おかみブログ

2006年11月16日

サルが出た!

勤務先の事務所のテラスにサル出現!
南アルプス山麓が生息地と言われていますが、甲州街道を渡りいよいよこの高根町にも上がってきたのです。
さる1

小さい小猿です。きーきーとかわいらしい声で鳴いていました。
目を合わせたらボス猿が襲い掛かるといわれていましたが、どうも親猿は見当たらず、一匹だけ。迷い猿のようです。
人間を見ても怖がるでもなく様子を伺いながら逆に近づいてこようとします。窓を開けたら入ってきそうな勢いでした。
さる2

それにしてもとても寂しそう。
屋根に登って南アルプス方面を見ています。
さる3

通りかかった移住者のご主人。
危害を加えるサルでないことがわかるとかわいくなってきて・・・
さる5

ついには抱き上げてしまいました。
サルも寒さの奮えが止まり、脱力して体を預けている様子。「ほら、力抜いてるよ。だんだん重くなってきた」
こらこら、孫じゃないんだから。
さる6

そのご主人がいったん家に連れ帰ろうとしましたが、さすがに途中で放しました。するとまた事務所に戻ってきて、窓から中を覗き込み、なにやら物欲しげ。かわいいんだけど・・・(困ったナー)
さる4

誰か人間から食べ物をもらったのかもしれません。いやに人懐っこいサルでした。事務所にこのまま住みついちゃったりして。

2006年11月14日

1歳児の給食

今日は保育園の試食会の日でした。
ガラス工芸作家のてるちゃん(1才5ヶ月)ママと、ひなちゃん(11ヶ月)ママの3人で参加。
最初に全園児たち(100人くらい?)の前でごあいさつさせられ、ドキドキ。
「おかあさんたちに何か質問はありますか?」と先生が言うと「はーい」と大きな子たちはほぼ全員手を上げて質問体勢。
年長組の女の子からの質問。「すきなたべものはなんですか?」
なるほど、試食会に来たおかあさんへの質問としてはぴったり。
こういうの、先生があらかじめ教えておくんでしょうか。
おかあさんたちは順番に答えます。
「お豆腐です」(てるちゃんママ)→無反応。子どもたちにはジミな印象だったよう。
「お鍋です」(ひなちゃんママ)→一瞬きょとん。食べ物かどうかわからなかったよう。その後大ウケ。
私はちょっとイジワルに「やさいはぜんぶすきですが、いちばんすきなのはにんじんです」と答えてやりました。
きっときらいな子がけっこういるだろうな、と思って。
案の定、「やー」とか「わー」という大きなリアクションで、おもしろい。
先生が「にんじんはよーくかむとあまくなっておいしいよね」と教えているのもほほえましく見えました。
こういうときの大人は、無意識か意識してか、こどもにはこれを好きになって欲しいという食べ物を発言するもののようですね。
さて、30分ほどこどもたちと遊んだあと、いよいよ試食。
今日の献立は
 ・レバー酢豚
 ・ナムル
 ・もろきゅう
 ・わかめとエノキダケのスープ
 ・りんご

