子は参加すれば楽しさ倍倍増。
一度参加したらみんな病みつきになってます。
ストレス発散!「えじゃないか」ではないですがだんだん心もからだもヒートアップして心地よい高揚。
親子参加、夫婦参加、恋人・友人参加大歓迎。
みんな大好き!とやたら人類愛に目覚めたりする人も。
協賛してくださる企業さんも募集中です。
今年から補助金もほとんどもらえなくなって、お弁当代も出なくて苦しいのです。
主催も商工会青年部から一般実行委員会に移行。
淵の音メンバーも協賛金を集めに回ることになりました。
今までご協力いただいていた企業さんはどうか今までどおり、またはプラスアルファ、お願いいたします。
新規のお店にお願いに行っても塩まかないでくださ〜い。
がんばって、町全体でふるさと祭りを守って行きましょう。
練習日程は上記チラシのとおり。
本番は8月14日、今年は土曜日です。夕刻から。

2010年6月16日

カタコトふらんす語?

地面をちゃかちゃか歩く黒い小さな虫。
Tazは最近、蟻がわかるようになりました。
発音がおもしろい。
「あヴぃ」とも「あぎ」ともとれる微妙な子音です。
まるでフランス語の「R」の発音みたい。
大人は当然日本語の「ら行」で発音しているはずなのに、それをいったん脳に入れてアウトプットするとそういう風になるんですねぇ。
それでもMooの場合は比較的はっきり「あい」と発音していて、これは日本語っぽく聞こえたのですが、
身近にいる大人はどっちも日本人のはずなのに、それぞれ違うのもおもしろいです。
昨日は太鼓の練習のため町のホールへ。
トイレでMooが用を足しているのに私が気をとられていると、
「あぎ、あぎ、」と服をひっぱるTaz。
見ると、立派に黒々と光る○キ○リがいるではありませんか!!!!!!
多目的用の個室トイレの中で、逃げ隠れするところもなくすみっこでじっとしているのを、つかまえようとするのでおさえつけるのに必死でした。
(Tazごときにはつかまらないでしょうけど、刺激するとどこへカサカサ這い回るかわからない!)
以来家の中で「あぎ」と言われると一瞬ゾっとします。
ちなみに昔は小淵沢で○キなんかみたことなかったと夫は言います。
温暖化がこんなところにも影響しているのか?!
あり1
あり2
今日はだんごむしをつかまえて「あぎ」と言っていました。