でした。(写真を撮れなかったのが残念!)
これは北杜市の全保育園で同じ献立で、しかも年齢関係なくどのこどもたちも同じものだそうです。
1才から1才半くらいというと、離乳食はほぼ完了しているものの、まだ自分できれいに食べるのは下手で、味覚も固まっていない頃。
その月齢の子たちにとってはかなり過酷なメニューでした。
1)味が濃い
酢豚もわかめスープも大人が食べても満足してしまうくらいのしっかりした味付けです。さすがにコンビニやファミレスよりは薄味で、一応手作り風の味がしたので、ちょっとほっとしましたが、いくら手作りとはいえ、ケチャップだの中華スープだのといった味を1才児から覚えさせる必要があるのでしょうか。おまけにきゅうりにはもろみが大さじ0.5杯分、どっぷりかかっており、さすがにしょっぱいです。ウチのMOOにはほとんど落としてやりました。
それぞれ、それ自体が悪いわけではないんですが、もっと素材本来の甘みを知ってもらいたい年頃なのになー。
これじゃあ、ニンジンはかめばかむほど甘くなる、なんて実感しにくいじゃないでしょうか。
2)大きさ
いくらかじればいいって言ったって、大人の人差し指2本分くらいもあるレバー揚げや、普通に乱切りしたニンジンは、1歳半児たちにとってはかなり食べにくそうなものでした。
どうしたって一人では食べられないから、飽きてしまって遊びだす。
ご飯にしても、左手でお椀を持って右手ですくって食べるなんて芸当はできないから、大人が食べさせてあげることになる。
もう少しべっとりしたご飯を安定性のよい器に入れてくれるなら自分で食べられるのに。
3)素材
マクロビオティックを期待していたわけではありませんが、やはりメインは肉という考え方は、あまり賛成できませんでした。
てるちゃんママも、イマドキの移住者らしく、ロハスです。
さっきの全園児の前でも好きな食べ物は「豆腐」と答えたくらいですから、ヘルシーな素材を期待していたよう。
唐揚げやら市販のハムやら、白とピンクの着色のかまぼこを、どうしてわざわざ1才児に与える必要があるのでしょう。
それより芋や豆がなかったよね、と帰り際に3人で感想を言い合いました。
献立を考えるのは栄養士さん。
北杜市内で1人だけしかいません。
最近の子供の嗜好をとりいれながら、なるべく多くの食品を、炭水化物・たんぱく質・ビタミンなどバランス良く与える。とても難しい仕事だと思います。
でももっとシンプルに考えてもいいんじゃないかな。
せめて、自宅でたべさせる食事のジャマにならないようなもの。
こんなおごっそう(甲信州弁・ご馳走の意)が給食ででるようじゃ、家の粗食を食べなくなりそうで不安です。
理想は3才以上児と未満児の食事を変えてくれればいいのですが、きっとそんなことまでしてられないんでしょうね。
でも離乳食期の乳児まで、この食事じゃちょっとかわいそうだなぁ。
アンケートはびっしり書こうね、と口うるさいおかあさんたち3人でした。

2006年11月11日

抽斗のある家具展

家具の工房YASUSHIさん個展が大泉の詩游館ギャラリーで今日から開催しています。
セルクルさんネタでもご紹介した、私の大好きな作家さんの一人です。
今朝、通勤途中のギャラリー近くの交差点で、YASUSHIさんが娘さんと案内看板を設置しているところをみつけました。
「そういえば今日からだった。」
運転中は前しか見ないと有名な私が、しかもいつものようにマッハ○十キロのスピードで飛ばしていたさなかでも、ちゃんと確認することができたのですから、これはもうウンメイでしょう。(なにを大げさな)
ということで、さっそくお邪魔してきました。
抽斗1
今回のテーマは抽斗(ひきだし)。
この人の持ち味は洗練された美しいカーブをさりげなく取り入れた、でも素材感はシンプルなもの。
木目の美しさを引き出すのも上手く、私は今回はカバの特徴をなんとなく覚えました。
それから木組みの部分の色の濃淡が特徴的です。
抽斗b2

蟻組みというらしいですが、「アーメン」するときに組む手のように接合部をいくつもの凹凸をつけて組むことによって、オイルを塗ったとき飛び出した部分が自然に濃い色になるとのことで、まるで木を変えたかのようなデザイン性が表現できているのです。
コンソールやサイドテーブルなど、ため息の出るようなものばかり。
さわやかな秋晴れのようなYASUSHIさんの笑顔もステキです。
北杜市大泉町 ロッジ詩游館内ギャラリーにて
11月19日(日)まで

工房YASUSHIさんHPはこちら→http://www1.ttcn.ne.jp/~kobo-yasushi/

2006年11月7日

あなたは森派?眺望派?

午前中の天気は大変動。
8時頃びかびかに晴れていたと思ったら、にわかに強風が吹き荒れざーざーと冷たい雨の嵐。
その後昼前にピーカンの青空が広がり久しぶりに富士山の全貌が見られました。
この家を建てる前の土地選びの時、ありとあらゆる条件を持ち出して探していた時期がありましたが、最もこだわった条件のひとつに「富士山が見える」がありました。
もともと関西人の私は富士山にミーハーなあこがれがあり、別格の存在。夫も山の眺望に優れた開けた場所、ということでは共通していました。
しかし、人間ぜいたくなもので、だんだんその景色にも慣れてきてしまいます。
また、富士山の眺望を居ながらにして得られるようにと、東南側に大きく出窓を張り出しましたが、我が家は東がすぐ道路に接し、それも比較的往来の多い道路なので、出窓の下半分はカフェカーテンで覆っています。
窓から
ですから立たないと富士山は見えません。
しかも地球温暖化の影響か、今年は異常に湿気っぽい日が多く、11月に入っても富士山の姿が見られる日が少ないという現状。
こんなんで眺望誇れるのかー。
隣の芝生は青く見えるもので、最近は森の中の家もいいなあと指をくわえることも多くなりました。
八ヶ岳の森は本当に美しい。
春はカラマツの新緑、夏は木陰となって涼しい空気をもたらしてくれ、秋は鮮やかな黄金色の紅葉。そして冬は樹氷、そして場所によっては枝の間から山々のクリアな稜線が見えていたりするのです。本当に表情豊かです。
明るい森の中の家は風にも守られ、マイナスイオンたっぷりの癒しの空間になっていて落ち着いてモノゴトを考えるのにはぴったりです。
紅葉

昨今八ヶ岳に土地や建物の物件を探す都会の人は、山の眺望を求めるケースが圧倒的に多いのですが、実は眺望派は初心者なのでは??と考えてしまう今日この頃。
それでも今日みたいに待ちに待ってた富士山が見られると、思わずシャッターを切って自慢したくなるのはご勘弁ください。
富士山

2006年11月5日

ギャルリーアビアントの石建築

小淵沢にステキなギャラリーがオープンしました。
「ギャルリーアビアント GALERIE A BIENTÔT」
abient1

<ステキその1・石の使用法>
石屋ですからやはり石の使い方にまず目がいきます。
いろんな種類の石をふんだんに使っていました。
abient2 abient3 abient4
 abient5 abient6

御影石、大理石、鉄平石など建築でよく使われる石材ですが、デザインと組み合わせ方にセンスが感じられました。施工はタイル職人の手によるもののようです。
<ステキその2・フレスコ画>
建物のデザインはフレスコ画家の方によるものだとのことでした。天井や壁にさわやかな植物の絵がフレスコ画で描いてあります。
フレスコ画ってよく知らなかったので、この機会にオーナーに教えていただきました。
通常絵の具は糊などの溶剤を使って紙やキャンバスに着色しますが、フレスコ画というのはまだかわいていない漆喰壁(濡れた石灰)の上に直接水溶きの顔料を乗せ、壁と一緒に乾いていく過程で色を定着させる技法。この方法でいくとそれこそ何千年もほとんど変色せず、鮮やかな色が残るのです。なるほど、システィーナ礼拝堂の絵が今でも美しいのはそのためなんですね。
abient8 ←フレスコ画とは
<ステキその3・3つの癒し空間>
1階は喫茶スペースとショップ、2階はアートギャラリーになっています。ギャラリースペースはよけいな装飾、照明レールすらないシンプルな白壁。ゆっくりと絵画に触れた後は明るいフレスコ画と太陽光がそそぐカフェでくつろぐ、というわけです。
<ステキその4・展示物>
オープン初年度はアーティストでもあるオーナーの作品を展示。同じ人が創作したとは思えない多岐にわたる作品群。絵画、人形、着物地のリフォーム小物など。特に絵画は2種類の魅力・・・抽象画と室内画(?)
abient9 ←とにかく百聞は一見にしかず
<ステキその5・コンセプト>
「古いものと新しいものの融合」が館全体のコンセプトとのことで、絵画作品にも古着リフォームにも建築にも現れています。
石を多用しているのもそんな意図があったのでしょうか。
abient ←レトロだけどポップな洗面台
ギャルリーアビアント
オープン:4月〜11月 金〜月曜日 11:00〜17:00
所在地 :北杜市小淵沢町上笹尾3332-1449 ラングラーランチより北へ約100m

2006年11月4日

パン天国

連休中日。午前と午後の用事の間が少なくて昼食をとるヒマがなさそうだったので、中継地点のリゾナーレへ。
3日から5日までは回廊(通称ピーマン通り)で収穫祭をしています。
パティオでは八ヶ岳近辺のパン屋さんがずらりと軒を連ねていました。
パン好きの私にはこたえられない企画♪
パン祭り1

会社の同僚の話によると、彼女の移住してきた15年前は八ヶ岳で焼きたてパン屋さんはめずらしく、東京に帰ったときにわざわざおみやげで買ってきたそう。
いまや八ヶ岳はパン屋さん天国だというのに、信じられない話ですね。
どのパン屋さんもそれぞれにこだわりを持っているので、競合しているようで、かえって相乗効果になっているみたいです。
パン祭り2
↑京都出身の雅な関西弁を操るフェアリーさん(長坂町)。優しい味の和製菓子パンを中心に出品。おすすめは車の中では決して食べられない、とろとろカスタードたっぷりのクリームパン。
パン祭り3
高円寺でもかなり人気だったノエルさん(長坂町)。(店名は八ヶ岳で変えてますが)。整った上品な味わいのgateau中心に出品。ラウンド型の焼き菓子は引き出物にもお勧め。
パン祭り4
今年オープンしたばかりの森の中のかわいい一軒家から早くもイベント参加を果たした「ごりらのパン屋さん」(高根町)。ごりご主人は本店でせっせと製作中とのことで、りす奥さんが出店の店番。油脂をほとんどつかわない軽くて優しい風合いの給食風食事パンを中心に出品。
パン祭り5

こんなに買い込んじゃいましたー。
しばらくは自宅でもパン天国。
パン祭り6

今日の昼食分。丸山コーヒーをテイクアウトし、清里フランクを添えていただきまーす。
パン祭り7

大道芸のおねえさんもやってきた。
ショー付きのランチとはなんてぜいたく。
短い時間でしたが大満足のお昼ごはんでした。
明日もお天気がいいようですよ。
どうぞ足をお運びください。

2006年10月31日

重ね煮をもっと知ろう!

まず口コミ情報のご紹介です。
重ね煮 お料理教室①
重ね煮 お料理教室②
こちらは9/12の「石を使った家見学会」の参加者のお一人、doriさんのブログです。
わかりやすいですねー。しかも懇切丁寧。
重ね煮はとてもシンプルでいて、語りだしたらきりがないのですが、やっぱり知ってしまった以上、ほかの人にも勧めたくなります。
ウチの会社でもまず大人気です。
「ものぐさな私にはぴったり」とスタッフ全員が言ってます。
時々ブログに遊びにくる(でもコメントは残してくれない)栄養学教授サマも「うん、私の提唱していることそのままだ。」とご満悦。
なかでも「おいしくなーれ」と呪文を唱えるのはとても大事なことだそうです。
よい言葉をかけながら相手と接するのは人間じゃない相手でもよい影響を与えることは科学的にも立証済みだそうで、「バカ」というのと「ありがとう」というのとでは水の結晶がぜんぜん違うそうです。
モーツァルトを聞かせながら野菜を育てる農法も有名ですが、同じことなのでしょうね。
ということを頭ではわかっていても、娘にこのあいだえらく低い声で思わずどなってしまったら、すごく怖がってしばらく泣きながらしがみついて離れませんでした。反省反省・・・。

2006年10月27日

パブでハロウィンパーティ!

八ヶ岳住人の間で、クリスマスに匹敵するほどの(?)隠れた盛り上がりを見せているのが「ハロウィンパーティ」。
夏の喧騒も過ぎ、稲を刈り、お彼岸の用事を済ませ、そろそろ朝晩が冷え込み始めた神無月。
忙しい時期の打ち上げを兼ねるかのように、異様な入れ込みようで、この異国の祭りを楽しみます。
いたるところでハロウィン仮装パーティが行われる、その数の多さといったら。
私は念願の大泉「アイリッシュパブ・Bull&Bear」へ。
ここはひときわ仮装のレベルが高いのです。
中途半端な格好で行ったらかえって恥ずかしい。
ハロウィン1 仮装大賞をとった「ジョニー・でっぷり」
ハロウィン3 「パブレンジャー」
ハロウィン2 あなたには誰もかないません
ハロウィン4 やよぶさんもマスターゴン大賞もらっちゃいました〜
この週末から31日までは、えほん村(小淵沢ギャラリー)リゾナーレ(小淵沢リゾートホテル)ロック(清里レストラン)などでパーティがあって、元気があれば渡り歩きたいところ。
でもランプスロッジ(小淵沢バー)のように「あれは子供の祭りだ。子供に近所を回らせて、大人は静かに見守る!」という主義の人もいて、それも立派!
さて、一度こういうパーティに参加してしまうと、来年のネタを、終わった次の日から構想を練るというのはほんとだったようですね。

2006年10月26日

大谷石の石釜パンパーティ

「石釜つくりたいんだけど」
と小淵沢の陶芸家兼パン屋のオーナー・こげら工房さんからお話があったのは夏頃。
古い外柵をばらした大谷石を分けてさしあげました。
奥さんがせっせと一人でつくり、「完成したのでパンやピザを焼いて試食する会をするんだけど、いらっしゃいませんか」とお誘いを受けて、今日お呼ばれしてきました。
6/10のブログで大谷石の石釜の設計案をご紹介しましたが、それとほぼ同じしくみでつくられたものです。
こげら石釜1 こげらさん自作古い大谷石の釜
石は直火に弱いものが多いのですが、こういう凝灰岩系のものは大丈夫です。
パーツの厚みをオーダーで自由に設定できる上、断熱効果も高く、一度熱した中の熱を長時間保つことができます。
なんといっても見た目が本格派っぽい。
レンガより断然お勧めです。
それにしてもこんな大きいの、よく女性一人で作りましたね〜。
ゴリッパ!
こげらさんの石釜は、釜の中に直接薪を入れ、2〜3時間焚いて釜の中を熱したあと、薪を取り出し、料理を入れる。
一番基本的なやり方でした。
こげら石釜2

こげらさんちの石釜は古い、形のそろってない大谷石をつかったので製作で組む際には相当苦労されたよう。
隙間があくのでセメントを塗りたくり、陶器のかけらをかませたりするなど工夫のあとが見られます。
だからこそ非常に味わいのある風合いと、何年も使い込んだような風格が出ていました。
こういう釜で焼いたパンやピザは、どうしてこんなに素朴でおいしいのでしょうか。
こげら石釜3 鶏肉のホイル焼き
これはやはりウチでもつくるしかない!
そして上手くいけば石釜キットをつくって販売だ!
その折はどうぞごひいきに。

2006年10月23日

岡崎マイブーム2

週末は岡崎の石祭りに行ってきました。
愛知県岡崎市といえば、最近では9月まで放送していたNHKの朝ドラの舞台として有名ですね。
「八丁味噌」は八丁通りに由来するこの町の特産品ですが、今回はあえて別の地場産業をクローズアップ。
岡崎は石材業がとても盛んなのです。
もともといい白御影石の産地である上、家康公時代の築城という一大事業を経て、技術が集まってきました。
今では中国製品に価格面でおされ、産業規模が小さくなってしまいましたが、品質では中国ものは岡崎産に遠く及びません。
会場は岡崎城のある岡崎公園に隣接する乙川河川敷。
「第15回岡崎ストーンフェア」とバルーンがあがり、初日の朝一だったのでマスコミ関係のヘリコプターもぶんぶん飛び、きれいな足を出したモデルのおねえさんたちが何十人もの記者やカメラマンの取材を受けていました。観光やお散歩がてら訪れる人も多くいました。
なかなか盛大ですが、これでも昔より期間も短くなり、規模も小さくなってしまったと夫は嘆いています。
だからこそ早くいかないといいものはすぐなくなってしまう。
買い付け目的の夫はつきあいのある業者さんのブースに行って話しこんだり、製品の写真をとったり真剣ですが、私と娘はすっかり一般のお祭り気分を楽しみました。
ぞう ←ぼくの上に乗っていいぞう
かえる ←かわりにカエルに乗る
地蔵 ←手のひらサイズのお地蔵さま
キティ ←ちゃんと許諾をとっているキティ。中国製品で、あやしげな人気キャラクターモドキに注意。
たぬき ←タヌキを見て、自分のおなかをたたく
ちゅー ←抽象的な2体のオブジェがチュ-してるように見えたか?
台車 ←石材運搬用の台車を押してみる
仏像 ←いいお顔ですねー
あかり ←ネオジャパネスク灯篭
子どもが石に親しんでいるシーンを撮ろうとする記者の人にお声がけいただき、娘もモデル気取り。
お昼はおやくそく、八丁味噌だれのたっぷりかかった、みそかつ定食をいただきました。
また来年もこれるかなぁ。